個人投資家は、まず「米国金利動向」に注目せよ!〜米国債10年利回り長期推移チャート〜
こんにちは、眞原です。
今回は、マーケット(世界)動向について。
株式マーケットで一喜一憂している投資家が多いと思いますが、本来気をつけないといけないのは「(米国)債券マーケット」です。
2016年には、こういう記事も書きました・・・。
目下、米国の金利が上昇している最中です・・・、結果特に2月に入ってから米国株式市場、他のマーケットでもボラティリティ(リスク)が高まっている訳です。
<米国債 利回り>

(出典:Bloomberg)
10Year : 2.87%
30Year:3.13%
という状況ですが、米国債10年利回りが3.0%を越えてきたら、株式マーケットの調整(下落余地)が大きくなると容易に想像できます。
これが米国債利回りの推移(1962年〜2018年1月まで)
(出典:FRB)
赤いチャートが米国10年債の推移
縦のグレーが米国のリセッション期(景気後退期)
こうやって見ると米国の利回りもずっと下落してきているのが良く分かりますが・・・少なくとも日本のようにゼロ金利(むしろマイナス金利)が始まった約20年前と較べても、「米国では金利が付いていた(08-09年の金融危機前まで良い時で7%台)」ので、当然そういう国債を持っている、
米国の保険会社は、高い金利で運用しているので、保険契約者の保障額が高額、保険料が安い
ということになります(上は10年債ですが、30年債ならもっと利回りは高い)。
なぜ、「海外投資(オフショア投資)が良いか?」という答えの1つがこれです。
米国のように「高い金利」が付く国の金利を間接的直接的に貰いながら、資産運用ができるから。
一例で言えば、
海外積立投資の「変額プラン」であれば、最大5%のボーナス金利が満期まで貰えたり、
海外積立投資の「3.5%金利保証プラン」であれば、15年後の満期まで単に3.5%の金利を貰えたり、
海外積立投資の「15年140%元本確保型プラン」、「20年満期160%元本確保型プラン」の「元本確保型」部分は、こういった高い金利と高格付けの債券で元本確保運用をしているので、満期時の40%や60%が最低確保されている
ので、結果的に客観的に数字で比較して
「海外投資(オフショア投資)」では、日本国内での金利が付かない債券で運用しているような日本国内の保険会社や投資信託(ミューチャル・ファンド)よりも、やはり資産が殖える
のです。
さて、米国金利情勢(特に3月に利上げがあるかどうか)が今後のマーケットのポイントになってきます。
2017年はボラティリティ(リスク)がほとんど無かった1年でした。
2018年は年末年始年始から原油高、2月から米国の金利高によって、株式マーケットでもボラティリティが復活してきており、オフショアファンド(ヘッジファンド)は水を得た魚のように「活き活き」とリターンを目指せる環境に戻りつつあります。
そこでいつも割を食うのが個人投資家(特に株式投資をしている個人投資家)なので、そういう投資(投機)をしている方は、株式マーケットだけではなく、米国債券マーケットも注視しておきましょう。
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毎月の余剰資金から少額ずつ(100ドルから)の積立をしていくことで、ドルコスト平均法と複利運用を使った資産形成をすることができます。
海外積立投資には以下の4つの種類があります。
- 最高5%上乗せボーナスを最初にもらった上で、200本のオフショアファンドで積立
- 10年後(満期)に100%の元本確保をした上で、S&P500で積立
- 15年後(満期)に140%の元本確保をした上で、S&P500で積立
- 20年後(満期)に160%の元本確保をした上で、S&P500で積立
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