進んでいる米国や英国の資産運用方法やアセットクラスが、日本の個人投資家のスタンダードになるには?
こんにちは、真原です。
今日からオンラインですが、アメリカの保険会社の勉強会(時差の関係でアメリカ時間に合わせて起きているので朝早く眠いです)に参加中です。
約4年前には、カリフォルニアに飛んで現地で勉強会(研修)を受けていましたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響からオンラインでの参加。
4年前の2016年には勉強会に出たのち「アドバイザー」についての内容を書いていますが・・・
https://toushin-shisan.net/2016/10/post-5957.html
4年後の今回2020年は「アセットクラス(資産クラス)」について。
オンライン勉強会の初日なので、まだまだ触りですが(以前と重複する内容も多い)、今日トータルで気になったのは、
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「オルタナティブ投資(非伝統的資産/代替投資資産)」への投資
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「保険(という箱)を使っての、資産運用や資産防衛」
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「 米国や世界のフィナンシャルアドバイザー(FA)と、日本国内の「IFA」との違い」
です。
さて、時期的なこともあって、日本の保険会社(プロ投資家/機関投資家)による、運用戦略や方針がリリースされてきています。
本日だけでBloomberg記事でも複数見つけました。
(出所:Bloomberg)
皆さん大好きな日本の名前を付けた大手保険会社がこぞって、
「オルタナティブ増加」「オルタナティブへの分散」「ヘッジファンド投資の継続」
と運用方針を出していますね。
これらの資産クラスは、日本国内で賄えない資産クラス(マッチする投資対象)が多いので、彼らプロ投資家も海外現地の子会社や提携金融機関や現地提携ファンドの手を借りないとこれらのアセットクラスでの運用がままならないというのが現実ではないでしょうか。
前回のブログで「オルタナティブ投資(非伝統的資産/代替投資資産)」について述べました。
話を冒頭の米国の保険会社の勉強会(研修)に戻すと・・・、米国での資産運用(=米国在住の日本人)においては、個人の投資家であっても当然スタンダードに、
「オルタナティブ投資(非伝統的資産/代替投資資産)」への投資
をいかに進めるか配分するかというのがトピックとして上がっていました。
(そもそもオルタナティブへののニーズがある、または今のマーケット状況を鑑みてフィナンシャルアドバイザー(FA)がそのようにアドバイスするなどありますが)。
これが、日本の個人金融サービスの20年近く先を行く米国、もちろん英国での個人金融サービス(オフショアファンド・・・ヘッジファンドやオルタナティブ)の資産運用方法やアセットクラスの選定なのです。
個人でも、オルタナティブ(非伝統的資産/代替投資資産)への投資が当然できるのです。やっているのがスタンダードなのです。
日本の個人投資家が、いくら日本の大手証券マン、IFAに相談したとしても、こういったトータルのクロスボーダーでの資産運用や資産防衛の提案やアドバイスをもらうことは、ほぼないでしょう。なぜなら、日本国内の規制に雁字搦めにされ、彼らもそこにある金融商品やサービスが「すべて」だと思っているからです(もしくは、海外に良い金融商品があると知っていても伝えられないという事情もあるかも知れませんが・・・)。
マネーは、国境を越えます。
世界と容易に繋がることができます。
オルタナティブに投資していようと、株式に投資していようと、預貯金していようとも、資産運用とは単にマネーの形を変えているだけ(アセットクラスが変化しているだけ)です。
https://toushin-shisan.net/2018/07/post-9439.html
国内だけが全てと思い込まず、また取捨選択的に選ぶのではなく、単に国内金融サービスしか知らないIFAから勧められだけではなく(当然、国内で賄えるものは賄う方が良いですが)、常に比較対象し、使えるアドバイザーを見つけること、これが資産運用や資産保全にとっての始めの第一歩でしょう。
客観的に世界(米国や英国や欧州圏)の個人金融サービスと日本のそれを比べると、本当に遅れていると感じざるを得ません。
時代はもう随分前から、グローバル、クロスボーダーです。
投資家自身にとって、良いものを、良いサービスを、世界中から選んでアレンジすれば良い時代なのですから。
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