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「金利」が消えた世界で、個人投資家はどのような投資先で、どのように考え、資産運用をするのがベターか?

公開日: : 最終更新日:2021/02/09 資産運用の基礎、Q&A、基礎用語

こんにちは、真原です。

今回は、

金利が消えた世界で、個人投資家は、

どのような投資先で、

どのように考え、

資産運用をするのがベター?

について。

今の経済状況や金融政策などを踏まえると、ハッキリ言って、先進国も新興国でも、

「金利が付かない世界(経済環境)」が、常習化(長期化)している

という事実について、個人投資家は改めて認識した方が良いと思います。

<各国中銀の政策金利> (出典:World Government Bond)

上の表は、各国の中銀の政策金利なので、これらの金利水準がベースとなり、社債金利やマーケットで決まる10年物国債などの利回り水準も変化する訳ですが・・・、

どうみても「低金利」の世界経済環境

= つまり「金利が消えた世界経済、投資環境」

と表現するのが適しています。

この「金利が消えた世界」の弊害が、個人投資家や機関投資家、年金基金や事業会社にとって、どういったことなのかを考えると・・・、

1.)個人が、いくら預貯金をしても銀行金利は付かない(=預貯金でお金は増えない)

2.)年金基金や大学基金、チャリティ基金や機関投資家(プロ投資家)の運用難に繋がる(年金受給額が減る可能性)

3.)保険会社の運用難に繋がる(今後、加入できる保険の各条件が悪くなる可能性)

4.)債券発行による資金調達が困難になる(発行側はコスト安になるが、投資家側は投資妙味に欠ける)

などが挙げられます。

個人については、実は同じような内容を過去のブログで書いています・・・。

1世帯の金融資産が過去最高の1,798万円でも、16年前から続く銀行預金ゼロ金利のままでは増えるワケがない。

特に、2020年3月のコロナ・ショックを経て、各政府による財政政策で経済を刺激し、各国中央銀行が未曾有の「金融緩和策」を打ち出しています。

もうほとんど「財政ファイナンス(未来世代への「ツケ飛ばし」)」状態です。

解散総選挙前、今の痛みの先延ばしは未来のこどもや自分の果実の切り売り(ツケ)

こういう金利が付かない経済、投資環境下において、

個人投資家がどのような投資先で資産運用をしていくのがベターなのか???

が本当に悩みどころでしょう。

投資資産、運用資産では、

1.)株式(高配当銘柄も少なくなってきました)

2.)社債、外国債券(新興国通貨建て債券は為替変動リスクが大きい)

3.)ファンドラップ(実質ラップの中身がインデックス投信で、そもそもリターンが悪い)

4.)仕組債(連動しているインデックスやその資産パフォーマンス次第)

5.)オフショアファンド(リスクを抑えるヘッジファンド、株式や債券との相関性が低いオルタナティブ)

6.)年金保険(玉石混交)

7.)預貯金(何も増えない)

8.)不動産投資(国内外)

9.)FX(為替、スワップ)

10.)仮想通貨(デジタル通貨)

などなど投資できる対象は数々ありますが、

正直、確実にコレ(が正しい)!!

という答えは資産運用においてはありません。

ただ、一つ間違いなくに言えるのは、

これまでの「金利が付いていた時代の資産運用の手法や常識」は通じなくなってきている。

ということです。

結果、個人投資家がすべき選択はシンプルに、

常にマーケット変動や経済動向を踏まえた上で、

どのような資産に、

どういった配分で(エクスポージャーをどうするのか)、

分散投資(資産内容、通貨、時間のリスク分散)

をするのか?

ということを機動的に考え、実行し続けるのみです。

変化に対して、柔軟に考え、実行する、これこそが最も大事です。

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    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

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