【Q&A】ローリスク・ミドルリターンの海外積立投資は?日本の毎月分配型ファンドの積立投資と何が違う?
公開日:
:
資産運用の基礎、Q&A、基礎用語
こんにちは、眞原です。
今回は、Q&Aです。
質問の内容としては、
海外積立投資
に関するものです。
海外積立投資には、リスク具合に応じて大きく3つのタイプがあります。
この質問者さんがどういう考えを元に積立投資を考え、始めるのか?という点について1つの参考になると思います。
<Q.1>
毎月積立型(海外積立投資)をしていきたいと考えております。
ローリスクミドルリターンですと、3.5%金利保証になるのでしょうか?
<A.1>
毎月の海外積立投資の場合、お伝えのように3つのプランがあります。 1)海外積立投資(変額プラン)
最低保証金利1~5%(積立額による)をもらいながら、200本のオフショアファンドから自由にポートフォリオを組んで投資。 2)元本確保型積立投資(元本確保型プラン)
15年後に元本の140%、20年後に160%をリターン保証してもらいながら、S&P500へ投資。 3)3.5%金利保証積立投資(3.5%金利保証プラン)
市中金利に応じて年3.5〜6%の間で、金利が決まる。最低3.5%は保証されている(現行利率)。 ですので、3.5%金利保証型が最もローリスク・ローリターンになります。 また、ローリスク・ミドルリターンでしたら、元本確保型積立投資(元本確保型プラン)ですね。
<Q.2>
「変額年金プラン」で積み立てるファンドと、日本であるような毎月分配型ファンドとは、どのような所が違うのでしょうか?
<A.2>
◯◯さんは日本の金融機関にお勤めですのでよくご存知だと思いますが、日本の投資信託の毎月分配型は、日本人用に開発販売されている金融商品です(分配金が出れば国に税金が落ちる仕組みですね)。 海外の投資信託(ミューチャル・ファンド)には毎月分配型はありませんし、オフショアファンド(ヘッジファンド/オルタナティブ)には存在しない仕組みです。「変額プラン」で積立投資できるファンドは、まず200本を超えるオフショアの投資信託(ミューチャル・ファンド)やインデックスファンドに直接投資できるで、当然日本国内の投資信託(ミューチャル・ファンド)よりもパフォーマンスは相対的に良くなり、まして毎月分配型の仕組みなどはないので、中長期で積立投資することによって複利運用とドルコスト平均法も活用でき、益々殖えやすいという違いがあります。
今回ここに載せているのは頂いているご相談やご質問の一例ですが、3つのいずれかの積立投資(もしくは複数組み合わせ)をするにあたっては、積立投資する方の、
・ご年齢(積立可能年数)
・月々の積立余剰資金額
・積立投資の目的や目標リターン
によって、どの海外積立投資が合っているのかもお伝えできると思います。
もし他に具体的な相談や質問などあれば、いつでもお気軽に、
こちら(「3つの海外積立投資について」と明記ください)
からご連絡ください。
オフショア投資入門書(マニュアル)を
無料進呈します
オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
関連記事
-
野村證券と大和証券の中国株ファンドがサスペンド(売買停止)
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 中国マーケット(上海総合
-
【資産運用基礎】サラリーマンと事業家(経営者)との埋めようのない「資産運用における大きな考え方の違い」①サラリーマン思考編
こんにちは、眞原です。 今回は、資産運用の基礎の考え方について。 投資アドバイザーの職
-
株は上昇が続けば下落間近、下落が続けば上昇間近?(ギャンブラーの誤謬)
こんにちは、眞原です。 今回は資産運用の基礎。 さて、問題です。 現在、個人投資家
-
(Q&A)USD建て一括投資の場合はドル円レートが影響しますが、どのように考えるべきでしょうか?
こんにちは、眞原です。 今回は、実際のご相談内容に沿っての情報です。 ポイントは、 ・
-
【資産運用Q&A】新年にあたり海外積立投資のポートフォリオのスイッチングをする方が良いでしょうか?(積立投資の心得)
こんにちは、眞原です。 今回は実際に頂いたご質問からQ&Aついて、質問と回答を3つに分
-
今後、働かずに資産運用のリターンだけで生活費を賄いたいけれど可能ですか?
こんにちは、投資アドバイザーの眞原です。 今回はよくよく頂く質問(要望?)を取り上げました。
-
【資産運用基礎】知っておくべき会計用語①(英語Ver.)〜 損益計算書(P/L)編〜
こんにちは、真原です。 今回は個人投資家でも資産運用をする際に知っておくべき「会計用語(英語V
-
投資初心者にとって株式投資=資産運用ではない理由と「積立投資」をした方が良い理由
こんにちは、投資アドバイザーの真原です。 今回は、資産運用基礎シリーズ。 毎日相談頂く中
-
新聞記事は統計上のカラクリ!実質賃金上昇はある種のマヤカシである。
ランキング投票(クリック)お願いしますm(__)m ↓↓↓↓↓ にほんブログ村
-
iDeCo(個人型確定拠出年金、イデコ)と【海外積立投資(変額型プラン)】の違い
こんにちは、眞原です。 今回は『iDeCo(個人型確定拠出年金、イデコ)と海外積立投資(変額型