日興グラビティ・ヨーロピアン・ファンド(愛称:ユーロビート)
公開日:
:
最終更新日:2021/02/09
日本の投資信託(ミューチャル・ファンド)やETF
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。
投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家へ情報をお伝えしています。
今回はSMBC日興証券から2/17〜3/6まで新規募集販売される『日興グラビティ・ヨーロピアン・ファンド(愛称:ユーロビート)』の情報です。
このファンドの特徴は、こちらの1つに集約できます。
・欧州の上場株式(東欧・ロシア・トルコ及びアフリカ等も含む)への投資
具体的な地域がこちら
このファンドの名前「グラビティ(引力)効果」は、経済学の「グラビティ理論」というものを名前に付けています。EU圏はこの理論が具体化されたものとして考えられ、このようなファンドが組成されているようです。
ただ、よくよく考えてみれば単純に欧州周辺国のポートフォリオを考えて投資しているようにしか思えませんが、このような理論を使っていますよ〜というキャッチーさで真新しさを出している印象です。
投資家にとっては理論云々ではなく、投資した資産に対するリターンがどれほどなのか?要はヘッジファンド(オフショアファンド)運用方針でもあるような絶対収益がどうなのか?という点に尽きるのではないでしょうか。
さて、新興国から先進国へのマネー回帰が見て取れますが、実際に先進国のGDP推移はどのようになっていくのかを確認してみます。
米国株式指数やGDPはゆるやかに右肩上がりに伸び続けています。また、日本も直近の金融緩和策のおかげで株式指数は上昇しつつも、GDP成長率に関しては不確定要素が多いと思われます。この2カ国と比較すればEU圏は出遅れているからこそ、逆張り的にファンドで投資しましょうというのがこのファンドの趣旨です。
また、EU圏は2011年の欧州債務危機問題から一定の立ち直りを見せ始めているというのは大方のマーケット関係者の見方です。ただ、根本的な解決策に関しては先送りされています。
欧州経済を牽引しているのは主には、ドイツ、フランス、英国の3カ国です。これらに加えて残り25カ国がぶら下がっている状況です。
問題児扱いされていたPIIGS諸国ですが一定の改善が見られ始めたということのようです。
これだけの財政収支を改善させる為には、もろもろの社会保障制度の削減や増税などで対応しているのは他なりません。そして、あまり日本では報じられていませんが、実は各国の失業者数は増加しており、失業率は高止まりしたままです。
<失業率>
スペイン :25.8%(2013/12)
ギリシャ :27.8%(同上)
ポルトガル :15.4%
イタリア :12.7%
ユーロ圏全体:12.0%
EU圏 :10.7%
欧州経済がこのような足の引っ張り合いだからこそ(財政悪化を埋めるのは各国の税金→増税を嫌がる国民)、英国は2017年末までにEU圏から脱退するか残留するかの国民投票を行う予定となっています。これは政治的な要因なので何とも判断できませんが、こういう可能性を踏まえた上で「EUへの投資ってどうなの?」と考える必要があります。
具体的なモデルポートフォリオがこちら。
国別構成比率などを確認するとEU圏を牽引している国々ではありますが、投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家は、あくまでも目先ではなく大局観を掴んで投資判断してみてはいかがでしょうか。
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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
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