銀行家の中のビリオネア銀行家デイヴィッド・ロックフェラー逝く〜世界パワーバランスの行方〜
公開日:
:
最終更新日:2021/02/09
気になるホットニュース(妄想・制度・規制)
こんにちは、投資アドバイザーの眞原です。
今回はビッグなニュースを取り上げます。
まず、故人のご冥福をお祈り致します・・・。
<故 Mr. David Rockfellar>

(出典:RT)
御年101歳でこの世を去られたデイヴィッド・ロックフェラー氏ですが、彼のファミリーネームを確認しても分かるように、かの米国大財閥「ロックフェラー家の血筋(石油帝国)」です。
NYにあるロックフェラーセンターを作ったジョン・ロックフェラー2世の実の息子であり、スタンダード・オイルを創業した石油王ジョン・ロックフェラーの唯一生存する孫でした。歴史的に見て「ロックフェラー系統のグローバル企業」の頂点に君臨していたのが彼です。
「ロックフェラー」と見聞きするだけで、様々な「陰謀論」ああちこちで噂されていますが、国際金融の世界を知ると「強ち間違っていない陰謀論」もあると思います。
なにせ、故デイヴィッド・ロックフェラー氏とその世界への影響と交わりは・・・
・グローバル完全非公開会議で、1954年から毎年1回開催されている「ビルダーバーグ会議(世界的な影響力を持つ政治家、官僚、多国籍企業や金融機関の代表、欧州の王族や貴族の代表など130名が参加し世界の問題や方針を協議会議)」には初会合から参加 ・1969年〜1981年までチェース・マンハッタン(現JPモルガン・チェース)の会長を務め、各国政府や多国籍業との綿密な関係性を築く ・デイヴィッド・ロックフェラーの腹心の片腕である御年93歳のHenry Alfred Kissinger(キッシンジャー、米国際政治学者で、ニクソン、フォード政権期の国家安全保障問題担当大統領補佐官、国務長官で中国政権とのツーカーの仲))が2016年5月時点で現トランプ大統領と会談 ・民間人として、1994年に日本の天皇陛下(昭和天皇)を自宅(ロックフェラー邸)に招いた唯一の人物 ・心臓を6度移植??
と世界的な影響力が計り知れないのです・・・。
「銀行家の中の銀行家」と言われる故人ですが、国際金融や国際政治、そして世界政治において、ロスチャイルド家(欧州系)と同じようにアレコレ言われている「ロックフェラー家(米国系)」です。
ずっと故人の「死亡説(仮説)」は流れていましたが、今回実際に他界されました。
今後「ロックフェラー帝国(ロックフェラー寄りのグローバル企業や政治家官僚)」はどうなっていくのか、今回の「訃報」は徐々に大きなインパクトになっていくかも知れません。
その故人がとりあえず、認めたのが「現トランプ大統領」と言われているのですから・・・。
※トランプ大統領演説を終え今後の米国やグローバルマーケットや為替動向や日本の事情をどう考えるか?/マーケット(世界), 投資と社会事情の関係, 為替マーケット全般
「米ドル」優位は、揺るがないでしょうし、いよいよ「有事」が迫ってくるかもしれません。
※「戦争サイクルと経済クラッシュサイクル」に備える資産運用方法は?(景気循環サイクルとの関係性)/マーケット(世界)
故人デイヴィッド氏の影響力、そして片腕のキッシンジャー氏(+トランプ大統領)の今後・・・この話、
信じるか信じないかはアナタ次第・・・。
オフショア投資入門書(マニュアル)を
無料進呈します
オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
関連記事
-
-
将来の年金不安=安心して定年退職できない上位10カ国(日本のランキングは・・・)
こんにちは、投資アドバイザーの真原です。 今回は「みんなの年金問題」。 目次: 1.)
-
-
毎年恒例!米ブラックストーン副会長バイロン氏の2017年の「びっくり10大予想」
明けましておめでとうございます、投資アドバイザーの眞原です。 2017年の酉年マーケットが始ま
-
-
金融庁による「資産運用業高度化プログレスレポート2020」を読んで現場と現実を知らないアホくささを感じる訳
こんにちは、真原です。 今回は、先月、日本の金融庁から「資産運用業高度化プログレスレポート20
-
-
「高齢者」の定義って何歳??(年金受給年齢の繰り下げ)
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回は特に40代以下の人たち
-
-
米大手製薬会社Pfizerの買収の動き〜製薬業界とバイオテック業界〜
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 昨晩(5/16)に米国の
-
-
輸出企業の円安ドル高予測を参考にして、個人投資家も円安ドル高による「円資産目減りリスク」に備えよう!
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 特に今週のグローバルマー
-
-
最上級のユニークな経験と思い出を!モルジブで1泊5万ドル(約540万円)のホテルに泊まろう!
こんにちは、眞原です。 今回は「Conrad Maldives Rangali Island」
-
-
世界で「米国債」の最大保有国はどこだ!(世界パワーバランスは通貨バランス)
こんにちは、投資アドバイザーの眞原です。 今回は、米国債についての情報。 米国債の最大保有国
-
-
日本人のパスポート保有率は23.0%!ガラパゴス化が進む日本国内で海外金融サービスを知る術は?
こんにちは、眞原です。 今回は気になるニュースから。 ちょうど先週末にオフショアの(当然
-
-
「永久債」や「50年債」とは?(くすぶり続ける日銀ヘリマネ出動と高齢化社会日本の国債問題)
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今日は日銀金融政策決定会