海外積立で学資準備を。海外積立(元本確保型プラン)

ツインアクセル(ブラジル国債&世界小型株式)2021-01

公開日: : 最終更新日:2021/02/09 日本の投資信託(ミューチャル・ファンド)やETF

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。

投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家へ情報をお伝えしています。

今回は現在(9/11〜26日)、大和証券から新規募集販売されます『ツインアクセル(ブラジル国債&世界小型株式)』の情報です。

スクリーンショット 2013-09-09 12.24.06.png

まず、このファンドの特徴からまとめてみます。

1.) ブラジル国債への投資 約60% (満期時にブラジルレアルベースでの元本確保を目指す)

2.) 世界小型株への投資(米国を除く) 約40%

それぞれを確認してみます。

1.) ブラジル国債への投資 約60% (満期時にブラジルレアルベースでの元本確保を目指す)

直近、目先の新興国マーケットが崩れつつある中ですが、まずはブラジルの成長率(GDP)推移を確認してみます。

スクリーンショット 2013-09-09 12.41.48.png

証券マンのセールストークとしては「2014年のワールドカップと2016年のオリンピックでブラジル経済がより発展してきます!」でしょう。

ブラジル・レアルの推移とブラジルの政策金利がこのファンドのポイントになってきます。

スクリーンショット 2013-09-09 15.28.53.png

ブラジル・レアルを後押しする要因が3点あるようです。

1.) IOF税(金融取引税)を0%へ

2.) ドル売り/レアル買いの為替介入

3.) 政策金利の上昇期待(8.5%へ)

現時点でブラジル・レアルは相対的に通貨安(売られている状態)になっています。ブラジル経済にとって、通貨安になれば輸入物価が上昇し、賃金が上昇しないブラジル人からすれば、実質的に所得が減少し困窮に陥ります。それを阻止すべく取られている政策が、上記3つの要因です。これらは全て「レアル買いへの魅力」を増幅、国内のインフレを抑制させるための措置です。もっと言えば、これらの措置を講じなければレアルへ資金が戻ってこない経済環境になっているとも言えます。(→相対的にリスク・リターンに準ずる魅力が乏しいとも言えそうです。)

要因を整理すると、特に「3.)政策金利の上昇期待」というのは、このファンドにとってはマイナス要因となります。

金利↑ー債券単価↓ー為替↑

金利↓ー債券単価↑ー為替↓

債券単価の下落幅以上にレアルの上昇率を見込めるのかどうかという点がポイントですが、レアルの「上げ」「下げ」の為替推移に賭けて投資信託(ファンド)で資産運用をしてきた投資家にとってはハイリスク・ハイリターンな通貨である事をよく分かっているはずです。

2.) 世界小型株への投資(米国を除く) 約40%

スクリーンショット 2013-09-09 15.50.42.png

サー博士(というファンドマネージャー)の理論に基いて米国を除く世界の小型株へ投資をしたパフォーマンス推移が上記です。

日本株式も同様に、小型株にはアナリストなどのカバレッジ(分析対象としての)銘柄がほとんどありません。つまり、将来有望な銘柄が埋まっているので、それらの銘柄に関してこのファンドマネージャーが分析し投資対象を選ぶという事のようです。下落している時にもリターンを上げられるヘッジファンド(オフショアファンドと違って、このファンドはミューチャルファンド(投資信託)なので下落局面には下落し上昇局面には上昇します。他に新興国の株式資産に投資している場合には、同じ動きをするので総資産の中でのリスク分散には繋がりません。

ポートフォリオがこちら。

スクリーンショット 2013-09-09 12.36.28.png

より詳細がこちら。

スクリーンショット 2013-09-09 15.37.51.png

ただ、結局のところ流動性の観点から、日本株(28%)、カナダ株(18%)、英国(11%)とこの3カ国で60%を占め次いでインドの11%、と先進国株式を中心に運用するようです。

ブラジル国債+世界小型株(米国を除く)のツインアクセルによって、このファンドがパフォーマンスを上げるというコンセプトです。レアルの乱高下のハイリスク・ハイリターン性と小型株ならではのハイリスク・ハイリターンと2重の上下のブレがあるファンドとなっています。総資産の中には新興国資産を持つ必要は十分にあると思いますが既に投資されている投資家も多いと思います。既に新興国資産に投資をしているにも関わらず、改めてこのファンドへ投資を考える場合には、リスク分散に繋がらないので気をつける必要があります。

ランキング投票(クリック)お願いしますm(__)m

 ↓↓↓↓↓

にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ
にほんブログ村



オフショア投資入門書(マニュアル)を
無料進呈します

オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。

過去10年間に渡り年間平均10%以上のリターンをあげている海外の投資情報を、実名を用いて載せています(日本には存在しないファンドです)

関連記事

ジャパン・ソブリン・オープン(R&I2016ファンド大賞・国内債券・優秀ファンド)

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回は、R&I2

記事を読む

日本高配当株フォーカス(プレミアジャパン・マイルドジャパン)

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 6/1から大和証券から募

記事を読む

「長年投資している三菱USJ 外国債券オープン(毎月分配型)を解約した方がよいかどうか」について

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回の内容はQ&

記事を読む

みずほインデックス投資戦略ファンド(愛称:iパズル)

ランキング投票(クリック)お願いしますm(__)m  ↓↓↓↓↓ にほんブログ村 こんにちは、K

記事を読む

【投資信託(ミューチャル・ファンド)】2018年 国内株式投資信託(資金流入額ランキング)

こんにちは、真原です。 今回は久しぶりに国内のアクティブ型の投資信託(ミューチャル・ファンド)

記事を読む

ダイワ・スイス高配当株ツインα(毎月分配型)

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。 投資信託(ファンド)で資産運

記事を読む

リートへ投資している人は必見!!投資信託ワールド・リート・オープン(毎月決算型)の見通しは?

<Q.>(6/10)「ワールド・リート・オープン(毎月決算型)」について 先日ワールド

記事を読む

ワールド・リート・オープン(資産成長型)(愛称:ワールド・リートN)

ランキング投票(クリック)お願いしますm(__)m ↓↓↓↓↓ にほんブログ村 こんにちは

記事を読む

みずほAKトルコ株式ファンド

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。 投資信託(ファンド)で資産運

記事を読む

東京海上・グローバルM&A フォーカスファンド(為替ヘッジあり/為替ヘッジなし)

こんにちは、眞原です。 今回は10月に三菱UFJモルガン・スタンレー証券から販売され10/20

記事を読む

  • リアルタイム無料コンサルティング受付中お申込みはこちら

  • 『最新投資情報』と 『オフショア 投資情報』を具体的なファンド名を 用いて公開中。

      メールアドレスを入力後『登録』を押してください。

    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

    • k2-holdings.jpg
      k2-investment.jpg
      k2-assurance.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      goldmember_banner.jpg
      生命保険相談バナー
    • まだデータがありません。

    PAGE TOP ↑