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グローイング・フロンティア株式ファンド

こんにちは、眞原です。

今回は、2017年6月12日SMBC日興証券から新規設定販売される投資信託(ミューチャル・ファンド)『グローイング・フロンティア株式ファンド』の情報です。


(出典:SMBC日興証券 HP)

さっそく特徴から確認していきます。

このファンドの特徴は、

・フロンティア諸国企業の株式(未上場株、DRも含む)

です。

世界は広し・・・「投資の世界(投資対象)」で区分すると大きくは、「先進国」「新興国」、そして今回の「フロンティア諸国」という3つの括り方があります。

具体的にこの投資信託(ミューチャル・ファンド)が投資する「フロンティア諸国」がこちら。

大雑把かつ簡単に言うと、新興国と同じように「今後、飛躍的に経済成長率が見込める諸国」のことを指しています。

諸々の異なる条件をもとに「新興国」と「フロンティア諸国」という括り方をしているようです。

そして、「新興国」と「フロンティア諸国」の規模や国地域別に投資環境の違いを表しているのがこちら

この投資信託(ミューチャル・ファンド)が組入銘柄に入れるようなフロンティア諸国の企業への株式投資では「市場規模」「流動性」「政治事情(ポリティカルリスク)」「地政学リスク」などへの抵抗が脆弱なので、その点リスク(上下のブレ幅)が大きくなってきます。

とは言え、ここまで確認しても、投資をしてリスク・リターンを取るイメージがあまり持てない人が多いと思うので、この投資信託(ミューチャル・ファンド)が投資対象としているフロンティア諸国の約半分である30カ国で構成されているMSCI Frontier Markets Index (USD) のパフォーマンス推移を確認してみます(上の黒文字諸国)。

MSCI Frontier Markets Index (USD)
の累積パフォーマンス推移(May 2002-Apr 2017)>


(出典:Factsheet)

上の青色チャート「MSCI Frontier Markets」黄色チャート「MSCI ACWI + Frontier Market」緑色チャート「MSCI ACWI」です。

青色チャート「MSCI Frontier Markets」のパフォーマンスが相対的に良くなる理由は上で述べているように「リスク(上下のブレ幅)」が大きく、結果的に「上振れリスク」が大きかったからということです。

この投資信託(ミューチャル・ファンド)へ投資を考える投資家にとって注目した方が良いのは、08−09年での青色チャート「MSCI Frontier Markets」の大幅な下落調整(下振れリスク)の落ち幅(最大下落率67.44%をマーク)

その後、緩やかにではあるものの、右肩上がりに伸びて、他の2指数を上回る推移です。

年間平均リターンでは、

青色チャート「MSCI Frontier Markets」:8.33%
黄色チャート「MSCI ACWI + Frontier Market」:7.22%
緑色チャート「MSCI ACWI」:7.26%

となっています。

「MSCI Frontier Markets」具体的な組み入れ国などがこちら

国別には、

その他:38.71%
アルゼンチン:18.13%
クウェート:17.11%
ベトナム:9.17%
パキスタン:9.1%
モロッコ:7.78%

という具合です。

2017年6月にはパキスタンが「新興国入り」をすると期待されています。また、次いでアルゼンチンも新興国への昇格が視野に入っているようです。

仮に、フロンティア諸国から新興国へカテゴライズされると、他のインデックスへの組み入れとなるので「資金流入」の後押しとなってきます。

上では、あくまでも「MSCI Frontier Markets Index」を具体的に見てきました。

さて、今回このSMBC日興証券が販売する投資信託(ミューチャル・ファンド)では、このMSCI Frontier Markets(30カ国)に組み入れられていない他のフロンティア諸国(約24カ国、上の青文字諸国)からも企業銘柄を選択して最終的に60−80銘柄で運用されます。

同フロンティア諸国株式への投資戦略で運用されている投資信託(ミューチャル・ファンド)の参考ポートフォリオがこちら

今回のこの投資信託(ミューチャル・ファンド)は、新興国資産以上のリスク(上下のブレ幅)をとって、積極的に運用したいという個人投資家が投資する投資信託(ミューチャル・ファンド)ですね。

仮に1,000万円など一定金額を一度に投資する場合には、中長期投資というよりも、ある程度の上昇下落を見極め一定の利益確定と損切をしていく判断が求められます。

また当然中長期でコツコツと運用を考えている個人投資家にとって、このような「リスクが大きなファンド」は積立投資で投資する方が良いです。

ちなみに、海外積立投資の積立投資先ファンドでは、MSCI Frontier Markets Index (USD)をベンチマークとして運用し、そしてこのインデックスよりも遥かに良いパフォーマンスを上げて運用しているファンドへの積立投資ができます。

リスクが大きいこのような資産に関しては、1,000万円などを一度に短期で一括投資するのではなく、中長期投資でコツコツとドルコスト平均法複利運用を活用して積立投資する方がリスクを抑える為にも良いというのはいうまでもありません

※「ドルコスト平均法」とは

※「複利運用」と単利の違いとは





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    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

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