5年ぶり冬のボーナス減!皆さんはどうですか??それでも老後はやってくる。
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気になるホットニュース(妄想・制度・規制)
こんにちは、眞原です。
今回は気になるニュース。
<冬のボーナス5年ぶり減少>

(出典:日経電子版)
どうやら大手企業(東証1部上場、従業員500人以上、74社分)が支給する冬のボーナスが減るそうです。
平均妥結額は、91万6,396円(前年比マイナス1.19%)
と。
なんと、5年ぶり!
主には2017年3月期の業績が反映されやすいようで、最終集計は12月下旬に公表されるとのこと。
業種別には、
製造業:92万1,907円(前年比1.22%減)
非製造業:66万7,858円(前年比0.73%減)
具体的には、
減額は、自動車(97万1,070円、前年比1.94%減)、造船(81万4,747円、前年比1.60%減)
増額は、食品(97万6,256円、前年比4.40%増)、非鉄・金属(76万3,468円、前年比3.72%増)
まとめると、
業種別には、増額は4業種、減額が7業種とのことです。
と、ここで冷静に考えてみましょう。
果たして、2014年以降、安倍政権の「アベノミスクス」で所得は殖えているのでしょうか・・・。
<特に右端の「実収入」(実質増減率%)>

(出典:家計調査報告)
単純に2007年〜2016年の前期比の実収入増減率を見てわかりますが・・・、
実収入=可処分所得(税金/社会保障控除後の自由に使えるお金)は、減っている
と分かりますよね。
そりゃー、若い世代は、
・将来の年金不安への拍車(可処分所得が減っている以上、満足に貯蓄&投資できない)
・自動車などの保有よりもシェアリング(デフレ要因)
・持ち家なんてもっての外(35年ローンというサラリーマンにとって人生最大のレバレッジが逆にリスク)
・どうすれば可処分所得が殖えるのか?(副業を認める企業の増加=サラリーを減らす口実になる)
と先細って行くだけでしょう。
まして、今後は、
・各種増税(増税があっても、減税は無い)
・社会保険料の増大(少子高齢社会である以上、人口ピラミッド最大の高齢者を支えるのは現役で働いている若手)
が目に見えています。
それでも、自分たちの、
人生100歳の長生きリスクへの備えを、今の減りつつある年収から貯蓄&投資して行かざるを得ない状況
にあると強く意識し、何かしら行動していかないと大変な退職後の世界が待っていると切に思います。
今後の人生において「あぁしとけば良かった」と後悔しないよう、ほぼゼロ%しか殖えない銀行預貯金ではなく、月の少ない所得からいくらでも良いので、先々の備えとして積立投資(一番良いのは海外積立投資)で「増やす」努力が必要ではないでしょうか?
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