K2 Partners 事業リスク対策保険

規制と正義のお話

公開日: : 最終更新日:2021/02/09 気になるホットニュース(妄想・制度・規制)

こんにちは、眞原です。

今回は、資産運用全般の話から少し離れて、ふと思う「規制と正義」について。

金融業界は規制と規制緩和の嵐

私は他の業界の規制や法律には門外漢なのでどうこうは言えないものの、

日本はひどいの一言ですが、世界的に見ても、金融業界は規制がやたらと多いし、金融サービサーは常に規制と闘っている(例えば、インサイダー取引などであれば逮捕されますし、一般的な他業界サラリーマンより規制や法律に敏感な人が多いのも事実

そして、おおかた何のための?誰のための?規制なのか、本質的意味不明なものも多い。

どーせそういう規制を作っているのは、アタマの良いお役人や政治家なので、彼らの既得権益や横並び主義の延長上にあるようにしか思えないけれど、そういう規制に限って、世間一般的に耳当たりの良い「投資家保護のための・・・」とか、「個人投資家のために・・・」とか、官僚的なまろやかな言葉がアタマやお尻についている事がしばしば。

規制と規制開放(放任)の良し悪しは、これまでもずっと言われ続けている議論ではあるものの、私のスタンスとしては今のような過度な規制やお上があれこれ介入してクチ出ししてくることが嫌いなので、規制強化がある度に苛ついています。

そして、その規制を作る元凶となっているモラルない人たちのマインドに対しても。

各人がモラルを高位に保てば過度な規制は要らないのに。

さて話は飛びますが、なんやら、今の日本政府内では「出国時に税金を課す動き(他国もやってるから、とか単純な理由で?)」になっているそうです・・・。

結局、規制(や法律)は勝手に作られ、施行され、最も被害を受けるのはそれを知らない知ろうとしない国民でしかありません。

「休眠預金(銀行で動いていない口座)」が国に活用(?)されるらしい

金融業界においては、とっとと旧体制の既得権を守ってきている多くの規制は撤廃して、もっと放任主義にする方が良いというのが私の持論。オバマ前大統領のせいで、金融業界の規制は世界的に強化されて、迷惑極まりない負の遺産を残して任期を終えた大統領だというのは言うまでもない。

もっとも規制緩和なくして、まともな競争も生まれないし、過度なそんなしょうもない規制(国内企業や産業を守るため)のために、まっとうなサービスが国内の投資家に届かないことの方がアンフェアだと強く思います。

常に、それぞれの正義の闘い

規制を作る側(お役人や政治家)とそれを嫌だという側(企業側、消費者側)。

どちらも双方のそれぞれの「正義(何かしらの利害の理由)」があって、結局そのせめぎ合いの結果です。

特にビジネスを進める上では「自分の正義をどこまで押し通すかの結果」がビジネスの成果になっていることでしょう、どの業界でも。

例えば、昔に耐震偽装という事件がありましたが、当時モラルとして大丈夫だったのか、はたまた知っていてそう偽っていたのか、実際客観的に見て問題があったのかなかったのか・・・など、結局当時の事件を見ると「当局からそれはダメだ!」ってことになりましたが。

例えば、金融業界でも同じことで、「これまでは、毎月分配型の投資信託(ミューチャル・ファンド)の販売は問題ない」としてきた、とうの当局が急に手のひら返しで「毎月分配型は投資家のためになっていない!」というアコードを金融業界に押し付けだしているという事実を、投資家自身が知っているかどうか。どちらの正義が、本来の自分自身たちのためになっているのか・・・。

もっとも「当局の正義」ほど、さじ加減具合でアレコレひっくり返してくるのはたまったもんじゃないですけれども・・・。

結局は医療業界、医薬品業界、コンビニ、飲食、不動産、化粧品、データ商材などなど、結局はなんの業界やプロダクトでも「それぞれの正義の闘い」ですよね。

情報の非対称性と個人金融サービス

そんなことをふっと思うのでした。



オフショア投資入門書(マニュアル)を
無料進呈します

オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。

過去10年間に渡り年間平均10%以上のリターンをあげている海外の投資情報を、実名を用いて載せています(日本には存在しないファンドです)

関連記事

【財政問題】「国債」がリスクウェートゼロで無くなるかも!?(金融機関へのダメージ)

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回のブログでは、日本の

記事を読む

【マーケット】2019年3月迄にマーケットクラッシュに繋がり得る「3つの大きなマーケットリスク要因 その①.」〜サウジアラビアと米国の軋轢(石油危機勃発の恐怖)〜

こんにちは、眞原です。 先日書いた下記の記事について、皆さん「マーケット・クラッシュ(下落時)

記事を読む

各国予算別比較!止まらない日本の少子高齢化!社会保障費増大には増税と国債発行で対応しゆくゆくはマイナンバー制度で資産把握から・・・?

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回のテーマは財政問題に

記事を読む

2017年、世界を動かす第65回ビルダーバーグ会議で何が議論されたのか?

こんにちは、眞原です。 今回は、好評な「信じるか信じないかはアナタ次第(国際金融、陰謀論、ゴシ

記事を読む

第1回フランス大統領選挙後にユーロ高になった理由は?(次期フランス大統領は5/7に決定)

こんにちは、眞原です。 落ち着きを取り戻している為か、今週初め(4/23)にフランスであった第

記事を読む

不都合な日本社会の未来〜2030年、現行の社会保障(支え合い)は限界へ〜

こんにちは、眞原です。 今回は、少子高齢社会の中での「日本の未来と年金制度(社会保障制度)」に

記事を読む

「永久債」や「50年債」とは?(くすぶり続ける日銀ヘリマネ出動と高齢化社会日本の国債問題)

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今日は日銀金融政策決定会

記事を読む

1世帯の金融資産が過去最高の1,798万円でも、16年前から続く銀行預金ゼロ金利のままでは増えるワケがない。

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回は総務省発表データか

記事を読む

米大手製薬会社Pfizerの買収の動き〜製薬業界とバイオテック業界〜

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 昨晩(5/16)に米国の

記事を読む

中長期投資家は焦るべからず!マーケット暴落は完全に「想定内」

こんにちは、眞原です。 今回は「マーケット全般」について。 先週末から今週始めにかけて、

記事を読む

  • リアルタイム無料コンサルティング受付中お申込みはこちら

  • 『最新投資情報』と 『オフショア 投資情報』を具体的なファンド名を 用いて公開中。

      メールアドレスを入力後『登録』を押してください。

    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

    • k2-holdings.jpg
      k2-investment.jpg
      k2-assurance.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      goldmember_banner.jpg
      生命保険相談バナー
    • まだデータがありません。

    PAGE TOP ↑