【信じるも信じないもアナタ次第】元号変遷『サヨナラ平成、コンニチワ新元号』2019〜20年は「不況」や「有事(戦争)」や「大災害」が起こる”アノマリー?”
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気になるホットニュース(妄想・制度・規制)
こんにちは、眞原です。
今回は、信じるも信じないもアナタ次第シリーズ。
まぁ、要は「都市伝説的」な話も踏まえ、それでもマーケットでは、
“アノマリー”
(理論、法則や季節要因などでは説明ができない事象)
として捉えてください。
「元号」が変わると「不況」や「有事」が起こる?
この小見出しの因果関係はさておき・・・、実際確かに、過去の歴史を紐解いていくと、元号が変わってから、日本が「不況(景気後退)」や「有事(戦争)」に巻き込まれているという過去のアノマリー(トレンド)があるのです。
高校時代に学んだ「日本史」をよくよく思い返してもらうと分かりますが、各時代の主な出来事を掻い摘んで振り返ってみると・・・、
「大正時代」(1912年7月30日〜1926年12月25日まで)
現代を生きる私たちからすれば遠い過去のように感じてしまいますが、第二次大隈重信内閣時の1915年(大正4年)「第一次世界大戦」が勃発し、日英同盟を理由に、日本はドイツに宣戦、中国国内のドイツの各植民地を占領したという歴史があります。
戦争(大戦)が起こると、どの時代でもそうですが急激なインフレーション(物価上昇)、シベリア出兵を見越したコメの買い占めで米価格が暴騰(=米騒動へ発展)した歴史もあります。
とはいえ、第一次大戦によって近代化を推し進めた日本では、空前の好景気に湧き、日露戦争以来続いていた政府財政難を克服することに繋がったようです。
また大正時代の大きな出来事として1923年(大正12年)には、関東大震災が発生。震災の壊滅から東京の大幅改良、インフラ拡充を行ったのもこの時代。
1926年(大正15年)12月25日に大正天皇が崩御し「大正時代」が終わりを告げる。
「昭和時代」(1926年(昭和元年)12月25日から1989年(昭和64年)1月7日まで)
世界を含めた歴代の「元号」の中で、最も長く続いた元号が「昭和」時代。
第一次大戦が終結し、日本の輸出が減少することになり、昭和天皇が即位してから1927年(昭和2年)に、銀行への取り付け騒ぎから「昭和金融恐慌」が発生。
1929年(昭和4年)10月24日アメリカ・ニューヨークのウォール街で株価大暴落が発生し、世界大恐慌へ発展。日本へも波及し、当時の濱口雄幸内閣の「金輸出解禁」によって「昭和恐慌」のトリガーを引くことに繋がりました。
1931年(昭和6年)には満州事変、1937年(昭和12年)には盧溝橋事件が発生、そして日中戦争が勃発。そして、1939年(昭和14年)第二次世界大戦が開始。
1941年(昭和16年)に、真珠湾攻撃を行い、アメリカと全面戦争(大東亜戦争/太平洋戦争)へ発展。1945年(昭和20年)8月6日に広島に原爆が投下され、8月9日には長崎へ原爆が投下され、8月15日に昭和天皇自ら「終戦の詔勅」を音読・録音し玉音放送として伝えれ、9月2日にポツダム宣言に調印、日本は連合軍(GHQ)の占領下になりました。
また一方で、1945年(昭和20年)を境に近代と現代とを区切るように言われていますが、特に戦後復興(昭和30年代/神武景気)は高度経済成長期に差し掛かり、世界第2位の経済大国にまで発展。
1950年(昭和25年)には朝鮮戦争勃発、特需景気でさらに日本の景気回復に寄与しました。
1989年(昭和64年/平成元年)1月7日に昭和天皇が崩御し、1月8日に「平成」時代へ。
戦後経済史は、不況と好景気が波のように繰り返された時代です。
「平成時代」(1989年(平成元年)1月8日から現在)
1989年(平成元年)、日本国内ではバブル景気に湧き、ベルリンの壁が崩壊、東ヨーロッパでは次々に革命が起こり共産党政権が打破、第二次世界大戦後に44年間続いた米ソ「冷戦」が終結。
