【マーケット(世界)】米企業初!Appleの時価総額1兆ドル(約111兆円)超え!
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気になるホットニュース(妄想・制度・規制)
こんにちは、真原です。
今回は米国株式(Apple株価推移)について。
Apple関連については、過去に何度も私のブログ記事で取り上げてきています。
ちょうど↑のブログ記事を書いたのが2017年8月末なので、約1年前ですが当時のApple株価は約160ドルでした。
1年後の現在、Apple株価は約30%上昇して「207ドル台」へ。
<Apple 株価推移 最長期間>
そして、米国企業初の快挙となる、
時価総額(発行済株式数×株価)で、1兆ドル(約111兆円)を突破
することになりました。
<Apple Market Cap 推移>(出典:MarketWatch)
Appleの時価総額1兆ドル(約111兆円)という数字がいかに、すごいのか?
は、日本企業の時価総額ランキングと比較すれば一目瞭然です。
<日本企業 時価総額トップ10ランキング>(出典:Yahoo!ファイナンス)
日本企業トップ10社の時価総額を足し合わせても、Apple1社の時価総額に及ばないということです・・・。
Apple・・・何たるデカさ、企業価値・・・。
Appleだけではなく、AmazonやAlphabet(Google)、Microsoftと言ったテック企業も追随しています(それぞれ時価総額は約8,000億ドルほど)。
<1兆ドルの時価総額へ(テック企業)>
(出典:Bloomberg)
時価総額1兆ドル突破は記念すべき喜ばしい歴史なのですが、また一方で懸念点も挙げられています。
実は、Apple(ハードウェア主体の収益)とAlphabetやAmazon(ソフトウェア主体の収益)などとは収益モデルが違うので、Appleの株価ヴァリエーション(利益成長率はAmazonの半分程度なので)利益率に対するマーケットのプレッシャーが大きく、今後一段の株価上昇に関してマーケットが懸念しているのは将来の利益動向なのです。
確かに、既にスマホ市場(iPhoneなど)は成熟市場なので、今後iPhone売上が急激に伸びていく場合や圧倒的に利益率が改善しない限り「今後のAppleが大幅な利益を得る」とはマーケットでは客観的な数字として見ていないのが現状でしょう(他のFAANG銘柄とのPERやPSR水準から)。
それでも個人的には今後もApple株は上昇していくと期待を込めて追っていますが・・・
また、海外積立投資で積立投資しているクライントには、テック系ファンドの積立投資をオススメしているので見事にパフォーマンス結果に繋がっています。
テック系企業は、今後も(善し悪しありますが)世の中をフラット化していくので、私たちの生活に浸透し続け、ますます離れることが出来ないサービス(付加価値)を生み出していくとのは言うまでもありません。
なので、個人投資家のみなさんがFAANG銘柄やFAANG関連のファンドについては中長期で積立投資していくことで、将来的に良い結果に繋がる可能性は大きいでしょうね。
また、個別銘柄への投資も1つですが、
まずは分散、積立、少額で!
がなによりも大事です。
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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
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