【資産運用基礎】20代後半から30代(若い世代)の「王道の資産運用方法」は「積立投資(海外積立投資)」である
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最終更新日:2021/02/09
資産運用の基礎、Q&A、基礎用語
こんにちは、眞原です。
今回は、資産運用基礎、特に若い世代(20代後半〜30代、40代)にとって役立つ情報です。
実際にやりとりがあった20代後半の方のQ&A形式です。
と、その前に・・・、
※20代後半以降、若い世代が考えて実行すべき資産運用の5つポイントとは?
- 少額からのコツコツ投資(積立投資)をバカにしない(「限りある時間という資産」を早いウチから活用していく)
- 若い世代はリスクをまだまだ取れるし失敗もできる(退職後に大きくリスクを取る運用は難しい)
- 人生は「100年時代(医療発達で長生き時代)」=退職後の年金受給は遅くなり、減っていくと心得る
- 「資産運用の知識と経験」は若いうちから(政治経済の情報や運用の経験値を若い頃から得ていく)
- 今の積み重ねが、自分の将来の為になると考え、長い期間の資産運用(積立投資)でも貫き通す
それでは具体的に見ていきましょう。
いつもの「投資ヒアリングシート項目」内容への回答を頂き、そのご回答に沿ってやり取りをしました。
<Q.1>
・ご年齢⇒20代後半
・現在の投資商品(金額、銘柄など)⇒変額個人年金保険 月々1,3000円程度
・今までの投資経験(年数、商品など)⇒株式投資
・今後の投資可能年数⇒約30年を想定
・今後の投資可能金額⇒相談
<A1.>
20代から先のことを見据えながら資産運用をしていくのは良いお考えですね。
資産運用方法には、大きく分けて2つの方法があります。
1つは、1,000万円や5,000万円、1億円など一定のまとまった資金を一括で運用していく「一括投資」。もう1つは、先にご相談いただいていたように、月々のキャッシュフロー(月収/年収)から一定金額を積立投資していく「海外積立投資」です。○○さんはまだ20代なので、まずは時間的資本(=働ける期間が長い)を最大限活用できる「海外積立投資」を始めながら、そして更に、もし300万円以上の一定金額を資産運用に充てられるようでしたら、併せてオフショア資産管理口座を開設してオフショアファンドで「一括投資」をされるのが良いと思います。
まとまった資金の運用(一括投資)をお考えでしたら、投資額をお伝え頂ければポートフォリオを組んでお送りできますので、まずは投資額をご連絡ください。
<Q.2>
・現在の年収から貯蓄できる余剰資金(例:120万円/年)⇒150万円/年
・年率目標リターン(何%など)⇒銀行金利以上
<Q2.>
銀行預金は「実質ゼロ%」なので、それ以上のリターンは、資産運用をするので当然目指していけます(比較対象を銀行預金にしてはいけません。下記は2年前の私のブログ記事です。現在の銀行預貯金金利は「年0.001%」です)。
※三菱UFJとみずほ銀行の預金利回り「0.00%」時代に突入(お金を殖やすには?)
年間150万円(約12万円/月)を余剰資金として中長期で蓄えていけるようでしたら「海外積立投資(変額プラン)」で、まずは月々コツコツと積立投資される方が良いですね。海外積立投資(変額プラン)」の詳細は追って次のメールでお送りします。
※今の20〜40代向け!将来の資産形成の勝利の法則は「先取り積立(海外積立投資)」にあり!
最終的に、この方はまず「海外積立投資(変額プラン)」の開始を決められました。
中長期での資産運用です。
マーケットの上げ下げは必ずあるので、積立期間中に一時的にはマイナス運用になることもあるでしょう。
ただ、中長期だからこそ、当然マーケット事情や見通しによって積立投資先のポートフォリオ(ファンド選択)も変えられる訳なので、満期時にプラス圏を確保できる可能性は大いにある訳です(単に銀行預金で預けている以上になっていく可能性を残せます)。
20代後半の今から始めるという意味は、間違いなく後々、非常に大きな意味を持つことになるはずです。
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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
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