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グローバル高格付優先証券ファンド(為替ヘッジあり・為替ヘッジなし)

公開日: : 最終更新日:2021/02/09 日本の投資信託(ミューチャル・ファンド)やETF

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。

投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家へ情報をお伝えしています。

今回は現在(10/1〜21)、大和証券から新規募集販売されている『グローバル高格付優先証券ファンド(為替ヘッジあり・為替ヘッジなし)』の情報です。

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優先証券(ハイブリッド証券)に投資するファンドも、ここ1年で増加しています。既にこの投資信託(ファンド)で資産運用ブログで各証券会社から募集販売されているファンドの情報をその都度お伝えしています。

では、このファンドの特徴を確認してみます。

1.)優先証券(高格付け:BBB格相当以上)への投資

2.)3年間の単位型(年2回決算:3月/9月)

3.)為替ヘッジあり/為替ヘッジなし

それぞれを確認します。

1.)優先証券(高格付け:BBB格相当以上)への投資

「優先証券」とは、簡単にまとめると「株式+債券の間のハイブリッド証券の1つ」で、債券の側面があるのでその弁済順位などが普通社債よりも劣る分、利回りが高くなります。似たようなものとして、劣後債が挙げられますね。

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こちらが世界の優先証券市場の大きさ。

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ポイントは「銀行」の中に含まれる「G-SIFIs」というグループ。世界的に「破綻させると多大な悪影響が出るから資本を積み増ししましょう!」という枠組みになっている銀行群です。今後、バーゼルⅢ(新銀行資本規制)へ対応という形で劣後債やこの優先証券などのハイブリッド証券で資本増強を図ってきます。世界的に「破綻させませんよ〜!」というふうに、暗に政府や規制に守られている銀行群ですね。

こちらが優先証券のインデックス推移

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インデックスを見ても分かるように、結局は大きなショックがある際には他の資産(株式指数や債券)と同様の上下のブレを示しているようです。現在、世界の主要株価もリーマン・ショック水準を回復していますが、このインデックスもほとんど似たような値動きをしていますね。

2.)3年間の単位型(年2回決算:3月/9月)

単位型投信なので、証券マンからすれば「今しか(この期間に販売されるこのファンドは)投資できません!」というセールストークが言える商品性です。

このファンドの具体的な参考ポートフォリオがこちら。

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「デュレーション(投資元本の平均回収期間のことで、金利変動による価格変動の指標)」が3年未満の優先証券へ投資をするとのことで、2.3年となっています。この期間が長くなると価格の上下のブレが大きくなります。

通貨構成&国別構成がこちら

スクリーンショット 2013-10-18 19.57.44.png

欧州各国比率が高いです。そういえば、直近「欧州の金融機関が資本増強の必要性がある」というようなニュースが出ていましたね。

3.)為替ヘッジあり/為替ヘッジなし

今後、為替変動(USD/JPY)が円安になっていくと考えるか、もしくは円高になっていくかと考えるかでコースを選択できます。

このような「単位型ファンド」は名前を変え品を変え(運用資産クラスとしてはほとんど同じ)、何ヶ月毎や1年後などに新規設定募集販売されています。その度に投資家は「その商品に投資して良いかどうか」という風に悩んでいるようですが、一般的に「投資商品」で悩む投資家は資産運用において失敗しやすいです。というのも「その商品(しかも新規設定で、運用のトラックレコードも無いのに)の善し悪し」で判断するからです。

既に同じような資産クラス(例えば劣後債)を持っているにも関わらず、商品の見た目が良い(新規設定で何か良さそうという雰囲気)からという理由だけで投資をしていまします。見た目に惹かれるのではなく、総資産の中で相関性の低い資産クラス(ヘッジファンド(オフショアファンドやコモディティ、債券)に分散投資をするというのが、あくまでも投資の基礎です。

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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。

過去10年間に渡り年間平均10%以上のリターンをあげている海外の投資情報を、実名を用いて載せています(日本には存在しないファンドです)

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    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

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