K2 Partners ビジネスパートナー募集中。証券マン、保険マン、FP、会計士、不動産コンサルタントなど

民主党クリントン氏 VS. 共和党トランプ氏の第1回TV討論会開催!個人投資家は要注目!

公開日: : 最終更新日:2021/02/09 気になるホットニュース(妄想・制度・規制)

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。

今回は11/8の米国大統領選挙に関する情報です。

個人投資家は、米国大統領の推移次第で投資戦略や投資先が変わってくるのでタイムリーにこのような大統領選挙関連ニュースは確認しておきましょう。

<TV討論会後の両候補>

%e6%b0%91%e4%b8%bb%e5%85%9a%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%83%88%e3%83%b3%e6%b0%8f-vs-%e5%85%b1%e5%92%8c%e5%85%9a%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%97%e6%b0%8f%e3%81%ae%e7%ac%ac1%e5%9b%9etv%e8%a8%8e(出典:REUTERS)

昨晩(10/26)は、全米少なくとも1億人が注目していた米大統領両候補による第1回目のTV討論会でした。

「討論会」ということなので「ディベート」なのですが残念ながらディベートにというよりも互いに非難の応酬かつチグハグなやり取りが90分繰り広げられました。

恐らく、日本人的な観点でみると「ヒラリー氏優勢」という風に映った結果だったと思います。ただ、実際に投票するアメリカ人からすれば、一部では「トランプ氏が圧していた」という見方もされています。

今回の両者の討論会を見ていて改めて2人のターゲット層の違いが如実だったと感じました。

ポリシーは別として大きくまとめると民主党ヒラリー氏は「一定の知識層(白人層)+富裕層」がメインターゲット、一方の共和党トランプ氏は「そうではない層」へのメッセージを大きく発しているように見えます。

ヒラリー氏の討論会の発言内容は「具体的で、数字を用いていて、いかにも政治家らしい、大統領っぽさ」を演出していました。しかしながら、その裏にあるのは「私用メール問題(一部報道ではオバマ現大統領とのメールもしていた?との報道)、健康問題、イラク問題」などが隠れています。

トランプ氏は「アメリカ第一主義(排他的要素満載)、仕事を取り戻す、軍事費は海外諸国に負担させる、法と秩序の回復」のメッセージ、結果「I wanna make America great again」というシンプル且つ響きやすいキャッチコピーで大衆を惹きつけているようです。とは言え、討論会のトランプ氏は何度も飲水に手を伸ばし終始落ち着きのない様子で「大統領っぽさ」を感じさせなかったのはネガティブだったと思います。

では、実際の数値として確認すると・・・

<Five Thirty Eight 2016 Election Forecast>

%e6%b0%91%e4%b8%bb%e5%85%9a%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%83%88%e3%83%b3%e6%b0%8f-vs-%e5%85%b1%e5%92%8c%e5%85%9a%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%97%e6%b0%8f%e3%81%ae%e7%ac%ac1%e5%9b%9etv%e8%a8%8e(出典:Five Thirty Eight 27/Sep/2016)

上記の状況です。

ただ、各社の世論調査やその世論調査の条件によって異なるので一概にこれらの数字が正しいということは言えません。

日本のメディアは「中立」という訳のわからないことを謳っていますが(実際は中立でもなんでもないにも関わらず)一方の米国主要メディアや新聞紙は明確に「どちらサイドを支持するか」を打ち出します。なのでメディア報道のバイアスがかかります。

<リベラル寄り>
NY Times、Daily Show
BuzzFeed、Huffington Post、Washington Post、The Economist
CNN
NBC
CBS、ABC、Bloomberg、USA Today
ーーーーーーーーーーーーー中間線ーーーーーーーーーーーーーー
Wall Street Jornal
Fox News
Breitbart
<保守寄り>

例えば、Bloombergの全米世論調査では、

<例えば今日大統領選挙が行われれば誰に投票するか>

%e6%b0%91%e4%b8%bb%e5%85%9a%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%83%88%e3%83%b3%e6%b0%8f-vs-%e5%85%b1%e5%92%8c%e5%85%9a%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%97%e6%b0%8f%e3%81%ae%e7%ac%ac1%e5%9b%9etv%e8%a8%8e

(出典:Bloomberg)

これらの結果を見ても分かるようにまだ、11/8の大統領選挙まで1ヵ月間があり、討論会も残り2回残されています。

第2回:10/9
市民集会の形式:「決め兼ねている有権者が討論会会場で両候補へ直接質問を行う形式」です。
質問に対して、両候補が2分間で回答し、司会者も質問をします。こちらも全90分間。

第3回:10/19
テーマ:「未定」

今後投票日までの1ヶ月間の間に何が起こるかで実際にどちらが大統領に就任するかはまだまだ分かりません。

例えば米国内でテロがまた発生したり、今揺れている黒人射殺問題が発生したり、ウィキリークスがヒラリー氏に関する情報を公開など・・・

とにもかくにも今回の結果はどっちもどっちというのが冷静な見方だと思います。

ただ、今日の様子だけで見るなら私はトランプ氏が大統領に就任しそうな気がしています・・・。

波乱要因、十分あり得えるトランプ大統領誕生!?(〜2016年のビックリ予想の的中率が上昇中〜)

日本の個人投資家が考えておくべきは?

