アートコレクターは要チェック!故D・ロックフェラー保有アートコレクション2,000点が来春競売へ!
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こんにちは、眞原です。
アート好き(アートコレクターやアート投資)、そしてオルタナティブ(代替投資)を好む個人投資家は要注目です。
かの有名な第3代ロックフェラー家当主かつ世界的な超富裕層銀行家で、今年3月に他界したデービッド・ロックフェラー氏(と奥様)が所蔵していた芸術品、家具、装飾品などアートコレクション約2,000点(印象派、後期印象派、現代美術の芸術作品、英国や欧州の家具、アジア美術など様々なアート)が2018年春に競売大手CHRISTIE’Sのオークションに出品されるそうです。
故D・ロックフェラー氏について知らない方は、まずはこちらの記事から↓
※銀行家の中のビリオネア銀行家デイヴィッド・ロックフェラー逝く〜世界パワーバランスの行方〜
<The Collection of Peggy and David Rockefeller>
(出典:CHRISTIE’S HP)
D・ロックフェラー氏は生前に「富の大半を文化、教育、医療、環境などに捧げる」と述べていたそうで、オークション売上は慈善団体に寄付されるそうです。
また、息子のD・ロックフェラー Jr.氏(出典:同上)は、
「父と母が生涯を通じて収集した芸術品を世界と分かち合うという父の望みをかなえ、John D Rockefellerによって初めて創られたロックフェラー家の伝統である慈善活動に活用できることを誇らしく思う」
と述べています。
いつも思いますが、特に米国、欧州の「超富裕層」や「富裕層」は、自分たちが富栄えたぶん、他界した後や後世には多額の規模の資金で、
”社会貢献(社会還元)”
を必ずしています(キリスト教思想の現れでもあると思いますが・・・)。
本当に素晴らしい考えと行いだといつも思います。
それでは最後に、David Rockefellerが遺しているメッセージを見ておきましょう(こんな感じの意訳です)。
”最後には、Peggyと私にとても多くの喜びをもたらしてくれた、これら全てのアートが世界へ舞い戻り、願わくば、私たちがこれら全てのアートから得られた同じような満足感や喜びを得られる新たな管理者の元で再び管理されて欲しい”
夫婦で世界最高峰のアートを所有し、それらを愛でながら人生を過ごし、最後には、それらがまた社会に戻されて、同じような「喜び」を他者に感じて欲しいと願うというのは、純粋に素晴らしいなと思う訳です。
是非、アートコレクションをしている方、アート好きの方は、David Rockefeller所有のアートへ入札されてみてはいかがでしょうか?
The Collection of Peggy and David Rockefeller to be sold to benefit charities
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