【Q&A】「大和証券で投資中の各投資信託(【ロボット・テクノロジー関連株ファンド -ロボテック−】、【ダイワ米国リート・ファンド(毎月分配型)】、【通貨選択型ダイワ米国厳選株ファンド−イーグルアイⅡ−予想分配金提示型】、【日本株アルファ・カルテット(毎月分配型)】、【米国インフラ・ビルダー株式ファンド】、【フィデリティ世界医療機器関連株ファンド】、【ダイワ・ブルベア・ファンドⅤ ブル3倍日本株ポートフォリオⅤ】、【大和ファンドラップ】)について』
こんにちは、眞原です。
今回は、Q&A。
久しぶりに国内証券会社(大和証券)で、しかも多数の投資信託(ミューチャル・ファンド)やファンドラップで投資している方からのご相談への回答。
今回は各投資信託(ミューチャル・ファンド)について、簡単にコメントをお伝えする形式です。
<A.>
下記に投資されている投資信託(ミューチャル・ファンド)について、それぞれコメントをまとめて書いています。
〜大和証券〜
【ロボット・テクノロジー関連株ファンド -ロボテック-】
【基準価額】13,220円(2015年12月運用開始)
【分配金累計額】1,550円
【純資産総額】3,505億円
投資信託(ミューチャル・ファンド)の運用自体をお伝えすると、分配金込みの運用期間(約4年間)における年間平均リターンは約10.1%程度で推移しています。全体としては良い運用パフィーマンスですね。
ただ、こちらは株式ファンドなので、◯◯さんの目標リターンに沿って上昇しているタイミングで利益確定の売却をしない限りいつまでも利確できない点はご留意ください(過去数年は全体的な株価上昇に助けられて、このファンドも上昇してきましたが、ファンドのパフォーマンスそのものは単に株式市場に連動するため、今後の株価動向次第で現水準リターンを割り込むこともあります)。
また、いつから投資されているか分かりませんが、◯◯さんの投資額と現状(レポート上)のパフォーマンスを確認すると、
【投資額】550万円
【時価】 582万円(+5.8%、+32万円)
ですが、こちらの水準で満足されるかどうかが利益確定をされるかどうかの判断基準になってきます。
【ダイワ米国リート・ファンド(毎月分配型)】
【基準価額】3,232円(2004年5月運用開始)
【分配金累計額】13,090円
【分配金/月々】10円
【純資産総額】3,314億円
投資信託(ミューチャル・ファンド)の運用自体をお伝えすると、分配金込みの運用期間(約15年間)における年間平均リターンは約3.3%程度で推移しています。リスクが高い資産内容にも関わらず低水準なリターン推移です。
現状の分配金はマーケット環境の回復に助けられてタコ足ではないものの(過去はタコ足分配金=特別分配金/元本払戻金だった時期もあり)、正直「毎月分配型ファンド」は投資効率が悪く、投資される必要のないファンドに分類できます。
また◯◯さんが投資されているタイミングにもよりますが、運用状況改善を期待するよりも早めに売却(損切)をして、より投資効率の良い投資先で運用される方が良いと思います。
【通貨選択型ダイワ米国厳選株ファンド−イーグルアイⅡ−予想分配金提示型】
【基準価額】10,607円(2013年8月運用開始)
【分配金累計額】5,950円
【純資産総額】38億円
投資信託(ミューチャル・ファンド)の運用自体をお伝えすると、分配金込みの運用期間(約6年間)における年間平均リターンは約8.7%程度で推移しています。全体としては良い運用パフィーマンスです。
それでも純資産総額が年々減少していっているので、30億円を切ってくると一般的にはファンドのコストを賄えなくなるので遅かれ早かれ「償還」する可能性も高くなります。もしくは償還せずとも仮に30億円を切ってくる頃には、投資家が「ババ抜き状態」になり我先に解約を急いでくるので基準価額がより下落しやすくなります。こちらはお早めに解約の方が良いと思います。
【日本株アルファ・カルテット(毎月分配型)】
【基準価額】2,217円(2014年4月運用開始)
【分配金累計額】9,040円
【分配金/月々】100円
【純資産総額】1,353億円
投資信託(ミューチャル・ファンド)の運用自体をお伝えすると、運用期間(約5年間)における年間平均リターンは約2.2%程度で推移しています。運用が下手としか良いよ言うがないパフォーマンス推移です。
