スマート・ストラテジー・ファンド
公開日:
:
最終更新日:2021/02/09
日本の投資信託(ミューチャル・ファンド)やETF
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。
投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家へ情報をお伝えしています。
今回は三井住友銀行やSMBC日興証券から販売されている『スマート・ストラテジー・ファンド』についてです。
このファンドの特徴は大きく2つです。
1.)世界の政府債・政府機関債(事業債・ハイ・イールド債券)への投資
2)債券の配分比率を機動的に変更して運用
まずは運用状況から確認します。
基準価額の推移がこちら。
次に具体的にポートフォリオを確認します。
米国比率が50%を超え、次いで格付が高い国々への債券が組入上位に来て364銘柄で運用をしています。
より具体的な銘柄がこちら。
債券運用のファンドなので、上下のブレは少ないものの毎月分配型の場合には基準価額が大きく下落してしまっています。(再投資型は辛うじて10,000円を超えています。)
マーケットの状況に応じて投資する債券比率を変更しているようです。(スマートストラテジー)
昨年から特にグレートローテーション(「債券から株式へ」)の流れの中、多くの債券ファンドが苦戦を強いられている環境です。例えば大手債券ファンドのPIMCOも運用難となり、直近エラリアンCEOが辞任するなど、2013年以前の債券ファンドと現在の債券ファンドの運用環境が異なってきているのが見て取れます。
目下、株式指数が上昇しやすい環境下であるからこそ投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家は、投資している資産比率を改めて見直すタイミグでもあると思います。というのも、具体的には株式資産(や株式ファンド)に資金割合が多い場合には、直近のアルゼンチン・ショックのような環境では一気に目減りしてしまうからです。
株式投資のように短期で大きく増やす事を目標にせず、オフショアファンド(ヘッジファンド)運用や債券運用などで出来る限りリスクを抑えて投資することで、目先の利益だけでなくトータルリターンで資産運用ができているかを測る必要があるのではないでしょうか?
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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
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