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年金の50%は株式運用中!

公開日: : 最終更新日:2024/12/08 資産運用の基礎、Q&A、基礎用語

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。

今回のテーマは【年金】です。

まず、ザックリとした結論からお伝えすると『みんなの年金の50%は株式で運用されています!』です。いまいちイメージ出来ない人は、自分の貯蓄の半分が株式になっていると考えると少し感覚を掴めるかもしれません。

さて、株式のイメージは人それぞれ違うと思いますが・・・、バブル世代、ITバブル、リーマンショック、欧州危機と様々な上昇と下落を何となく分かっていると思うので、ハイリスク・ハイリターンなのは良く分かると思います。

さて、本題の年金の話です。

今の制度上、こういう仕組みになっています。

積み立てている厚生年金と国民年金を運用しているのがGPIF(Government Pension Investment Fund)と呼ばれているわが国、世界最大の年金基金。その額130兆円。

2014年10月31日まではこの運用資産(私たちの年金)の運用ポートフォリオはこうでした。

<10/31まで(±はバッファー)>
国内債券60%(±8%)
国内株式12%(±6%)
外国債券11%(±5%)
外国株式12%(±5%)

これが安倍政権主導の下で、2014年10月31日に変更されました。

<現在>
国内債券35%(±10%)
国内株式25%(±9%)
外国債券15%(±4%)
外国株式25%(±8%)

「Oh,Wow,Amazing!」ですね。
日本株と外国株を合わせると50%は株式運用ではありませんか!

そもそも年金は減っては困る資金なので「リスクを抑えて運用する」というのが大前提なのですが、今まで日本国債の低金利では運用リターンが上がらないからって事で、運用益を上げるためにハイリスク・ハイリターンな株式比率を上げ(日本国債比率を下げ)運用されている状況です。

ここのところ日本株が上昇しているのにはこのGPIFの運用も関わっています。どういう事かといえば、日本株式を今までは12%しか投資していなかったものを、今は25%(約32兆円)買っている訳です。これだけの資金流入があれば株価は上昇します。GPIFは私たちの減っては困る年金で堂々とハイリスク・ハイリターンな株式運用をしているということですね。

年金受給をする年齢になるまで、リーマン・ショックが起こらないことを願うばかりです・・・そして、願わくばハイリターンを上げて欲しいものです。

ちなみに、公務員の方の共済年金の運用方針は変わっていません

<公務員の年金(国家公務員共済)>
国内債券74%(±16%)
国内株式8%(±5%)
外国債券2%(±2%)
外国株式8%(±5%)

そして、GPIFの三谷隆博理事長の年収は約3100万円ですが、投資責任者も3,000万円程度の年収だそうです。そんな彼らを筆頭にGPIF運用チームが、私たちの年金を必死に増やしてくれることを願いましょう・・・。

と、願っても仕方ないわ!(むしろ、年金満額受給はアテにしてないわ!)という人は自分自身で計画的に海外積立投資などの積立投資で、年金プラスアルファを目指し資産運用をしていきましょう。





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    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

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