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HSBC香港、2017年3月末からVoice ID(音声認証システム)始めるってよ!

こんにちは、投資アドバイザーの真原です。

今回は、HSBC香港口座情報。

こちら香港の地元紙では先週報じられていますが(まだ英語サイトでは報じられていませんが)、HSBC香港が3月27日から「テレフォンバンキングでの本人確認に音声ログインシステム」を導入するようです。

(出典:信報財經新聞 HP)

実はこの音声ログインサービスは、2016年9月HSBC英国では既に開始しているサービスでHSBC UKのホームページ上ではどのような登録方法なのかなど動画で解説されています。

既に67万人がユーザー登録を完了し、音声ログインによる処理された問合せは280万回に達しているそうです。

(出典:HSBC UK HP動画スクリーンショット)

そして、HSBC香港でも、この3月末からHSBC UKのサービスを追随することになります。

この音声ログインシステム(音声認証システム)では、

・発音やアクセント
・声のトーンやスピード
・抑揚

などの行動的な要素に加え、声帯や口型や鼻音などを含めた口座ホルダーの生理的な要素など合計100種類に上る指標をもとに、本人と登録する声紋の正確性を分析、マッチさせるそうです。

既に録音済みの音声や第三者が勝手に声を使ってログインを試みる詐欺行為も識別できるシステムとのことで、HSBC側が口座ホルダーの声紋を録音してログインテストを行った際の不正ログインの成功率は低かったとのこと。口座ホルダーにとってはさらに利便性が高まりそうですね。

また、HSBC香港では直近P2P(Pear to Pear)サービスとして、モバイル送金簡易アプリの”Pay Me”もローンチしていて、モバイル関連やシステム投資を活発に行っています(”PayMe”は香港発行のクレジットカード(Visa, MasterCard)のみ対応)。

(出典:HSBC香港 HP スクリーンショット)

このような「既存サービスの破壊」と共に「新たな試み」を仕掛けるHSBCは、護送船団方式、、既得権益を守るための横並びの日本の大手邦銀行(目がバンク)の金融サービスとは大いに違うなと思います。

残念ですが「メガバンクは、海外で使えない銀行」ですから・・・全く「グローバル・サービス」ではないドメスティック銀行です。

もっか日本人のみならず、中国人や他国出身者のHSBC香港の新規口座開設は厳しくなっていますが(最近、英語ネイティブスピーカーのドイツ人がHSBC香港での口座開設を拒否されたというのを本人から確認しました)、今、HSBC香港口座ホルダーは当然のことながら最低限英語が使えないと口座の持ち腐れでしかないでしょうし(あらゆる手続きができない)、これから口座を開きたいと思っても、最低言語(英語)が話せなければ口座開設はできません。

※英語(他言語)コミュニケーションと資産運用の関係/香港ライフ

もっとも多くの日本人が苦手な「英語」ですが、英語が話せなくとも、ましてHSBC香港口座なんて持っていなくとも「オフショア投資(海外投資)」はできるので、その点は勘違いや間違えないようにしてくださいね。

そもそも資産運用を考えている場合には、日本にいながらでもオフショア資産管理口座は開設でき、世界中の優秀なオフショアファンド(ヘッジファンド)への投資はできるのです。



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    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

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