12月21日から遂に”あの銘柄”が S&P500指数構成に組み入れ採用へ!〜ファンドからの買入インパクト大〜
こんにちは、真原です。
今日は記念すべき日ですね!
なにせ、日本人宇宙飛行士の野口聡一さんが乗った「米スペースX社」の新型宇宙船「クルードラゴン」の打ち上げ成功、そして、ISSへのドッキングにも成功という、宇宙事業と人類の新たな一歩の幕開けになった日なのですから!
(出所:日経電子版)
さて、この「SpaceX社」・・・、今最も注目を集めていると言っても過言ではないアントレプレナーである「Tesla社」の最高経営責任者であるイーロン・マスク氏(写真↓)が設立した会社です。
(出所:Bloomberg)
(出所:Twitter)
数日前には新型コロナウィルスの検査(PCR検査)で1日4回検査をして陰性陽性が2回ずつ出たため「ひどく、いい加減な」とTwitterに投稿したり、何かと話題性のあるイーロン・マスク氏ですが・・・、彼の本業でもある、Tesla社について非常に良いニュースが入ってきました。
個人投資家にとっても、ようやく首を長くして待ちに待った瞬間ではないでしょうか!!
それは、
「Tesla 株」の「S&P500指数」への組入が決定、12/21から取引開始へ!
ということです。
ちなみに、こういった「指数(日経平均株価も同様に)」は、四半期ごとなどに各条件をもとに指数構成銘柄の入れ替えが定期的に行われています。例えば、S&P500構成銘柄に採用されるには、直近四半期を含め、4四半期の合計損益が黒字となる必要があったりと諸々の条件ハードルがあります。
その一環として去る9月にもTeslaはS&P500指数に組入られるのでは?と期待されていましたが、9月当時は組入にはなりませんでした。
そして、今回12月には、遂に構成銘柄への組入が決定したのです。
(出所:Bloomberg)
おかげで16日には、株価は時間外取引で一時プラス15%値上がりしました。
<Tesla Inc. 長期チャート>(出所:REUTERS)
このニュースがなぜ、個人投資家にとって大事なのか?
その理由、分かりますか??
きっと、みなさんの担当のIFA(独立系アドバイザー)や証券マンから聞いている方も多いんじゃないでしょうか?
その理由は・・・、
S&P500種に連動する投資資金は約11兆ドル超(1,140兆円超)と言われていますが、世界のあらゆるファンド経由もしくは個人投資家の投資にって、このうちの一定割合が「Teslaの買い」に繋がる
からです。
ファンドによる巨額マネーによる「買いインパクト期待」があるということです。
当然、S&P500種の構成銘柄に採用された後、Teslaの株価が上昇すれば、S&P500指数全体の上昇へのインパクトにも繋がります。
例えば「S&P500連動の海外積立投資(元本確保型)」で積立投資している個人投資家、「海外積立投資(変額プラン)」で、S&P500のETFや米国株ファンドへの積立投資をしている個人投資家にとっても非常にポジティブなニュースなのです。
Teslaの株価は、2020年の年初から直近までのリターンで驚異の値上がり「プラス387.76%」きっとイーロン・マスク氏を除いて、誰もこんな上昇期待をしていなかったはず・・・。
そして、これからS&P500指数構成でのトレードが12月21日から開始される予定ですが、既にイーロン・マスク氏は世界で第3位の大富豪に躍り出るそうです。
(出所:Bloomberg)
ちなみに、Teslaについては、2017年に私のブログで取り上げていたので、この内容や情報が気になっていた個人投資家はTesla株へ投資していたのではないでしょうか??
こういった銘柄を発掘するのも「投資(中長期)」ですね、株式投資の本来あるべき姿だと思います。
ただ、こうしたピカピカの銘柄を見つけて中長期での投資に向かないと感じる方は、非常に地味でコツコツと派手さはないものの、単に分かりやすい「S&P500指数などへのインデックス積立投資(しかも海外なら元本確保で)」が最も理にかなっています。
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