【Q&A】「ソニー銀行で投資中の各投資信託(【ひふみプラス】、【iTrustロボ】、【世界経済インデックスファンド】、【楽天日本株4.3倍ブル】)について』
こんにちは、眞原です。
今回もQ&Aより。
今回は「ソニー銀行」から投資されている各投資信託(ミューチャル・ファンド)などについてコメント形式にて。
早速、それぞれを個別に見ていきます。
<A.>
下記に投資されている投資信託(ミューチャル・ファンド)について、それぞれコメントをまとめて書いています。
〜ソニー銀行〜
【ひふみプラス】
【基準価額】37,948円(2012年5月運用開始)
【純資産総額】6,088億円
日本円(JPY)で投資できるファンドの中でレオスキャピタルが運用しているこちらの「ひふみ」は珍しくパフォーマンスが良い日本株投資です。このまま継続して投資されるのが良いのではないでしょうか。
2012年からの7年間運用で設定来273%ですし、日本株の銘柄でも東証一部を中心に大型中古型株式問わず組み入れて運用され、これだけのパフォーマンスなので、日本国内では運用が上手なファンドです。
日本円(日本株)資産としては、大手運用会社よりも数倍良いと思います。
【iTrustロボ】
【基準価額】19,231円(2016年2月運用開始)
【純資産総額】47億円
運用開始からまだ3年程度ですが(全体的に株価上昇に助けられていますが)、年間平均リターンは23.8%程度で推移しています。テーマとしてはやや流行りの波もさりましたが、今後もまだ伸びゆく可能性が高いセクター(ロボティクス関連銘柄)です。
ただ重複しますが、こちらも株式テーマ型のファンドなので、上でもお伝えのようにずっと投資し続けるのではなく、◯◯さんの目標リターンに沿って売却(利益確定)が必要なファンドという点はご留意ください。
【世界経済インデックスファンド】
【基準価額】22,840円(2009年1月運用開始)
【純資産総額】620億円
運用開始からの年間平均リターンは約8.5%程度です。こちらは単にインデックスファンドなので・・・単純に世界経済の過去10年間の上昇として年8.5%リターンを得てきたという運用です。
また、今後も世界経済全体としては大なり小なり拡大していくので(一部で来年の見通し下方修正していますが!)、円建て資産としてはこのまま投資されていても良いと思います。
ただ、こういったインデックスファンド(買付手数料が高いですが)についても海外積立投資(変額プラン)では買付手数料なく積立投資できるので、中長期で運用するにあたっては海外積立投資(変額プラン)のほうが良いですね。
また投資信託(ミューチャル・ファンド)で、同じ過去10年間で8.5%以上のリターンを上げていなければ、それらの投資信託(ミューチャル・ファンド)はインデックス以下のパフォーマンスしか上げられないということ、つまりファンドマネージャーの運用が下手ということを意味しているので、投資家視点としてはそれらには投資する必要がないファンドです。
【楽天日本株4.3倍ブル】
【基準価額】9,020円(2015年9月運用開始)
【純資産総額】318億円
ブルベア投信に関しては、資産運用ではなく、単に投機(上げ下げに賭けるだけ)なので、私からはコメントを差し控えますが(投資アドバイザーとしては中長期での資産運用をアドバイスしていますが、短期の投機はアドバイスしていないため)、日本株式(先物)上昇の流れに乗ってリターンが上がっているので良かったと思います。下げ相場やも揉み合い相場のトレンドに掴まらないようにご注意ください。
投資アドバイザー
眞原
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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
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