K2 College

「知識は本でも学べるが、勘は実戦で強くなる!」結局、資産運用は「学びながら走る(実践する)ことが何よりも重要」

公開日: : 最終更新日:2021/02/09 資産運用の基礎、Q&A、基礎用語

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。

今回は「格言シリーズ」です。

Screen Shot 2015-08-01 at 20.25.28

その格言とは、

知識は本でも学べるが、勘は実戦で強くなる!

もともと相場格言(株式の短期売買)ですが、中長期での資産運用を始める個人投資家や『これから資産運用を始める初心者』にとって大切な格言です。

この格言の意味は、

『マーケット(資産運用)をする上での知識は本やネット情報から得られるものの、その知識を活用して投資家自身が最終的な判断をするのは、実際にマーケット(資産運用)での「実践経験で培った勘」も重要なので、知識の習得はもちろんのこと、実践を数多く経験することで勘を磨くということも大切である』

ということ。

私は様々な「投資家」に出逢ってきて相談を受けてきていますが、中には「私は初心者なので、まずは資産運用の勉強しようと思います」と言って、無為に時間を過ごす人を沢山見てきました。そして、私の経験上では、そのような「勉強好きの考えの人」に共通するのは「自分自身でリスクを取れない(責任を自分で持ちたくない)、勉強をして満足感を得る」という考え方です。

また同時に「勉強」をすれば「損をしない」「間違えない」「判断できる」と勘違いしているのかと思いますが、「勉強したから」といって必ずしも「運用成果に繋がる」ということはありません。むしろ「勉強もしながら、実際に資産運用を始める方」の方が、主体的に学ぼう、情報を得よう、何とかしようと前向きに考える傾向が強いので、その「リスクを取っている」結果が付いてきています。

格言の意味のように、マーケット(資産運用)は「知識」でどうにかなる部分は限られていて、実際に自分でリスクを取ってマイナスやプラスになりながらも経験値を積み、マーケット(資産運用)に対峙することで養われる勘が重要になってくるというのは間違いありません。名だたる著名投資家(ウォーレン・バフェット氏)ですら、過去には様々なプラスマイナスなどの経験を得てきた上で今の彼の投資哲学(投資理論)が構築されている訳です。

(※ここで言う「リスク」とは、資産運用における上下のブレ(ボラティリティ)に資金を投じることで、その結果の「リターンを得る」という意味。一方、銀行預金は1,000万円までのペイオフであればノーリスクなので、預貯金は元本保証でリスクゼロです。)

マーケットは生き物と言われるように、日々また刻一刻と変化し続け一期一会の価格形成です。そんな中で理論を学ぶのは大切ですが「勉強しているだけ」では資産は全く増えず、たんに「2度と戻らない時間を無駄」にしている可能性が大きいのが事実です。(勉強しているだけでは、もちろん減りもしませんが、減らしたくないなら全く増えない預貯金しかない訳で、資産運用でリターンを得るには「リスク」を取るしかありません。)

結局、資産運用だけに当てはまるものではないですが、全てにおいて(特に新しい事に挑むにあたっては)「学びながら、走る(実践する)、そして修正する」しかないものだと思います。誰にとっても有限な『時間』は2度と戻ってこないのですから。

(カバー写真:CNBC)





海外積立投資入門書(マニュアル)を
無料進呈します

毎月の余剰資金から少額ずつ(100ドルから)の積立をしていくことで、ドルコスト平均法と複利運用を使った資産形成をすることができます。
海外積立投資には以下の4つの種類があります。

  • 最高5%上乗せボーナスを最初にもらった上で、200本のオフショアファンドで積立
  • 10年後(満期)に100%の元本確保をした上で、S&P500で積立
  • 15年後(満期)に140%の元本確保をした上で、S&P500で積立
  • 20年後(満期)に160%の元本確保をした上で、S&P500で積立

関連記事

【年金問題】少子超高齢社会日本で生きる未来(2017年出生数94万6千人で人口自然減39万4千人)

こんにちは、眞原です。 今回は日本に住む日本人の現役世代全員に関わる話。 ずっと分かって

記事を読む

富裕層もサラリーマンもそれぞれの保有資産別の資産運用方法

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回は資産運用初心者から

記事を読む

誰もが知りたいウォーレン・バフェットの実力(バークシャー・ハサウェイの株価上昇率は年利20%!)

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回は、個人投資家であれ

記事を読む

「東京海上・ニッポン世界債券ファンド(2013年5月購入)を解約すべきかどうか?」について

こんにちは、K2 Investment  投資アドバイザーの眞原です。 今回は、Q&A

記事を読む

1月下旬、弊社パートナーや個人投資家で「ロンドンの資産運用の常識」勉強会に参加したい方いますか?(予定)

こんにちは、真原です。 今回は、ブログというよりも、アンケート?(苦笑) まだ未確定事項

記事を読む

国債価格と金利の関係性(逆相関)

こんにちは、眞原です。 今回は「債券(国債)価格と金利」についての基礎の基礎。 とはいえ

記事を読む

【Q&A】『年率18%とか20%で利益が出せるなんて信じられないが、と同時に本当にそういう投資があればやってみたい』

こんにちは、眞原です。 K2も既に10年の社歴があり、昔から変わらず「海外からのより客観的なオ

記事を読む

資産運用基礎その④:「直接利回り(Current Yield)」〜債券投資の4つの利回り〜

こんにちは、真原です。 今回も前回に引き続き資産運用基礎の「債券投資」の下記④つの利回りのうち

記事を読む

投資信託(ミューチュアル・ファンド)で「今後の見通しは?」と考えるのは実はナンセンス

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回は資産運用の基礎です

記事を読む

資産運用に向かない人の10のマインド特徴 Ver.1(誰もが投資家になる時代)

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回は資産運用の基礎的な

記事を読む

  • リアルタイム無料コンサルティング受付中お申込みはこちら

  • 『最新投資情報』と 『オフショア 投資情報』を具体的なファンド名を 用いて公開中。

      メールアドレスを入力後『登録』を押してください。

    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

    • k2-holdings.jpg
      k2-investment.jpg
      k2-assurance.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      goldmember_banner.jpg
      生命保険相談バナー
    • まだデータがありません。

    PAGE TOP ↑