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「明日やろうは馬鹿野郎なんだよ!」by 山P!これは資産運用のみならず全ての判断や行動へ通じる言葉。

公開日: : 最終更新日:2021/02/10 資産運用の基礎、Q&A、基礎用語

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。

先日、友人と飲んでいる時に「いつか、こうしたいなぁ〜」という言葉を聞いた瞬間にフと出てきたセリフが・・・

「明日やろうは馬鹿野郎やで!」

でした。要は「先延ばしすんなよ!」ということを言いたかっただけなのですが・・・。

このセリフを知らない人は、これをご覧下さい。(数年前のドラマ「プロポーズ大作戦」の1コマで山下君のセリフに出てきます)

プロポーズ大作戦「明日やろうは馬鹿野郎だ」

『先延ばし出来ると思っているから、「今」を大事にせず、まぁその時が来れば、とか、いつかまた』という考え方になる訳です。人間なので何かと「逃げ口実」というものを持っていて、それを盾に物事の判断や行動を先延ばしする傾向は、誰しもありますね。(例えば、子どもの頃の夏休みの宿題とか典型的ではないでしょうか?(苦笑))

これをフッと資産運用に当てはめてみると、弊社クライントでも「金融経済に無知なので勉強してから、分かってから始めます」や「マーケットが安定してから資産運用を始めてと思います」「お金が貯まってから考えます」などという場合があります。さすがに「馬鹿野郎」とまでは思いませんが、そういう方の思考パターンを読み解くと『時間という2度と戻らない有限な「資産」を無駄にしているな』とよく感じます。

そもそも、資産運用(マーケット)において、

1.)「分かる」という事は120%あり得ない

日銀の黒田総裁もFRBのバーナンキ議長も、IMFのラガルド総裁も、著名投資家ウォーレン・バフェットも、エラい学者さんも、証券マンも、誰も「マーケット(資産運用)を分かっている人なんていない」のです。あくまで客観的なデータや過去の歴史、先々の見通しからの推定によって想定しているだけで「分かる」なんてことはあり得ません。ただ、少なくとも経済や金融基礎、あとは政治的な歴史などを学ぶ(分かる)という意味では、私の学生時代や実務経験から踏まえて、少なくとも3〜5年程度は必要ではないでしょうか?

では、3〜5年みっちり勉強してから資産運用を始めますか?それも然りでしょうが、殆どの方はしないでしょう。まして机上の空論通りにいかないのが資産運用やマーケットです。だったら学んでから始めるのではなく、始めながら学ぶというのがいかに効率的で合理的なのかがよく分かるはずです。

※資産運用は実践が先で、経済金融知識は同時に学ぶもの。2度と戻らぬ時間を無駄にしないための考え方 / 資産運用の基礎

2.)マーケットが安定する(上下のブレが無くなる)ことは120%あり得ない

マーケットが安定する=上下のブレ(ボラティリティ)がゼロなしフラットなので、リターンはゼロになります。イメージし易いようにいえば、日経平均株価が横一直線になるということです。マーケットが安定するなんてことは未だかつてありません。不安定や不確定要素、ポジティブまたネガティブな材料があるからこそ、マーケットがそれらに反応して上下にブレているだけに過ぎません。まして、例えば読みきれない「政治動向(例えば、ギリシャ債務問題やユーロ圏離脱の有無)」に関しては、当の政治家や国際政治の駆け引きなので、マーケットはそれに反応しているだけです。

もし「安定」を望むのであれば1,000万円まで元本保証の預貯金しかないので、資産運用はしない方が良いです(が、資産は一向に増えないでしょう)。

3.)お金を増やす為に投資するのに、貯まってからというのは時間の浪費でしかない

特に一般的には20代〜30代は100万円、500万円、1,000万円などまとまった資金で投資できる人の方が圧倒的に少ないです。では、彼らが資産運用出来ないのか?と言われれば、その答えは「ノー」です。『資産運用=お金がある人がやること』という完全に200%間違った考え方です。むしろ逆に「お金が無いから、将来に備えて増やすことが目的」なのです。退職後60代以降はある程度まとまった資金ができるので、その世代はその資金でまた違う資産運用をすれば良いだけです。

若い世代にとってまとまった資金がなくとも資産運用する方法は月々の積立投資です。月々1万円から始められる海外積立投資やNISA口座活用でも良いでしょう。「若さ=時間がある」というのは最大のアドバンテージに他なりません。よくよく考えてみて下さい。自分たちの年金を期待できますか?(貰えなくなることは無いまでも、きっと年金受給年齢は75歳などに引き上げられますよ。)だからこそ断言しておきましょう!間違いなく、自分や家族の将来のためにも、特に若い世代の頃から資産運用は始めておくほうが良い、と。

※「高齢者」の定義って何歳??(年金受給年齢の繰り下げ)/みんなの年金問題について

「明日やろうは、馬鹿野郎!」これは資産運用だけに当てはまる言葉ではなく、日々自分を甘やかして先延ばししていること全てに当てはまる良い格言だと思います。自分に厳しく、追い込んで、限りある人生の時間を無駄にしない為にも「明日やろうは馬鹿野郎!」と胸に刻み、毎日を大事に過ごしたいものです。





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    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

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