テスラ(Tesla)の時価総額が遂にGMを抜き北米最大手自動車会社へ
こんにちは、投資アドバイザーの眞原です。
今回はNasdaq市場(米国株式市場)に上場しているテスラ(Tesla Inc:TSLA)について。
遂に、新興の電気自動車メーカーであった「テスラ(Tesla)」が、米国の旧自動車産業の牽引役であったフォード・モーターそして、ゼネラル・モーターズの時価総額を抜き、北米で時価総額最大の自動車メーカーとなりました。
<Tesla Inc:TSLA 株価推移>
(出典:REUTERS,以下同様)
株価:USD312.39(2017/4/10)
時価総額:USD515.42億(約5兆7,211億円)
<General Mortors Company:GM 株価推移>
株価:USD33.97(2017/4/10)
時価総額:USD502.16億(約5兆5,739億円)
<Ford Motor Comapany:F>
株価:USD11.25(2017/4/10)
時価総額:USD446.37億(約4兆9,547億円)
そもそも「時価総額競争」をしても、あまり意味はないと個人的には考えていますが、今回のような「新旧の産業転換期」においては重要な意味を持つと思い今回取り上げてみました。
Teslaの時価総額は、もう少しで日本が誇る自動車メーカー(戦後、自力でできた自動車メーカー)であるホンダ(Honda)の時価総額も抜き去りそうな破竹の勢いです。
<Tesla(青)がHonda(紫)の時価総額に追いくか?>

(出典:Bloomberg)
実はTeslaは、2017年2月に「Tesla Motors」という社名から「Tesla」へ変更し、自動車産業のみならず、今後太陽光産業へ裾野を広げていく強い意思を示しています。
これからは「自動車のTesla」のみならず、他分野(例えば、ハウスメーカーへの太陽光パネル供給)などでも、これまでのように社会的インパクトと利便性向上を提供してくれるに違いないありません。
ちなみに、Telsaについては去る2015年8月に公募増資をしていて、当時私がブログ記事でまとめていました↓
※攻めの姿勢を貫くイーロン・マスクCEO!テスラ モーターズが5億ドル(約620億円)の公募増資決定!〜「新たな世界(投資機会)」を拡げるには今の常識から脱すること〜 / マーケット(世界)
当時のブログ記事でもまとめていますが、弊社の河合がTesla株式投資を推奨していた2012〜13年頃当時の株価は「USD25」でしたが、今や約12.5倍の「USD312」と弊社クライアントで投資している方は非常に高いリターンを上げられています。
非常に良かったですね。
多くの日本人の投資は「ギャンブル(単に目先の上げ下げに賭ける行為)」になっていますが、本来あるべき投資、特に積立投資で根底にある必要な考え方は、このように「先々伸びゆく銘柄への我慢強い中長期投資」なので、個人投資家はこの考え方をを心がけたいものです。
資産運用の「リアルタイム診断(無料)」はこちら
日本でもTeslaのように、社会的インパクトが大きく、旧産業体制を抜き去るベンチャー起業がもっと勃興していくことを期待したいですね。
オフショア投資入門書(マニュアル)を
無料進呈します
オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
関連記事
-
-
年内最終!12/2(東京)【9つの海外年金保険セミナー】開催!
こんにちは、眞原です。 今回は、セミナー開催の情報。 年内最後のセミナーです。 今
-
-
【ドラマ評論】『メガバンク 最終決戦』(2016、波多野聖)が描く「金融庁(当局)」と「金融サービサー」の正義と納得した「付和雷同な日本人」の姿
こんにちは、真原です。 今回は、つい先日、経済ドラマを観たのでその感想を。 さて、Ama
-
-
【資産運用基礎】投資可能額ごとの資産運用の考え方
こんにちは、眞原です。 今回は、資産運用の基礎について。 よく聞かれるんですけど、
-
-
名刺交換会(異業種交流会)から始まるビジネス拡大 〜 営業とは? 〜
こんにちは、真原です。 今回は、弊社K2 Partnersの皆さんや、これからパートナーズとし
-
-
【セミナー情報】開催迫る!10/28(日)14:00- 『海外保険(香港)セミナー』都内開催
こんにちは、真原です。 今回は、セミナー情報(情報提供)について。 日程が迫ってきている
-
-
【資産運用基礎】サラリーマンと事業家(経営者)との埋めようのない「資産運用における大きな考え方の違い」②事業家(経営者)思考編
こんにちは、眞原です。 昨日に引き続き、今回も資産運用の基礎の考え方について。 前回【【
-
-
【投資アドバイザー】「逆イールド(景気停滞シグナル点灯)」の理屈すらも分からない「投資アドバイザー」と付き合ってはいけない理由
こんにちは、眞原です。 今回は、米国マーケット状況と「投資アドバイザー」について。 「投
-
-
【セミナー情報】《※締切間近》『最新人気オフショアファンド & 満期なしで始められる積立投資セミナー』(東京(11/17)、大阪(11/24)、福岡(12/1)、名古屋(12/8))
こんにちは、眞原です。 今回は、今週末土曜日(明後日)に、東京会場を皮切りに4週に渡って開催す
-
-
【Q&A】長期的にお付き合いできる「投資アドバイザー」をさがしていました。
こんにちは、眞原です。 今回は、Q&A(というよりも実際のご相談ベース)を引用させても
-
-
【マーケット年鑑】マーケットや経済金融動向にウトい金融マンや保険マンは頼りになりますか?【その②】
こんにちは、真原です。 今回は、K2 Partnersの皆さんが、資産運用相談を受ける際に、必