【投資戦略】香港富豪ナンバーワンの李嘉誠(Li Ka-shing)に学ぶ「分散投資」〜資産の守り方+殖やし方〜
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資産運用の基礎、Q&A、基礎用語
こんにちは、眞原です。
今回は、一般個人投資家にとって大いに参考にした方が良い「投資戦略」の話。
香港で最も裕福であり、世界でも当然知られている香港の事業家でありForbeビリオネア(総資産価値$26.6B/約2兆8,000億円)でも知られている「李嘉誠(Li Ka-shing)」氏の投資戦略について。$26.6B/約2兆8,000億円といえば、2018年に上場したSpotifyの上場時の時価総額と同じですね・・・。
<李嘉誠(Li Ka-shing)氏>


(出典:Forbes)
一番下の「“ Education “: Drop Out, Hight School(高校中退)」というのが良いですね。世間体的に評価される高い学歴と、実際に資産を築くという相関性は低いと言える良い例だと思います。
ちなみに、李嘉誠(Li Ka-shing)氏は、ちょうど2018年3月に下記2つの企業の会長職からの「引退」を発表したことで世界的にもニュースが駆け巡りましたが、直近の香港プロテストにおいても香港市民にメッセージを発し、今なお影響力をもっています。
・長江和記実業(CKハチソン・ホールディングス)
・長江実業集団(CKアセット・ホールディングス)
平和的な香港でのプロテストやデモが6月から早くも13週目4ヶ月近く続いていますが、暴徒と化している香港警察の状況を受けて、香港での香港市民生活つまりは実体経済への悪影響もジワリジワリ出てきています。
https://toushin-shisan.net/2019/08/post-10613.html
例えば、香港ハンセン指数(香港株価指数)の現状を見るとわかりますが、2018年末の安値圏と同水準で動いています。
<香港ハンセン指数(香港株価指数)>
(出典:Bloomberg)
さて、この経済状況下において、李嘉誠(Li Ka-shing)のファミリー資産のみならず、港湾や通信、小売りなどを網羅する長江和記実業(CKハチソン・ホールディングス)の香港での収入はわずか「10%ほど」にしか満たず(2015年16%だったから低下)、その分を欧州や北米、オーストラリアへの「分散投資を何年も継続」してきています。
(出典:Bloomberg)
結果、ハンセン指数の動きを見てもわかるように香港株式市場の下落が鮮明な中でも、マーケットでの「長江和記実業(CKハチソン・ホールディングス)への株価判断」としては(今月一時7年ぶり安値に下落したものの)過去1週間では香港内での同業他社を上回っている状況とのことです。
李嘉誠(Li Ka-shing)の投資戦略ポイントとしては、
「地域分散+通貨分散」 =「資産内容の多様性/分散投資」
ということです。
李嘉誠(Li Ka-shing)を知るポートフォリオマネージャーのコメントがこちら。
(出典:Bloomberg)
『李嘉誠(Li Ka-shing)91歳は、投資を1カ所に集中させるリスクを認識し、25年前に分散投資を始めた。
「香港の大物の中で最も賢い人物として明らかに際立つ」。』
という内容です。
李嘉誠(Li Ka-shing)の場合は事業投資(ビジネス)がメインだと思いますが、「香港だけに拘ること無く(ホームカントリーバイアス回避)」、彼の「投資戦略」や「リスク管理」として、
『「分散投資」をし続けてきていたので現状の香港リスクを抑えられている投資結果』
があります。
そして、日本人投資家の多くは、「日本の株式」「日本円での投資」「日本不動産」だけに拘る「ホームカントリーバイアス」が強くて、「分散投資になっていない」ので、李嘉誠(Li Ka-shing)のいう「分散投資」は、一般個人投資家も大いに参考にすべき点です。
様々な「リスク」を抑えながら「資産の守り方や殖やし方」方法としては、今も自分自身が投資している先(ポートフォリオ)を踏襲し「資産分散」「通貨分散」「戦略分散」といった多様性をもたせるために、
「分散投資」
をするということに尽きます(「ポートフォリオ理論」)
ちょうど昨日、私が別のブログで書いた通りです。
【為替】私が今ポートフォリオのUSD以外に為替分散をするなら、ズバリ「どの通貨の資産/オフショアファンドか」?〜カンガルー+コアラ〜
https://toushin-shisan.net/2015/08/post-3092.html
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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
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