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【最新版】2018年世界最強パスポート王座決定!VISA無し渡航し放題のパスポート保有国ランキング

公開日: : 海外居住者の資産運用, 海外情報

こんにちは、眞原です。

今回は今年に入ってから2度目の「ノービザ渡航可能パスポート国情報」

もちろん同ランキングを出しているのは、旅行情報で世界の中でも最も正確なデータベースを持つHenley & Partnersが出している「Henley Passport Index(世界最強パスポートランキング(=ノービザ渡航可能国のパスポートと国数)」です。」

実は、今年の3月に本ブログでまとめましたが↓・・・、

2018年世界最強パスポート王座決定!VISA無し渡航し放題のパスポート保有国はどこだ?

このランキングとVISA無し渡航可能国の情報がアップデートされたようなので、今回改めて取り上げてみます。

早速、これが最新版のノービザ渡航可能国数そのパスポートを持つ国です。

1位:Japan(日本)/189カ国
2位:Germany(ドイツ), Singapore(シンガポール) /188カ国
3位:Finland(フィンランド)、France(フランス)、Italy(イタリア)、South Korea(大韓民国)、Spain(スペイン)、Sweden(スウェーデン)/187カ国
4位:Austria(オーストリア)、Luxembourg(ルクセンブルグ)、Netherland(オランダ)、Norway(ノルウェー)、Portugal(ポルトガル)、UK(イギリス)、USA(アメリカ合衆国)/186カ国
5位:Belgium(ベルギー)、Canada(カナダ)、Denmark(デンマーク)、Ireland(アイルランド)、Switherland(スイス)/185カ国

(出典:Henley & Partners HP

国連加盟国193カ国、日本が「国」として認めている196カ国を考えると、日本のパスポートでノービザ渡航できる「189カ国」というのは、とても利便性が高いといえます。

ただ、上位ランキングを見ても分かるように、違いはたかだか1〜4カ国程度(実際にVISAが必要なそれらの国に赴く機会がどれほど高いのか・・・?)と考えると、結局上位ランキングのパスポートでは1位であろうと10位であろうと大差ないだろうというのが個人的な正直な感想です・・・。

さて、今後も何があろうと「国境など関係なく移動、定住、労働できるグローバリゼーション時代(ヒト・モノ・カネがクロスボーダーする世界)」は続き、ますます拡大していくと思っています。

例えいくらトランプ大統領が関税どうのこうのと言ったところで、多額の課税競争になって困るのは米国のグローバル企業そのもの(例えば、ApppleのiPhoneは中国での部品生産が多かったり・・・など)

ちなみに、1991年のソビエト連邦消滅頃から本格的に現代版の「グローバリゼーション(ヒト・モノ・カネがクロスボーダーする世界)」が拡大し始めたと言われているので、たかだかまだ27年程度の「グローバルな動き」でしかありません。

http://toushin-shisan.net/2016/09/post-5591.html

この27年間、もちろん世界中の「富」の総数は増え、海外旅行する人も数も爆発的に増えています。

特に「富を得ている中国人の大旅行(大移動)」は、母数も違えば、実際のその桁が違いますよね。

かたや一方、(不自由なパスポートホルダーである)中国人と同じアジア圏に住んでいて「最強のパスポート(世界一ノービザ渡航できるパスポート)を持つ私たち日本人」で世界へ飛び立つ人の数は「横ばい」

<訪日外国人旅行者数・出国日本人数の推移>(出典:官公庁 HP)

上の推移で右端2017年の日本人海外旅行者数(黄色グラフ)は「1,789万人」

年度ごとの推移を見ても「横ばい」

そりゃー、「グローバルスタンダート(世界標準)や各国や各都市との相対的な違い」を知る日本人の母数は爆発的に増えないし、むしろ「内向き志向が台頭」しているそうなので、「(自らの経験として相対比較なく盲目的に)日本(日本人、日本のサービス、日本の◯◯☓☓)だけが最高!!」なんて寝ぼけた感覚を持つ人が増えていくのでしょう・・・。

