三菱UFJ外国債券オープン(毎月分配型)
公開日:
:
最終更新日:2021/02/09
日本の投資信託(ミューチャル・ファンド)やETF
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。
今回は既に運用されている投資信託(ミューチャル・ファンド)の『三菱UFJ 外国債券オープン(毎月分配型)』の情報です。
それでは、まずは基準価額の推移から確認しましょう。
【基準価額】8,918円(10/6時点)
【純資産総額】1,221億円
【分配金累計額】6,680円
【分配金/月々】30円
2002年から約13年間の運用において年間平均リターンは約3.4%止まりです。ましてベンチマークに負け続けている(ベンチマークを上回るパフォーマンスを上げられていない)時点で、完全に運用が下手なファンドというのが分かります。
また非効率な毎月分配型なので月々47円の分配金のうち約63%は過去からのリターンの取崩となっているので、分配金以上にリターンが上がらない以上は単に基準価額を下落させていく要因になりますね。
それでは、このファンドの特徴を確認します。シンプルに1つ、
・日本を除く世界主要国の債券への投資
です。
具体的なポートフォリオがこちら
ファンド運用開始時の2002年から2008年までは米国でも1%~5%程度の金利が付いていたので、このファンドにとっては追い風だった期間ですが、その後の金融危機後(リーマン・ショック後)からはまだ実質ゼロ金利下が続き、欧州各国も同様に先進国の国債に金利が付かない環境になっています。
純資産総額の推移を見ても分かりますが08年以降減少傾向にあるのが顕著ですね(運用が悪いから解約が相次いでいるのも確かな理由でしょうけれども・・・)。今となっては明らかに投資環境が悪い中で何とか運用し続けているファンドという印象です。
個人投資家にとって「二度と戻ってこない投資時間をこのような日効率な毎月分配型の投資信託(ミューチャル・ファンド)へ投資しているのは時間がもったいない」ので利益確定が出来る現状で売却していおきたいものです。
上でベンチマーク(指標)について触れましたが、このようなベンチマーク以下で運用されている投資信託(ミューチャル・ファンド)はまず見直すべきでしょう。一方、オフショアファンド(ヘッジファンド)ではこのような投資信託ではないためベンチマークなどはなく、株式や債券などの市場動向に左右されないような運用で「投資家の資金がどれだけ殖えたか?」という絶対収益型です。運用方法が大いに異なるからこそ同じ期間投資していても投資効率の差が生まれてきます。
見せかけのリターンを求めるのか、絶対収益を求めるのか?「時間」は二度と戻ってこないのでしっかり考え行動したいものです。
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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
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