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【新規投資信託(ミューチャル・ファンド)】ゴールドマン・サックス社債/国際分散投資戦略ファンド2018−07(単位型)〜大和証券〜

こんにちは、真原です。

今回は、大和証券から2018年7月11〜30日まで、単位型(追加募集なし)で新規募集販売されている投資信託(ミューチャル・ファンド)ゴールドマン・サックス社債/国際分散投資戦略ファンド2018−07の情報です。

(出典:大和証券 HP)

今回の投資信託(ミューチャル・ファンド)は珍しく・・・、

・元本確保型運用
・(それ故に)単位型(募集期間が決まっていて、追加投資はできない)

です。

未だに、

・元本確保型

・元本保証型

を勘違いしている個人投資家が多いので、元本確保と元本保証の「違い」についての説明はここでは割愛して、下記に譲りますが↓

資産運用初心者が抱える、5つのあり得ない誤った考え方について(その1.)

さらに、ちゃんと「元本確保型」を知りたいという人は、

こちらの無料の『元本確保型入門書(マニュアル)』

をダウンロードする方が早いです。

ちなみに、ホンマモノの(オフショアファンド)の元本確保型ファンドは、

「レバレッジを掛けた積極運用部分」と「元本確保部分」という2階建てに分けて運用されるファンド(これがオフショアファンドでは正しい当然の元本確保ファンド)

です。

さて、それでは、今回の大和証券の投資信託(ミューチャル・ファンド)「ゴールドマン・サックス社債/国際分散投資戦略ファンド2018−07(単位型)」について。

ファンドのポイントは、大きく2つ、

1.)10年満期、円建てで元本確保
2.)実績連動クーポン(年1回の分配金)

です。

オフショアファンド(海外のヘッジファンド)では当たり前のように投資されている「元本確保型ファンド」というのは「2階建て運用」で、今回の投資信託(ミューチャル・ファンド)でもこちらのようなイメージですね。

1.)、下の「ゴールドマン・サックス社債(ゴールドマンによる保証付き)」で、10年後には元本確保型(コスト控除後)が確定しています。

加えて、債券での運用なので金利があり、それが元本確保型に充てられていきます。

ちなみに元本確保型ファンドのポイントは、

『(満期時の)10年目』に元本が確保されている

ということです。

つまり当然、途中売却をすると、マイナスになることもあります。

ということは『少なくとも10年間は資金が固定(途中売却もできるが、途中売却ではマイナスになるリスクもある)』

でも正直、元本確保型ファンドに投資する投資家は(特にオフショアファンドの株価連動の元本確保型ファンドに投資する投資家を見ていると)、わざわざ満期時の元本確保を目指すのではなく

満期までの運用途中で「途中売却益を得る」

というのが基本的な投資スタイルです。

ただ、今回は「実績連動クーポン」の推移を見る限りローリターンの元本確保型ファンドなので、途中値上がり益を狙うスタイルではなく、(実質的に)『満期までの10年間を動かせない投資資金が固定されるスタイル』でしょう(要は下で説明する金利を取るだけの期待)。

2.)の、実績連動クーポン(年1回の分配金)というのが、この投資信託(ミューチャル・ファンド)に投資した場合のリターンです。

それを「国際分散投資戦略」と呼んで、みずほ銀行グループアセットマネジメントOne(旧DIAMアセットマネジメント)が運用します。

運用先資産を大別すると、この2つで、

A.)株価指数先物(日本、米国、欧州、英国、カナダ、豪州、スイス、スウェーデン、香港など)
B.)債券先物(日本、米国、ドイツ、英国、カナダ、豪州など)

日々配分比率調整をして、価格変動リスク年率3%程度に抑えるようにするそうです(シミュレーションが上の通り)。

で、このA.)とB.)を併せて算出したものが「実績連動のクーポン算出」として、年1回の分配金に充てられていきます。

過去のシミュレーションでは、年率平均で2.1%程度のようです。低過ぎる・・・。

まとめると、

元本確保型(と謳っている)この投資信託(ミューチャル・ファンド)の運用方法、1.)と2.)を合わせると、下記のような投資リターンのイメージ(シミュレーション)になります。

もちろん、10年間途中売却もせずに運用し続ける資金であれば、10年後には円建てで元本確保で満期償還になる投資先です。

が、投資家が投資する前に考えるべきは、

年間2.1%のリターンを取るために、10年間という2度と戻らない投資期間(人生の時間)、その資金を放っておいて、良いのかどうか?

でしょう(途中売却できるのは確かですが、投資開始から当面は途中売却するとマイナスになると容易に想像できます)。

もっと言えば、

10年満期時に、損はしないけれども(元本確保型)、満期までの10年間で、平均的に2.1%/年間クーポンが出てくるファンド

ということです。

ただ、この程度のリターンしか期待できないんやったら、

債券投資で十分じゃないか!!

と私は思いますね。まして、途中売却でのマイナスリスクは同じ。

とはいえ、そもそも私の場合、わざわざ円建て資産で殖やすメリットが理解できないので(円安になっている以上、コストプッシュインフレ傾向なので)、投資しないですね(苦笑)。

「知識は本でも学べるが、勘は実戦で強くなる!」結局、資産運用は「学びながら走る(実践する)ことが何よりも重要」



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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。

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    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

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