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ABグローバル・ハイインカム・オープン 毎月分配型/1年決算型(愛称:ABコンパス)

公開日: : 最終更新日:2021/02/09 日本の投資信託(ミューチャル・ファンド)やETF

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。

投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家へ情報をお伝えしています。

今回は2/12から取り扱い開始のSMBC日興証券から新規募集販売されている『ABグローバル・ハイインカム・オープン 毎月分配型/1年決算型(愛称:ABコンパス)』の情報です。

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今回、このファンドは新規設定で募集販売されていますが、過去にこのようなトータルリターンを目指す債券ファンドは何度も名前を変え運用会社を変え販売されてきました。要は「全く真新しいファンドではありませんよ!」という事です。日本のミューチャルファンドの新規設定ファンドは、オフショアファンドとは違って、過去のトラックレコードが無いのでシミュレーション上や今回のように類似ファンドのパフォーマンス推移を見て投資判断をすることになります。

それでは、このファンドの大きな2つの特徴です。

1.)世界の債券への投資(債券マルチセクターへの投資=「ABコンパス」と呼んでいる)

2.)毎月分配型(為替ヘッジあり/なし)・年1回決算型(為替ヘッジあり/なし)の4コース

先にこのファンドの類似ファンドのパフォーマンス推移から確認してみましょう。

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類似ファンドA(為替ヘッジなし)の場合、運用開始からの年間平均リターンが約5.1%程度、類似ファンドB(為替ヘッジあり)の場合は、年間平均リターン2.6%程度となっています。

特徴の確認です。

1.)世界の債券への投資(債券マルチセクターへの投資=「ABコンパス」と呼んでいる)

簡単に言うと、マーケットの変動(金利の上下)に影響されないように、機動的に資産配分をして色んなリスク・リターンの債券に投資をし分散することで補完し合ってトータルリターンを目指すという運用です。

<各債券パフォーマンスと類似ファンドのパフォーマンス推移>

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ハイ・イールド債券は株式との相関があるので、米国株式高の追い風も受け株式指数と同じような上昇を示し、また他の資産をアウトパフォームしている状況です。

<各資産のリスク・リターン>がこちら。

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よくよく考えてもらいたいのが、例えば他の投資信託でハイ・イールド債券投信や、新興国債券投信などに多額の資金を投じている投資家は、同じようなリスク・リターンを取って運用しているとうことです。つまり、結局は分散にはなっていませんし、類似ファンド(A)のリスク・リターンを確認しても分かるように、結局はこのファンドに投資した場合も同様です。

<類似ファンドのポートフォリオ>がこちら。

スクリーンショット 2014-02-05 16.41.04.png

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先進国債券、新興国、ハイ・イールド債券がほぼ均等割合程度です。国別には米国がメインで次いでイギリス、その他という割合です。

直近では新興国が金利を上げている経済環境(インフレ抑制、通貨防衛の為)で、各中銀の金利情勢の舵取りが難しい環境になっています。また、2013年は債券から株式へとマネーが流入流出しているので債券運用ファンドにとっては厳しい年だったようです。その顕著な例として、大手債券ファンドのPIMCOやFidelityの債券運用者や責任者が辞任したりしています。

2.)毎月分配型(為替ヘッジあり/なし)・年1回決算型(為替ヘッジあり/なし)の4コース

かつて毎月分配型が主流(新規設定ファンドのほとんど)でしたが、NISAが始まると踏まえて各運用会社が2013年から年1回決算型を数々投入してきています。投資信託(ファンド)で資産運用をする投資家の投資効率を考えると分配金を出さずにに複利で運用し続ける方がメリットにも関わらず、そのような運用をしていないのが日本のミューチャルファンドです。

冒頭でも確認したようにこのファンドは新規設定ですが、決して何か真新しいファンドでも無く運用会社や販売会社が異なるというファンドです。現在投資している資産内容を踏まえた上で、自身に合った投資判断を考えられてはいかがでしょうか。

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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。

過去10年間に渡り年間平均10%以上のリターンをあげている海外の投資情報を、実名を用いて載せています(日本には存在しないファンドです)

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    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

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