一方。マーケット自体はクリントン氏が優勢との見方から、ドル高円安が若干進んでいます。また メキシコペソも急伸していました。

%e6%b0%91%e4%b8%bb%e5%85%9a%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%83%88%e3%83%b3%e6%b0%8f-vs-%e5%85%b1%e5%92%8c%e5%85%9a%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%97%e6%b0%8f%e3%81%ae%e7%ac%ac1%e5%9b%9etv%e8%a8%8e(出典:Bloomberg)

あーだこーだ言ったところで、日本人の私たちには投票権も選択権もないので、大統領選挙動向を見守るしかありませんが・・・

ただ、いずれの候補者が大統領に就任しても「日本経済」と「政治情勢」にとっては、ポジティブに作用することは少ないと思います(むしろアゲインスト)。

TPP問題しかり、日本経済と中国経済との関係性、軍事的、防衛や同盟も然り・・・(私は個人的には)特にヒラリー氏が大統領に就任すると2018〜2019年には日本と先進国を巻き込む「戦争紛争リスク」が高まると考えています。

http://toushin-shisan.net/2016/09/post-5668.html

それらのリスクに備えておくには海外積立投資では、ゴールド資産(金資産)への積み立て投資配分を高めておいても良いのではないでしょうか。

また、トランプ氏が就任した場合には、もっと混沌とする世界が広がることが予想されます。

まして、FRB議長のイエレン議長を解任した場合、USD/JPYの為替見通し変更や米国株式の大幅調整も十分考慮にいれておく必要があります。

USD/JPYで最重要だった9月FOMCで利上げは先延ばし!次の注目ビッグイベントは11/8米大統領選!

引き続き、マーケットの関心は米国大統領選挙に当たっていくので、日本人個人投資家もしっかり情報をキャッチアップしておきましょう。

(カバー写真:REUTERS)

 





海外積立投資入門書(マニュアル)を
無料進呈します

毎月の余剰資金から少額ずつ(100ドルから)の積立をしていくことで、ドルコスト平均法と複利運用を使った資産形成をすることができます。
海外積立投資には以下の4つの種類があります。

  • 最高5%上乗せボーナスを最初にもらった上で、200本のオフショアファンドで積立
  • 10年後(満期)に100%の元本確保をした上で、S&P500で積立
  • 15年後(満期)に140%の元本確保をした上で、S&P500で積立
  • 20年後(満期)に160%の元本確保をした上で、S&P500で積立

関連記事

日本の借金は過去最大の1,053兆円!今年生まれた赤ん坊も830万円の借金を抱える計算に!

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回は「財政問題」がテーマで

記事を読む

第1回フランス大統領選挙後にユーロ高になった理由は?(次期フランス大統領は5/7に決定)

こんにちは、眞原です。 落ち着きを取り戻している為か、今週初め(4/23)にフランスであった第

記事を読む

世界の富の10%はタックスヘイブン(オフショア)にあるという客観的事実

こんにちは、眞原です。 今回も気になったニュースシリーズ。 主に、資産運用をしている人、

記事を読む

個人投資家が無視できないThe Economist ”The World in 2018(2018年 世界はこうなる)”と “Fedcoin”

こんにちは、眞原です。 今回は、久しぶりの「信じるか信じないかはアナタ次第(国際金融、陰謀論、

記事を読む

ふるさと納税訴訟で、泉佐野市の逆転勝訴が最高裁で確定!

こんにちは、真原です。 今回は資産運用から離れて・・・、本日、2020年6月30日(もう1年の

記事を読む

「国難突破解散」と日本の財政と金融市場のお話(日本ソブリン債CDS急上昇)

こんにちは、眞原です。 今回は「日本の財政事情と金融市場」について。 先に日本の政治につ

記事を読む

ハードブレグジットは不可避!英国のBrexitほぼ決定(EU離脱)まとめ

こんにちは、投資アドバイザーの眞原です。 昨晩、英国のメイ首相がBrexit(英国のEU離脱に

記事を読む

野村證券発表、2017年のマーケット・リスク(グレー・スワン)10項目

こんにちは、投資アドバイザーの眞原です。 今回はマーケット(世界)情報で、野村證券による「グレ

記事を読む

【財政問題】「国債」がリスクウェートゼロで無くなるかも!?(金融機関へのダメージ)

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回のブログでは、日本の

記事を読む

【年金問題】「日本人女性は長寿で老後資金不足のリスク」が世界一!〜平均貯蓄不足額は約20年分 〜 World Economic Forum Report 〜

こんにちは、眞原です。 どうやら「老後資金2,000万円足りない報告書」について、数字だけが独

記事を読む

  • リアルタイム無料コンサルティング受付中お申込みはこちら

  • 『最新投資情報』と 『オフショア 投資情報』を具体的なファンド名を 用いて公開中。

      メールアドレスを入力後『登録』を押してください。

    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

    • k2-holdings.jpg
      k2-investment.jpg
      k2-assurance.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      goldmember_banner.jpg
      生命保険相談バナー
    • まだデータがありません。

    PAGE TOP ↑