1990年(平成2年)には、湾岸戦争が勃発、1991年にはソ連が崩壊、日本のバブル経済も崩壊し、「失われた10年」と呼ばれる不況下時代が続くことに。
1995年(平成7年)1月17日阪神淡路大震災が発生、同年3月20日にオウム真理教による地下鉄サリン事件が発生。
1997年(平成9年)山一證券、北海道拓殖銀行が廃業、1998年(平成10年)日本長期信用銀行が破綻。不良債権の顕在化、1999年(平成11年)ゼロ金利政策の導入。
2001年(平成13年)9月11日、アメリカ同時多発テロが発生、イラク戦争やアフガニスタン紛争など対テロ戦争をアメリカが主導し始める。
2007年(平成19年)サブプライムローン問題を引き金として、2008年(平成20年)9月15月に世界金融危機(リーマン・ショック)、ドバイ・ショック、GM破綻などが相次ぎました。
2011年(平成23年)初頭、アラブ諸国ではアラブの春によって反政府デモが起こりチュニジアやエジプトで長期政権崩壊。
日本では、3月11日、東日本大震災、福島第一原発事故が発生。ドル円為替レートが一時、1ドル=75円台を付け円高記録を更新。日経平均株価が8,000円台。
PIGS(ポルトガル/イタリア/ギリシャ/スペイン)の財政赤字の深刻化から欧州債務危機に発展、ユーロ通貨危機、
2012年(平成24年)アベノミクス開始・・・
2013年〜2018年:皆さんが経験している通りです・・・。
「平成」という時代の終わり(2019年4月30日)
「平成」を掲げる小渕元総理(当時は官房長官)ですが、当時の私の記憶はありませんが(昭和生まれですが)・・・、来年の新元号を掲げるのは現在の菅官房長官ということでしょうか。
「平成」時代は、上で見たように今上天皇在位中の1989年1月8日から現在を指しますが、現天皇陛下が2019年4月30日に退位されることで、この約30年間に渡る「平成」時代が終わりを告げることになります。
さて、目下Yahooニュースでは、30年という月日を振り返り、当時の「平成○年」というトピックで当時の流行などを取り上げていますね。
「平成」時代を振り返るのは、実際に「平成」が終わってから、新たな時代に入り、そして行く行く振り返りって総括できるのでは無いかなと思っています(「元号の変遷」は単なる人為的な区切りにしか過ぎないと思うので)。
こうして歴史を振り返ると切に感じるのは「平成」の時代が、
「日本が、平和だった(自ら戦争を起こしていない、巻き込まれていない)」
であったというのは非常に意義があることだと個人的に思っています。
もちろん本来は世界中で争いが起こらないことを切に願っていますが・・・。
時代の変遷を大雑把に掻い摘んで上でまとめましたが、「元号」が変わり、時代の変化と共に、
- 有事(戦争)
- 不況(景気後退)
- 大災害(天災)
が多数発生している「アノマリー」があるのは事実です。
きっとこれらを見て、無理やりこじつけている!と揶揄する人もいると思いますが、誰にもきちんと説明できないもの、「アノマリー」とはそういうものです。
やはり、元号の変更後以降、個人的に最も恐れているのは、
- 有事(戦争)
です。
特に昨今のグローバルに政治経済を見つめると、その「緊張感」が高まってしまっているというのを主観ですが、ヒシヒシと感じるのです。
「政治と経済は裏表の関係」なので、資産運用を考える際には国際政治動向は切っても切り離せない情報なのです。
自分自身の「資産」と、「国(保管場所や通貨)」は、しっかり切り分けて考えましょう。有事が起こらなくとも、他の事由(デノミや預貯金税や預金封鎖など)国と心中する必要は無いのですから。
さぁ、年末年始、いよいよ「時代」の変遷を感じる、年末そして年始に差し掛かっていくことでしょう・・・。
このアノマリー、信じないも信じないもアナタ次第・・・。
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