K2 Partners ビジネスパートナー募集中。証券マン、保険マン、FP、会計士、不動産コンサルタントなど

タンス預金が3年で30%増加の理由は財政問題(将来の増税)とマイナンバーでの資産把握

公開日: : 最終更新日:2021/02/09 気になるホットニュース(妄想・制度・規制)

こんにちは、投資アドバイザーの眞原です。

今回は「タンス預金増加」のニュースについて。

ちょうど2016年12月にも同じような内容の情報を発信したので記憶に新しい方も多いと思います↓

※タンス預金が78兆円を突破!でも、新円切替リスクには未対応では?/投資と社会事情の関係

すでに昨年末に日銀によれば78兆円を突破しているので、今回の日経新聞報道での43兆円(第一生命経済研究所の資産)の数値と合わないのですが、手元に置く「タンス預金」であろうと、金利がゼロの銀行預金とほとんど変わりません。

いずれにせよ、年々「タンス預金そのもの」は増加中とのことです。

(出典:日経新聞Web版)

タンス預金にする理由としては、

日銀の「マイナス金利」

と思われがちですが、

預金者がリスクと感じている本丸は、

・先行きの日本の財政懸念
・マイナンバー導入によ銀行預金紐付け「資産把握」

です。

盗難や自然災害リスクは高くなるものの(+保管の為のセキュリティー代金が高くなるものの)、銀行預金や証券会社で資金を置いていてマイナンバーで紐付けされるくらいであれば、手元に置いておこうという心理が働いているそうです。

確かに資産把握をされたくないというのは、一定の富裕層であれば当然の考えでしょう。

※さぁ10月!いよいよ「マイナンバー」通知開始!〜資産把握≒増税+デノミ+預金封鎖への道〜 / 制度・規制・法律・金融政策

いくら手元に置いていても、日本円の信任(政府や日銀が担保)が失墜することになれば、日本円は紙くず化するのは目に見えているので、タンス預金は正直賢い選択ではないというのが私の感想です。

政府や自国通貨を信じていない、例えば中国やブラジルや他の新興国では、いかにすれば

”海外へ資産を逃して、自分資産を守れるか?”

を富裕層のみならず一般的な人も考え実行しているので、ようやく一定の日本人も「まずは、銀行預金に置いているより、手元に置いておく方がマシ(マイナンバーで国に資産を把握されるよりもタンス預金の方がマシ)」という考え方の人が増えてきたようですね。

あとは、

”自分の資産を国(政府)は分けて保存する、通貨は分散させる”

という考え方ができるようになれば、取るべき選択肢は自然に見えてきます。

※ブラジル人の金融マンから聞いたブラジル経済について〜国家を信じないからこその資産防衛方法〜/投資と社会事情の関係

 

※一万円札8年ぶりの増刷とタンス預金の増加はマイナス金利が理由?〜マイナンバー制度と資産フライトの関係性〜





海外積立投資入門書(マニュアル)を
無料進呈します

毎月の余剰資金から少額ずつ(100ドルから)の積立をしていくことで、ドルコスト平均法と複利運用を使った資産形成をすることができます。
海外積立投資には以下の4つの種類があります。

  • 最高5%上乗せボーナスを最初にもらった上で、200本のオフショアファンドで積立
  • 10年後(満期)に100%の元本確保をした上で、S&P500で積立
  • 15年後(満期)に140%の元本確保をした上で、S&P500で積立
  • 20年後(満期)に160%の元本確保をした上で、S&P500で積立

関連記事

トランプ大統領の第2章は大恐慌入り?それでも個人投資家は焦るべからず!

こんにちは、眞原です。 今回は、マーケット全般と信じるも信じないもアナタ次第、シリーズです。

記事を読む

短期は意味なし?2015年度みんなの年金(GPIF)は、5兆3,098億円のマイナス運用(自分でも年金プラスアルファ老後資金準備はいち早く!)

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 本日8/3の内閣総辞職(

記事を読む

【資産運用基礎】必ず来る超高齢社会に備えた年金プラスアルファ作りを

こんにちは、眞原です。 今回は年金問題と日本の高齢社会について。 さてさて、実は「資産運

記事を読む

ギリシャ財政問題まとめ。ギリシャのデフォルト先送り?6/30はギリシャと世界にとって歴史的な日になり得るか?

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回は「財政問題」について取

記事を読む

2017年富裕層資産規模でアジアが西欧を抜く見込み

こんにちは、眞原です。 BCGグループ(ボストン・コンサルティング・グループ)が発表したレポー

記事を読む

超ハイリスク・ハイリターンなビットコイン投信(=投機)

こんにちは、眞原です。 今回は気になるニュース。 まず勘違いして欲しくないので、先にお伝

記事を読む

波乱要因、十分あり得えるトランプ大統領誕生!?(〜2016年のビックリ予想の的中率が上昇中〜)

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 2016年の波乱要因とい

記事を読む

【マーケット】2019年3月迄にマーケットクラッシュに繋がり得る「3つの大きなマーケットリスク要因 その①.」〜サウジアラビアと米国の軋轢(石油危機勃発の恐怖)〜

こんにちは、眞原です。 先日書いた下記の記事について、皆さん「マーケット・クラッシュ(下落時)

記事を読む

【積立投資】断固反対!銀行窓口でのイデコ(iDeCo)参入!

こんにちは、眞原です。 今回は「積立投資」と「制度(iDeCo/イデコ)」、「年金制度」につい

記事を読む

THE WORLD’S 50 BEST BARS 2017(2017年版 全世界50ベストバー)

こんにちは、眞原です。 今回は・・・、 2017年版 全世界50ベストバー という

記事を読む

  • リアルタイム無料コンサルティング受付中お申込みはこちら

  • 『最新投資情報』と 『オフショア 投資情報』を具体的なファンド名を 用いて公開中。

      メールアドレスを入力後『登録』を押してください。

    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

    • k2-holdings.jpg
      k2-investment.jpg
      k2-assurance.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      goldmember_banner.jpg
      生命保険相談バナー
    • まだデータがありません。

    PAGE TOP ↑