さて逆に、安倍政権下になってから、日銀が金融緩和という名のもとの金融政策をしている結果、世界的に見て「日本円が安い(=日本円の価値が下落)」なので、水色の「訪日外国人旅行者数」が急増している状況です。

「国内誘致(旅行産業)」で稼ごうという日本の方針は、まさに「新興国化」だと個人的には思いますが(つまり、観光立国を目指すという聞こえの良い政策ですが、やっていることは日本円を安くして外国人を日本に誘致しているだけ(それでも人口減を補うように年間GDP押し上げに寄与しているが)」。やっていることは、国外で稼げない新興国がやっている政策と変わらない)。

あーだこーだ書いている私も、実は訪れた国の数はたかだか知れています(1カ国や1都市での長期滞在の方が多い)。

でも、世界中のどの大陸にも友人と呼べる人たちがいる。情報を常々交換している。

実は、先月は欧州圏(ロンドン、ノルウェー、ズーリック、パリ、リガ、タリン)を周りましたが、

そこで感じたのは、

「(日本円でしか稼げていないと)日本人は、実に貧しい」

ということ。

http://toushin-shisan.net/2015/08/post-3092.html

物価の感覚で言えば、日本円換算すると

ズーリック:約5倍
ノルウェー:約3倍
ロンドン:約3倍
パリ:約1.5〜2倍
リガ、タリン:約1.5倍

です。

もちろん各国の税率などが違うからという側面も見逃せないものの、あっという間にビンボー(出費拡大)になる感覚をおぼえました。

物価の話でいうと最近、香港人や中国人の友人に聞きました。

「中国人の女の子が彼氏に求める月収ってどれくらい?」

と。

中国は莫大な土地を持つ国なので、省や都市にとって世界が違っているようですが、少なくとも海側(都市圏)に住む中国人の女性(ハイサラリー志向)がパートナーに求める「月収」は、

「人民元(CNY/RMB)50,000(=JPY860,000)」

程度を求めるそう。

また、平均的な志向の中国人の女性がパートナーに求める月収は、

「人民元(CNY/RMB)30,000(=JPY520,000)」

程度を求めるそう。

これは複数人に聞いて、おおよその数字がこれくらいなので、中国の「ミドル〜アッパー層」は、確実にリッチになっていっています。

これくらい月収ベースで稼いでいれば、そりゃー海外旅行に行っても「物価高いから、買い控えよう」なんて思わないし、まして、日本に来れば「安い」と感じて爆買いするのも頷けます。

そして、中国人の彼らの中でも特に今のミレニアム世代は、ますます海外志向を強め、海外を飛び回っているので「多様性」を身に付け、相対比較をし、海外でも稼ぐ術を考え、「中国国内の為替リスクや資産リスク」を回避する方法も実行し、また一部はグローバルに闘える人材が育っていくのだと痛烈に感じます(Overseas Chinese慣習もありますし)。

同じ「アジア圏」の日本・・・、「為替(変動)がリスク」なんてトンチンカンなことを言っていないで、むしろ中国を見習って

「1つの通貨(日本円)しか持たないことこそリスク」

といち早く気づきましょう。

【資産運用基礎】超基礎!「外貨保有はリスク(キケン=ソンする)」という大間違い

現に安倍政権下になってから、USD/JPY為替は約20%下落(日本円の価値が下落)、その間に極端な話可処分所得は20%も増えていないですよね?

為替下落(輸入品価格高騰)している分を補う上で企業は最終商品(消費者が買う商品)に価格転嫁するし、ましてその間に各種税金や社会保険料もアップしているので、大多数の「日本円しかサラリーがない/日本円しか稼ぎがない」日本人にとっては可処分所得が圧迫されている事実に気づかないと行けません。

そういう「日本円の為替リスク」を回避するには「外貨資産」を持つ必要があります。

また、他国を知って相対比較しないと実体感として中々気づきません。最強のパスポートが宝の持ち腐れにならないことを願うばかりです。

僕も積極的にもっと各国を回り、多様性を養うと共に近い将来住みたい国や都市を見つけたいと思います。





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    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

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