アジア・ハイ・インカム・ファンド・円コース(資金流出ランキング3位)
公開日:
:
最終更新日:2021/02/09
日本の投資信託(ミューチャル・ファンド)やETF
国内ファンド解説
こんにちは、投資アドバイザーの眞原です。
今回は資金流出ランキング3位だった<アジア・ハイ・インカム・ファンド・円コース>の情報です。
早速、確認してみます。
<アジア・ハイ・インカム・ファンド・円コース>
【基準価額】7,927円(2016/11/1)
【純資産総額】約4億円
【分配金累計額】4,440円
【分配金/月々】60円
2010年から6年間の運用で分配金込み単純年間平均リターンは3.5%程度です。
ハイリスク・ハイリターンなアジアのハイ・イールドで運用しているにも関わらず投資信託(ミューチャル・ファンド)のパフォーマンス結果としては低いリターンだと思います。
純資産総額は、2010年代に約80億円程度まで上昇してから一気に下落し続け、足元では約4億円程度です。投資信託(ミューチャル・ファンド)側によっていつ勝手に償還してもおかしくありません。
この投資信託(ミューチャル・ファンド)の特徴はシンプルに1つ、
・アジアの高利回り米ドル建て社債&国債への投資
です。
ポートフォリオがこちら
<ポートフォリオ>
2.png)
ポートフォリオの組入債券の最終利回りが5.5%と、上で確認した単純平均リターン3.5%よりも高いので、純粋にこの投資信託(ミューチャル・ファンド)の運用が上手く行っていないことが分かります。
組入国、地域としては、中国:32%、香港:16%、インド:12%、フィリピン:9%、スリランカ:7%とアジア新興国が中心です。
また、格付けはBB:37%、B:47%と投資適格級以下の債券が中心になっています。だからこそ本来はハイ・イールド債券として高い金利が取れて高いパフォーマンスになる(はず)の運用です。なのでアジアハイ・イールドは海外積立投資などで中長期でコツコツと一定金額を積立投資しておきたい資産ですね。
とは言え、運用パフォーマンスはリスクの割に十分満足なものではないので、早々に売却してより投資効率が良い投資先で運用する方が良いでしょう。
この純資産規模なので、ほとんどの個人投資家は既に売却済みだと思いますが・・・。
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