世界を動かすビルダーバーグ会議の2017年開催地と日程がようやく公表
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最終更新日:2021/02/09
気になるホットニュース(妄想・制度・規制)
こんにちは、眞原です。
今回は意外と好評な「信じるか信じないかはアナタ次第(国際金融、陰謀論、ゴシップなど)」シリーズ。
実は私自身、国際金融や金融システムと政治の関係、さらに世界の歴史を学べば学ぶほど、
”あぁ、この世界を動かしているヒト(正式に表立って出てこない人たち)っているんだなぁ・・・”
と勝手に思っているクチです(どうもこういう話をすると、特に世界の歴史や日本と世界の比較ができない薄い知識の人は単に陰謀論で片付けてしまっていますが・・・)。
とは言え、中長期での資産運用、まして「自分の人生」に関わってくるような「政治」「外交問題」「経済システム」「情報(IT)」「技術」「学問」あらゆることは、自分の日々の生活うんぬんというよりも、それを決めている人たちによって、意識的無意識は別として決められている(方向付けされている)と考える方が合点がいきます。
さて、今回は絶対に日本のニュース(NHKや民放7時のニュースなど)には取り上げられない「世界を動かしている会議」と言っても過言ではない、
「ビルダーバーグ会議(The Bilderberg Group, Bilderberg conference, Bilderberg Club, Bilderberg Society)」
について。
ごく一般的には見聞きもされないこの会議、実は1954年から毎年1回開催されています(1970年代頃からようやく一般的に知れ渡るようになったそうですが、何せこの会議において日本は蚊帳の外)。
歴代の「議長(Chairman)」を見ておくと、
・Prince Bernhard of Lippe-Biesterfeld(ベルンハルト王配/オランダ (1954–1975))
・Alec Douglas-Home,Baron Home of the Hirsel(サー・アレック・ダグラス=ヒューム/イギリス (1977-1980))
・Walter Scheel(ヴァルター・シェール/ドイツ(1981-1985))
・Eric Roll, Baron Roll of Ipsden(エリック・ロール/イギリス(1986–1989))
・Peter Carington, 6th Baron Carrington(第6代キャリントン男爵ピーター・キャリントン/イギリス (1990–1998))
・Étienne Davignon, Viscount Davignon(ダヴィニオン子爵エティエンヌ・ダヴィニオン/ベルギー (1999–2011))
・Henri de Castries, 5th Count of Castries(アンリ・ドゥ・キャストゥル/フランス (2012~))
特に英語表記でのそれぞれの名前でググってもらえれば分かりますが、彼らの経歴や役職は実に興味深いです(元々ビルダーバーグ会議は冷戦期にNATOとソ連の橋渡し的な役割もしていたそう)。
さて、この会議の参加者と、どのような会議なのかと言えば、
世界的な影響力を持つ政治家や官僚、多国籍企業・金融機関の代表やヨーロッパの王族、貴族の代表者など(2/3が欧州から、1/3が北米から、1/3が政治関係者、残りは他産業から)約120−150人の政財界のリーダーたち(重荷金融、学問、メディア産業)が招集され、北米や欧州の各地で会合を開き、世界が直面しているインフォーマルな大規模な政治経済や環境問題等の多様な流行や国際問題についての議論国際問題について討議する完全非公開の会議
とのこと。
そして、このビルダーバーグ会議の参加者には ”Chatham House Rule”、
「参加者は会議中に得た情報を外部で自由に引用・公開することができるが、その発言者を特定する情報は伏せなければならない。」
という厳格なルールが適用されています。
そして、
”There is no detailed agenda, no resolutions are proposed, no votes are taken, and no policy statements are issued.”
なので、参加者の誰かがウッカリや故意にバラしたり匿名でマスコミにもリークされたりしない限り内容に関しては「完全非公開」なのです・・・。
各年に議題に上がったトピックは公式HPでアップされていて、昨年2016年にドイツのドレスデンで開催された際の議題がこちら↓
さて、2017年のビルダーバーグ会議の開催日時がようやく決まりました。
(出典:The Event Chronicle)
公式ホームページ上でもずっと2017年の日時と場所の公表がなされておらず個人的にはやきもきしていましたが、数日前にようやくビルダーバーグ会議公式HPで情報が更新されました。
(出典:Bilderberg Meeting HP)
2017年の開催日と開催場所は、
6月1日−4日、Chantilly VA, USA
にて開催。
そのホテルは(上の写真)、
Westfields Marriott Washington Dulles
とのこと。
あしもとで米国トランプ大統領の弾劾裁判の噂も立ち込めるアメリカ政治の中心Washington D.C.からわずか約40キロのVerginia州のMarrriott Hotel。実に興味深い開催地です。
どういう議論がなされるのは、一般時の私たちには皆目検討もつきませんが・・・
実は、過去にこのビルダーバーグ会議に参加しているメンバーの中で、高確率で??「大統領」や「首相」などの国の主導者になっている実例が複数あるのです・・・。たまたまそうなったのか、はたまたこのビルダーバーグ会議が影響しているのか・・・。
過去を遡れば、米国のビル・クリントン元大統領、英国のブレア元首相・・・
極めつけは、2014年のビルダーバーグ会議に招集された、
<2014年ビルダーバーグ会議参加メンバーの一部>
(出典:同上)
「おや?」っと思った人、鋭いですし、国際政治経済情勢をキャッチしている人でしょう!
そうです、つい先日フランス大統領選挙で大統領に就任したMacron Emmunael(マクロン)大統領。
ほほー!!Macron大統領誕生は、偶然か?必然か?
と個人的にはアレコレ勘ぐって妄想してしまいます。
最後に、ビルダーバーグ会議のコアメンバーを中心とした企業などを含む相関図を昔ZeroHeadgeがまとめていたので、こちらで紹介しておきます。完全に「利害関係が絡まった」網の目です。
ビルダーバーグ会議、実はロックフェラーとロスチャイルドも関わる構図・・・これだけ多国籍企業の網の目ですから。
そう言えば、今年3月にDavid Rockfellar氏が逝去されて初の2017年のビルダーバーグ会議なので、例年とまた異なる何かがあるかもしれませんね・・・。
※銀行家の中のビリオネア銀行家デイヴィッド・ロックフェラー逝く〜世界パワーバランスの行方〜
<ビルダーバーグ・グループとその関連企業など相関図>(出典:ZeroHeadge)
ビルダーバーグ会議メンバーの数人が、この世界すなわち、私たち世間一般人の生活や経済、政治、資産運用に対して影響を及ぼし続け、動かしインパクトを与えている・・・なんて、
信じるか信じないかはアナタ次第・・・。
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