資産運用をする際に考える「世界リスク震源地(日本?中国?英国?新興国?)」
公開日:
:
最終更新日:2021/02/09
資産運用の基礎、Q&A、基礎用語
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。
先週、主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)が閉幕しましたが、その流れを受けて「消費増税は2019年まで再延期へ」ということになりそうですね。
もちろん消費を停滞させる消費増税なので、今を生活する国民生活としては良いのですが・・・、一方でこれから日本の財政問題はどうなっていくのでしょうか??
格付け会社S&Pが日本国債をA+へ格下げした意味は「今後の増税+社会保障(年金)カット」〜老後への備えをいち早く〜 / 財政問題
資産運用を考えると、日本の「財政問題もリスク」要因の1つになっていることは間違いありません。
そして、また一方で世界を見渡すとリスク要因が散見されています。
(出典:WSJ)
例えば・・・
・6/23 Brexit(英国がEU離脱?)
英ポンド注意報!Brexit(英国のEU圏離脱)が現実化すると? / 為替
・7月 日本の選挙
・11/6 米国大統領選挙
そして、この記事を書いているたった今、北朝鮮がミサイル発射の兆候という地政学リスク(+ポリティカルリスク)。
他には、少しずつ露呈してくるであろう
・中国の債務肥大化問題
・EU圏の難民問題
・ブラジルや南米圏、アフリカ経済でのハイパーインフレ
・世界的な右翼化傾向=戦争リスクの高まり
・日本国債問題
などです。
リスク(=ここでは「危険」の意味にしますが)、このような世界的なリスク震源地は山のようにあり、次々に盛り上がってはまた沈まり、の繰り返しです。ハッキリ言ってキリがありませんし、残念ながら決して読めるものではありません・・・。
だからこそ個人投資家が出来ることとしては、中長期での資産運用を常に心がけ(経済やリスク要因は周期的な波があるため)、常にアンテナを高く張って様々な情報を得て、ブラッシュアップし続けなくては行けません。ただ、これはもちろん単に資産運用をしているからという理由ではなく、私たちが生きている世界(+経済)、社会がどのように動いているのか?を捉えるということに過ぎないと私は思っています。
日々を生きる上で、ビジネスをしていく上で、必ず必要だと思います。
そして、もっとも恐れている「リスク」の1つとして(個人的には)「大国を巻き込む戦争(大きな紛争)リスク」の高まりを感じざるを得ない昨今なので、一部の人たちによって多くの人の平和が侵されないことを切に願っています。
未年のアノマリーは「戦争」。だからこそ個人投資家は積立投資でドルコスト平均法の活用を! / 資産運用の基礎 2016年ビックリ予想(ー短期株価予測と為替予測は単なるギャンブルー) / マーケット(世界)
(カバー写真:WSJ)
オフショア投資入門書(マニュアル)を
無料進呈します
オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
関連記事
-
-
【締切間近】開催迫る!「投資初心者向け」オンラインセミナー勉強会 5/16(土)14:00〜15:30
こんにちは、真原です。 今回は、オンラインセミナー勉強会について。 約1ヶ月前に、私がセ
-
-
人には聞けないし、学校でも習わないけど、みんなが困っている「お金(年金準備、教育資金確保、資産運用、相続対策)」について
こんにちは、投資アドバイザーの眞原です。 今回は誰にでも当てはまる「お金全般(年金準備、教育資
-
-
初心者必読!「3つの海外積立投資プラン」の選び方とは?
こんにちは、眞原です。 今回は、資産運用初心者は必読です。 そもそも・・・、 日本
-
-
【資産運用基礎】現役時代40代迄に資産運用を始めるのと退職後60代から退職金で資産運用を始める「大きな違い」
こんにちは、眞原です。 早速ですが・・・、 資産運用、してますか? (預貯金以外で何か
-
-
資産運用は国家や会社と個人を切り離して考える必要がある(持株会の罠と通貨分散)
ランキング投票(クリック)お願いしますm(__)m ↓↓↓↓↓ にほんブログ村 こんに
-
-
行動ファイナンス入門(資産運用に戸惑う人の行動バイアス)
こんにちは、眞原です。 今回は、資産運用の基礎。 いつもの概念に近い古典的な「マクロ経済
-
-
過剰に求める日本社会と完璧なモノは存在しないという事実
こんにちは、投資アドバイザーの真原です。 久しぶりに日本に帰国すると、いい面と悪い面がクッキリ
-
-
「LMオーストラリア毎月分配型ファンド(オーストラリア経済見通し)/高金利先進国債券オープン(毎月分配型)(月桂樹)」について
<Q.>(5/25) 「LMオーストラリア毎月分配型ファンド」を持っていま
-
-
積立投資はするに越したことはないし、まして「海外積立投資」の方が良いに決っている
こんにちは、眞原です。 今回は、資産運用初心者向けの資産運用方法について。 ズバリ、
-
-
「グローバル・ロボティクス株式ファンド(年2回決算型)」と「アムンディ・次世代医療テクノロジーファンド(年2回決算型) 愛称:みらいメディカル」の利益確定のタイミング?
こんにちは、投資アドバイザー眞原です。 今回は、日本国内(オンショア)の投資信託(ミューチャル