「休眠預金(銀行で動いていない口座)」が国に活用(?)されるらしい
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富裕層の資産運用, 気になるホットニュース(妄想・制度・規制)
こんにちは、眞原です。
タイトルの通り、
政府が「休眠預金口座(金融機関に預金として預け入れたままで長期間その口座へ預金者側から入出金などの取引が行われなくなり、金融機関側から預金者への連絡も取れなくなった状態の預金口座)を活用する」
そうです。
2016年12月にこの「休眠預金活用法」が成立して、その実施に向けて動き出したということのようです。
(出典:FNN)
このように「審議会」が開催されて議論されているようですが、見る限り「年長者」しかいない会合で、年長者や高齢者の知識や経験などから議論が行われるようなので、休眠預金が活用されるとしても、今の政治と一緒できっと若者にとってのメリット享受とは程遠い活用方法が話しあわれるのだろうなーと思います(議論の透明性の確保が必要との意見があるそうですが・・・)。
政府は、財源を700億円規模と想定して、民間の公益活動への助成に充てる予定らしく、2018年秋頃の運用開始を目指しているそう。
つまり、2018年秋頃までには、「眠らせている預金口座(休眠口座)」については、ある意味で、国が使っていくということ・・・。
どうやら「休眠口座の定義」は各金融機関によって違っているそうなので、もし、
「実は預けっぱなしの預金口座がある(けど出入していない=動かしていない口座がある)、家族の口座が休眠口座だ」
という人がいれば、まずは確認して出し入れないし、しかも預けていても金利が付かない以上、今後を考えるとまず資産運用に回す方が良いでしょう。
※1世帯の金融資産が過去最高の1,798万円でも、16年前から続く銀行預金ゼロ金利のままでは増えるワケがない。
とは言え、足元では銀行口座から引き出して「タンス預金」にしている人も増加傾向にあるとかどうとか・・・。
※タンス預金が3年で30%増加の理由は財政問題(将来の増税)とマイナンバーでの資産把握
「休眠預金口座活用」の他にも、勝手に法律や規制が作られ施行され、気がついたら身動きをとろうにも取れなくなっているということはここ数年の動きを見ていても感じるので、しっかり「資産分散」「国内外での金融機関分散」も使い分け、自分の資産を守れるようにしておきたいものです。
ちなみに、法曹界に30年いらっしゃった方からお話を伺いましたが(もちろん彼の自論)、今まさに成立されそうになっている「共謀罪」に関する組織的犯罪処罰法改正案ですが、オリンピックのテロ防止云々というタテマエらしいですが、彼いわく「マイナンバー制度とのセット」で「資産把握+課税強化」のための切り札だと言っておりました。嘘か誠か・・・。
自分の資産は自分で守りましょう。
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