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グローバルAIファンド(賢い個人投資家は証券会社の投信販売の「テーマ」に飛びつくべからず)

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。

今回は8/25-9/8までSMBC日興証券から新規募集販売されているグローバルAIファンドの情報です。

さて、このファンドの情報の前にまず、確認しておきたいことを先に記載しておきます。

新規「テーマ型」投資信託(ミューチャル・ファンド)への投資は必要ない(と個人的に思う)

今回も「やれやれ、また「テーマ型(何かの産業テーマに沿った銘柄)ファンド」か」というのが第一印象です。

そして今回は「AI(Artificial Intelligence)銘柄」

しかしながら、冷静によくよく思い出しましょう!

1年前の2015年8月31日SMBC日興証券から基準価額10,000万円で新規設定、販売、運用開始の『グローバル・ロボティクス株式ファンド(1年決算型/年2回決算型)』を。

こちらは「ロボット関連銘柄」のテーマ型投資信託(ミューチャル・ファンド)で、今回の「AI」とやや重複するところもあります。

パフォーマンスは振るっていないにも関わらず同ファンドの純資産はなぜか!!!!3,600億円と増加傾向にあります。

が、純粋に投資している個人投資家のパフォーマンスを確認してみてください。

※グローバル・ロボティクス株式ファンド(1年決算型/年2回決算型)/SMBC日興証券
グローバルAIファンド(「テーマ型」に飛びつき新規で投資すべからず)3【基準価額】9,827円(2016年8/29時点)
【純資産総額】約3,670億円

運用開始後1年が経過し、過去のマーケット状況の良し悪しも分かった中でファンドのパフォーマンスがプラスになっていない(1年発っても利益確定すらできない)状況です。みんな損しています。

貴重な「投資する時間は2度と戻ってこない」にも関わらず、1年経過して運用開始後の基準価額を上回れないというのは、運用が下手としか表現のしようがありません。2年目以降もパフォーマンスが振るわないようであれば、個人投資家は自分自身の目標リターン目標に沿って損切りすることも視野に入れるべきでしょう。

※運用目標リターン金額(年間平均リターン目標)を決めること/資産運用の基礎

つまり、このファンドの「(ロボット関連の)テーマ」が悪いのか、ファンドに組み入れている「銘柄のパフォーマンス」が悪いのか、それとも単にファンドマネージャーの腕が悪いのか・・・理由はどうであれもっと複雑な理由であれ、このテーマ型を信じて投資している個人投資家は儲かっていないということです。

他には2015年12月大和証券から新規募集販売されたのは、同じくロボット関連のテーマ型投資信託(ミューチャル・ファンド)の『ロボット・テクノロジー関連株ファンドーロボテックー』です。

※ロボット・テクノロジー関連株ファンドーロボテックー/大和証券
グローバルAIファンド(「テーマ型」に飛びつき新規で投資すべからず)4【基準価額】9,458円(2016年8/29時点)
【純資産総額】約1,026億円

同ファンドは運用開始から1度たりとも当初設定時基準価額10,000円を越えることなく推移しています。ロボット関連「テーマ型」ですが、テクノロジーも入っているのでAI分野も重複しています。

さらに、2016年3月野村證券から新規募集販売された『ロボ・ジャパン(円投資型)/(米ドル投資型)』の推移がこちら

※ロボ・ジャパン(円投資型)/(米ドル投資型) / 野村證券グローバルAIファンド(「テーマ型」に飛びつき新規で投資すべからず)5

【基準価額】9,124円(2016年8/29日時点)
【純資産総額】約38億円

同様にプラスパフォーマンスになっていません。

つまり、いくら「テーマ型」が良くとも、投資信託(ミューチャル・ファンド)のパフォーマンスには繋がっていないのです。

それにも関わらず個人投資家が資金を投じているため純資産総額は各ファンドともに増加傾向にありますが、単にファンドの「テーマ」がよくて、そのテーマに飛び付いて投資をしても個人投資家のリターンには必ずしも繋がないのです。

今回の「グローバルAIファンド」の詳細は?

グローバルAIファンド(「テーマ型」に飛びつき新規で投資すべからず)6

今回の新規販売され、SMBC日興証券から販売される「グローバルAIファンド」の特徴は、

・世界中のAI(Artificial Intelligence)関連銘柄への投資(40~80銘柄)

です。

AI(Artificial intelligence)は「今後も伸びてくる」という大前提で(上でみた「ロボット関連」と同じ理屈です)、その詳細がこちらグローバルAIファンド(「テーマ型」に飛びつき新規で投資すべからず)2

投資信託(ミューチャル・ファンド)としては、このテーマである「AI市場の伸び」=「AI企業の価値利益向上、株価上昇」=「ファンドのパフォーマンス向上」=「個人投資家が儲かる」という構図で運用されていきます。

今のところ「AI市場の伸び」=「AI企業の価値利益向上、株価上昇」は確かですが、ただ正直、新規募集販売の投資信託(ミューチャル・ファンド)の場合は、過去マーケット状況に照らし合わせてのパフォーマンス推移を確認できないので「ファンドのパフォーマンス向上」=「個人投資家が儲かる」は不確かです。

上で確認したようなロボット産業ファンドの「儲からないという二の舞い」にならなければ良いのですが・・・・。

具体的なモデルポートフォリオがこちら

グローバルAIファンド(「テーマ型」に飛びつき新規で投資すべからず)

国別には米国が中心で、セクターとしては情報技術(IT企業)が80%以上を占めます。

また、中小型下部が78%と「グロース銘柄(株価上昇を目指す銘柄)」が中心になりそうです。

具体的な銘柄群がこちら

グローバルAIファンド(「テーマ型」に飛びつき新規で投資すべからず)1

確かに個別銘柄への投資では投資信託ほど分散投資もできず、リスクは大きくなりますが、もし個人投資家でこの「AIというテーマ」が今後も伸びていくるというのを本気で考えているのであれば、この投資信託(ミューチャル・ファンド)に組み入れられているような上の銘柄へ直接投資すれば良いのではないでしょうか?

また、どうしてもこのファンドへ投資したくて仕方ないという場合を除いて(そんな方はいないと思いますが・・・)、運用開始後一定期間が経過し、このファンドの運用状況を確認してからでも投資できるので、それからでも遅くはないでしょう。

※日本人個人投資家に足りない投資資産と野村證券マンの限界/野村證券物語

単に証券会社のマーケティングである「テーマ」に乗ってこのような新規の投資信託(ミューチャル・ファンド)へ投資するのではなく(単に「商品」ありきで投資先を決定するのではなく)、各個人個人が自分の考え方や資産内容(このような「ヒアリングシート内容」に照らし合わせて)に沿った資産運用を心がけましょう。

 



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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。

過去10年間に渡り年間平均10%以上のリターンをあげている海外の投資情報を、実名を用いて載せています(日本には存在しないファンドです)

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    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

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