三菱UFJ米国配当成長株ファンド（愛称：ザ・レジェンド）

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。

投資信託（ファンド）で資産運用をしている投資家へ情報をお伝えしています。

今回は、現在（11/25〜12/6）三菱東京UFJ銀行から、新規募集販売されている『三菱UFJ米国配当成長株ファンド（愛称：ザ・レジェンド）』の情報です。

このファンドの特徴を確認します。大きく３つあります。

1.)米国の連続増配銘柄企業の指数（S&P500 Dividend Aristocrats Index）をベンチマークとして（為替ヘッジなしの場合）、指数連動を目指す運用

2.)為替ヘッジなし・為替アクティブヘッジの２コースから選択

3.)年２回決算型

具体的に確認します。

1.)米国の連続増配銘柄企業の指数（S&P500 Dividend Aristocrats Index）をベンチマークとして（為替ヘッジなしの場合）、指数連動を目指す運用

まずは指数推移を確認してみます。

上記はS&P500 Dividend Aristocrats IndexのFactsheetから引用しています。最も濃い色がこのファンドのベンチマークでもあるS&P500 Dividend Aristocrats Indexの推移。米国株式指数のS&P50よりも高パフォーマンスなのが分かります。

1年でのパフォーマンス推移の比較がこちら。

米国株式指数S&P500構成企業のうち１割強に当たる54銘柄（2013年9月末）でこれらの銘柄は、25年間（四半世紀）増配している企業です。

リスク・リターンがこちら。

そして、この四半世紀にあった大きな出来事がこちら。

25年間の間に様々な経済の動きがありますね。この間、日本の株式指数は下落の一途ですが、一方の米国株式指数は上昇し続けています。それほど米国企業にはグローバルに稼ぐ力があるので、このファンドのように増配（株主還元）をしている企業が多くあります。S&P500指数も最高値を更新しているので、オフショアファンドのS&P500元本確保型で運用している投資家にとっては大きなリターンに繋がっています。

米国株式に関しても金融緩和策の影響で上昇している側面もありますが、米国経済指標としても良いモノが出て来ていますし同時にQE3縮小後の他の緩和策もFRBとしては考えているニュアンスを議事録で示しています。短期的には12月17〜18日のFOMCでの内容には要注目です。

いずれにせよ、今後の米国の金利情勢や日本固有の施策などから「円安方向」へのモメンタム（方向性）は変わらないでしょうね。

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