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過去1年の新規販売投資信託(ミューチャル・ファンド)と投資家のリターンの状況

公開日: : 最終更新日:2021/02/09 日本の投資信託(ミューチャル・ファンド)やETF

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。

今回は、過去1年間に証券会社から新規募集販売され運用されてる投資信託(ミューチャル・ファンド)の純資産総額とパフォーマンス推移について。

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先月新規設定販売された純資産総額で1,400億円を超えている「グローバルAIファンド」ですが、基準価額は設定後一時10,400円台まで急上昇してその後急落しています。今後、設定時の10,000円を越え続け「テーマ通りの経済環境と株価上昇となり」個人投資家のパフォーマンスになるのか要注目です。

他のファンドに関しても純資産総額では約390〜1,450億円程度あるものばかりですが、1年経過しても設定時の基準価額10,000円を回復できていものが大半です。要するに、証券マンが必死に販売しているものの、運用が下手なので個人投資家のパフォーマンスになっていないということ(設定時に投資した人はみんなマイナス)

早速それぞれのパフォーマンスと純資産総額を確認してみましょう。設定時期とそれぞれの基準価額、純資産総額です。

1.)2016/9/9 グローバルAIファンド
【基準価額】9,918円(2016/10/14)
【純資産総額】1,457億円

2.)2015/12/7 ロボット・テクノロジー関連株F-ロボテック
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【純資産総額】994億円

3.)2016/1/29 未来変革日本株ファンド
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【基準価額】9,863円(2016/10/14)
【純資産総額】903億円

4.)2016/6/21 マクロ・トータル・リターン・ファンド
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【純資産総額】746億円

5.)2015/11/20 日興アムンディ日本政策関連株式ファンド
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【基準価額】8,234円(2016/10/14)
【純資産総額】713億円

6.)2015/10/30 野村 ハイパーブル・ベア5(ブル5)
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【基準価額】6,601円(2016/10/14)
【純資産総額】543億円

7.)2016/4/19 ダイワ 世界フィンテック関連株F(限追/償還)
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【基準価額】9,821円(2016/10/14)
【純資産総額】481億円

8.)2015/10/23 日本厳選割安株2015-10(繰上償還)
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【基準価額】8,586円(2016/10/14)
【純資産総額】442億円

9.)2015/12/18 産業競争力強化ファンド
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【純資産総額】433億円

10.)2015/10/20 ダイワ 米国株主還元株ファンド
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【純資産総額】392億円

投資信託(ミューチャル・ファンド)側の言い分としては、ひとえに

「マーケット環境が悪く、運用がうまくいっていない」

でしょう。

とはいえ、私からすれば

「単に、運用が下手なだけでは?」

と判断してしまいますが・・・。

少なくとも、私はこれらの投資信託(ミューチャル・ファンド)には絶対に投資しません。彼ら運用下手ですもん。

そもそも新規設定の投資信託(ミューチャル・ファンド)というのは、証券会社(商品企画部などの部署)が同じグループ会社のアセットマネジメント(ファンド運用会社)などに「こういうテーマのファンドの販売をしたい!」「こういうテーマであれば「アタる」!」などを決めて一緒に商品企画販売を進めているケースもあります。

過去1年間の証券会社や銀行主導の「流行りのテーマ」を見ると・・・

・AI関連やロボット関連
・アベノミクス関連(日本株式)
・フィンテック関連

などが挙げられます。

そして、証券マンは、それら新規ファンドの新規募集テーマにそって、新規設定販売のファンドを個人投資家に全力で販売攻勢をかけていく訳です。

「これからは、AIやロボットの時代です!」「フィンテック事業の企業へ投資しているファンドです!」

などと言って・・・。

結果、販売者(証券マンや銀行員優位のもと)日本の投資信託販売の事情として「流行り、廃り」を繰り返し続け「個人投資家のためとなる5〜10年単位の中長期で基準価額(パフォーマンス)を上げ続けるファンド」というのは、ほとんどありません(それらを探し当てる方が難しい)。

ほんらい、個人投資家にとって良いファンド運用というのは、

ベンチマークや参照インデックスの上下など関係なく、無分配で基準価額を上げ続けていくファンド運用

にも関わらず・・・。

だから、大半の個人投資家は

「投資信託(ミューチャル・ファンド)って、儲からない/損をするばかり」

という刷り込みがなされていきます。

とはいえ、短期で「儲かる/儲からない」という思考自体がギャンブル思考なので資産運用とは言えないのですが、1年間のパフォーマンス推移でこのヒドイ状態のファンドが多いという客観的な事実を踏まえつつ、個人投資家は目先の証券会社主導の「テーマ性」に飛びつかずに投資先(運用先)を分散して中長期投資をする必要があります。

「テーマ」など関係なく、ほんとうに運用が上手い良いファンドであれば、右肩上がりに上昇していくものです・・・。このような投資信託(ミューチャル・ファンド)は海外積立投資で積立投資をして、まとまった資金はETFなど指数連動に投資すれば良いだけです。プラス日本国内で補えない資産としてオフショアファンド(ヘッジファンド)へUSD建てや多通貨で分散投資をするだけです。

「元本確保型ファンド」という運用方法はオフショアファンドでは「一般的」な運用方法

また、そもそも投資信託(ミューチャル・ファンド)というのは、仮にベンチマークや参考指標が下がっていてもそれを上回るパフォーマンスであれば「良いファンド」とされています。

それらが下げ続け、投資信託(ミューチャル・ファンド)の基準価額も10,000円を割って下げ続けてても、投資信託(ミューチャル・ファンド)が参考指標以上であれば「良い投資信託(ミューチャル・ファンド)」になってしまうのです、個人投資家が投資しているのは10,000円の基準価額時に投資していたとしても。

まして、参考指標などよりもパフォーマンスが低い投資信託(ミューチャル・ファンド)は単に「運用が下手」なだけです。投資する価値なしです。

個人投資家にとって、本当に重要なのは投資した金額以上に資産が増えるかどうかなのでベンチマークや参考指標の上下など関係なく「投資した金額が増えているかどうか?」ということです。

そういった意味ではも結局ベンチマークや参考指標に囚われず絶対収益型として運用されているオフショアファンド(ヘッジファンド)の運用は理にかなっています。

まして、ヘッジファンドマネージャー自身も自分たちのお金を入れて運用している以上「運用で目指すリターンの本気度」がサラリーマンのファンドマネージャーが運用している投資信託(ミューチャル・ファンド)とは大違いでしょう。



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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。

過去10年間に渡り年間平均10%以上のリターンをあげている海外の投資情報を、実名を用いて載せています(日本には存在しないファンドです)

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    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

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