ダイワ・トップ・オブ・ジャパン
公開日:
:
最終更新日:2021/02/09
日本の投資信託(ミューチャル・ファンド)やETF
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。
投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家へ情報をお伝えしています。
今回は現在(9/2〜17日)、大和証券から新規募集販売されている『ダイワ・トップ・オブ・ジャパン』の情報です。
このファンドのポイントをまとめてみます。大きく1つに集約できます。
・全ての上場銘柄が投資対象(機動的な銘柄選定)
ここで言う機動的というのはリスクオフとリスクオンの違いです。
リスクオン→オフェンシブ銘柄を中心に投資(利益成長を背景に株価の上昇が見込まれる割安銘柄)
リスクオフ→ディフェンシブ銘柄を中心に投資(適正株価から著しく割安な水準にある銘柄)
ではより具体的にみていきましょう。
まず10年間のTOPIX推移とその年ごとにあった大きな経済的要因のグラフです。
そして、こちら日経平均株価推移と経常利益の推移です。
「今期はアベノミクス効果を受けて過去最高を予想している」という事で、このファンドの設定という流れでしょうか・・・。
そして、このファンドは全ての上場銘柄が投資対象という事なので、各マーケットの騰落率を確認してみます。
相対的に小型銘柄はハイリスク・ハイリターンなので、結果パフォーマンスは良くなります。
実際のモデルポートフォリオの構成を確認してみましょう。
<業種別構成比率>
<規模別構成>
小型株の比率が高いようです。
最後にこのファンドの銘柄選定方法です。
銘柄数が約400(うち小型銘柄が145銘柄)なので、多様な日本株式へ投資する事になりそうです。裏を返せばその分、日本株式の上下のブレにパフォーマンスが大きく影響を受けることになります。今後、日本株式全体(特に「日経平均株価が20,000円台を目指します!」という証券マンのセールストークには惑わされないように気をつけたいところですね。)が上昇し続けなければ、ファンドパフォーマンスは向上していかないと考える方が良いでしょうし、上昇していくと考える投資家にとっては投資対象となります。
投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家は毎回このような日本株式ファンドを確認されていると思いますが、ほとんど似たり寄ったりしていると思います。具体的にはポートフォリオ内容や銘柄数、投資テーマなどが異なるという点です。オフショアファンドのように過去のトラックレコードが無い今回のような新規設定ファンドのパフォーマンスは正直分かりません。どうしても日本株式資産を持ちたいという場合は個別銘柄を証券マンから教えてもらえば良いと思いますし、敢えて今このファンドへ投資をせずとも運用開始後に様子を見てから投資判断をするというので良いではないでしょうか。
ランキング投票(クリック)お願いしますm(__)m
↓↓↓↓↓
オフショア投資入門書(マニュアル)を
無料進呈します
オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
関連記事
-
三菱UFJ外国債券オープン(毎月分配型)を解約した方が良いのかどうか?(男性・2016年7月時点)
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回は実際に頂いているご
-
三井住友・げんきシニアライフ・オープン(R&I2016ファンド大賞・国内株式・最優秀ファンド賞)
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回は、R&I2
-
DWSユーロ・ハイ・イールド債券ファンド(毎月分配型)Bコース(円ヘッジなし)
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。 投資信託(ファンド)で
-
GS ビッグデータ・ストラテジー(日本株)
こんにちは、眞原です。 今回は2017年6/19から三菱UFJモルガン・スタンレー証券から新規
-
DIAM欧州ハイブリッド証券ファンド(愛称:ユーロ・プライム)
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。 投資信託(ファンド)で
-
RS日本株式ファンド(愛称:市場リスク配慮型日本株式ファンド)
最新個別ファンド情報有料メルマガ(525円/月)はこちらから ↓↓↓ こんにちは、K2 I
-
みずほジャパン・アクティブ・ストラテジー(通貨選択型)
あなたの資産運用を無料診断(所要3分) ↓↓↓ こんにちは、K2 Investmen
-
TPP戦略株式ファンド
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。 投資信託(ファンド)で
-
日本郵政株式/グループ株式ファンド
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回は三井住友信託銀行が
-
新シルクロード経済圏ファンド〜SMBC日興証券〜
こんにちは、眞原です。 今回は9/7以降SMBC日興証券から新規販売される「新シルクロード経済