毎月の分配金100円のうち、既に約24%が過去のリターンからの取り崩し(元本払戻金/特別分配金)になっており、毎月分配型ファンドの最も典型的な悪い例です(運用パフォーマンスが上がっていないにも関わらず無駄に毎月分配金を吐き出す運用方針)。
また、日本株式市場全体としては、2014年から考えても、日経平均にせよTOPIXにせよ一定の上昇を見せているにも関わらずパフォーマンスが悪いのは、単に運用が下手だからとしか言えません。こちらは今後ファンドの上昇を期待してさらに投資されて続けても、その上昇期待は薄いので売却(損切)の方が良いと思います。
【米国インフラ・ビルダー株式ファンド】
【基準価額】10,553円(2017年1月運用開始)
【分配金/月々】450円
【純資産総額】115億円
わずか2年という短期なのでファンドの良し悪しを判断できる運用期間ではありませんが、単純年間平均リターンで約4.8%です
この投資信託(ミューチャル・ファンド)の設定時を踏まえると、米トランプ政権によるインフラ投資(公共設備投資)の増大を期待した「テーマ型」ファンドの典型です。
政治的な要因に左右されるテーマ型ファンドは政権運営や国の方針によって、これらテーマ企業の株価推移に影響が出るので米国政治動向とインフラ関連株価の推移を置いながら株式投信なので利益確定時を図る必要があります。
【フィデリティ世界医療機器関連株ファンド】
【基準価額】12,752円(2016年12月運用開始)
【分配金累計額】2,250円
【純資産総額】141億円
運用期間3年程度で、分配金込の年間平均リターンが14.4%程度で推移しています。
米国株式(84%)が組み入れられている投資信託(ミューチャル・ファンド)ですが、2018年上期はトランプ政権の影響でヘルスケアやバイオテック関連の株式トレンドは悪化し12月頃には大幅調整になったセクターの1つですが、2019年に入ってからは徐々にその悪材料が出し切られ上昇基調に戻ってきています。
こちらも「テーマ型(医療機器、バイオテック関連)」なので今後も注目のセクターの1つです。大幅に上昇していくセクターではないのでジワリジワリ上げていくと思いますが、同じく利益確定のタイミングは逃さないようにしてください。
【ダイワ・ブルベア・ファンドⅤ ブル3倍日本株ポートフォリオⅤ】
【基準価額】8,970円(2016年12月運用開始)
【純資産総額】689億円
短期(上げ下げに賭ける投機)なので、私からはアドバイス致しませんが、しっかりと国内株先物を確認した上、下げ相場と揉み合いに掴まらないよう良いタイミングでスイッチングしてください。
【大和ファンドラップ】については、インターネット上の公開情報では情報が取れないので、ご希望でしたらお手元に届いている(もしくはネット上からダウンロードできる)それぞれの具体的な運用報告書をメール添付でお送り頂ければ、内容を確認致します。
ファンドラップの基本的な情報としては、併せてこちらをご確認ください。
どこの証券会社でもファンドラップの内容は基本的に「インデックス投信」もしくは「バランス型ファンド」の組み合わせがファンドラップの中身です。
証券会社としては、新規の投資信託(ミューチャル・ファンド)を回転売買できなくなった以上、預かり資産の積み上げのためにファンドラップ営業を行い、且つ運用パフォーマンスは大したことがないにもかからず高い手数料を取るため、ドル箱商品として位置づけています。
投資家目線で考えると、ファンドラップ内での中身(運用先のファンド)は、本来はコストの安いインデックス、そして大してパフォーマンスが良い訳ではない投資信託(ミューチャル・ファンド)なので、ファンドラップで運用する意味は無いと私自身断言できます(嘗て野村証券マンでファンドラップも販売した経験、そして現在オフショアファンドをメインとする投資アドバイザーの経験を踏まえて)。
投資アドバイザー
眞原
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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
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