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【投資信託】デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド 愛称:ゼロ・コンタクト〜SMBC日興証券〜

こんにちは、真原です。

今回は、2020年7月31日に運用開始となった投資信託(ミューチャル・ファンド)で、SMBC日興証券から販売されているデジタル・トランスフォーメーション株式ファンド 愛称:ゼロ・コンタクトについて。

ここ最近の日本の証券会社、ファンド会社の動きを見ていると、新規設定の投資信託(ミューチャル・ファンド)を少しづつ回復させてきているな、という印象を持っています(もちろん、全体としては減少傾向にあるのだが・・・)。

(出典:SMBC日興証券 HP)

シンプルに、

テーマ型投資信託(ミューチャル・ファンド)

です。

”流行り廃り”で、営業をしているのが証券会社なので、”今のこのタイミング”で、旬な「デジタル・トランスフォーメーション(DX)」関連の投資信託(ミューチャル・ファンド)を販売してきた、ということです。

もう10年前から「DX(デジタルトランスフォーメーション、Digital Transformation)」している弊社K2のビジネスモデル〜資産運用や保険の情報発信やコンサル〜

DX(デジタル・トランスフォーメーション)については、上のブログで詳しく述べているので参照してもらうとして、

この投資信託(ミューチャル・ファンド)は既に運用開始から約1ヶ月で、

基準価額 :10,866円(2020/08/28時点)
純資産総額:1,678億円

という、純資産額としては大型の投資信託(ミューチャル・ファンド)です。

まだ1ヶ月足らず、且つマーケット変動としては大きくないので、同ファンドのパフォーマンス推移としての良し悪しは現時点ではまだ分かりません。

ファンドの特徴としては(特にコロナの影響からか)「デジタル・トランスフォーメーション(DX)」になっていくという流れであり、それらDXから恩恵を受ける「企業(世界株)」への投資をしているのが同ファンドということです。

DXにおいて、具体的なカテゴリーがこの5つ。

運用開始後、具体的な銘柄やポートフォリオの内容がこちら。

具体的な銘柄や国/地域構成を見ると、

あぁ、単に主には米中のテック系/ソフトフェア・サービス/メディア/エンタメテック系の企業郡が主体となっているポートフォリオか・・・。

という感想です。

結局資産内容としては、世界株(テック系)で、これまで販売されてきている別のテーマ型の投資信託(ミューチャル・ファンド)の中身と大差がないので、果たして、これまでのテック系の投資信託(ミューチャル・ファンド)と何が違うのか(確かに厳密には「テーマ」と詳細な個別銘柄は違いますが!それでも)・・・、と個人的にはいささか疑問ですが。

この投信のファンド会社「ARK」が、運用ポートフォリオの各銘柄を調査と助言、日興AMがポートフォリオ選定して運用しているのですが、あくまで「テーマ型投資信託(ミューチャル・ファンド)」なので、それっぽい「DXですよー!」という具合なのでしょう。まして、世界的に見てもテック系企業は、何でもサービスとしてやっている企業も多いため、このようなテーマ型投資信託(ミューチャル・ファンド)でカテゴライズするのは無理やろう・・・とも思うのです。

ある程度の上昇期待(テック系企業の株価が上昇していく前提で、20−40%程度の値上がり期待)として投資するのであれば、タイミングをみて利益確定もしっかりする必要がありそうです。

個人投資家にとって大事なのは、「それっぽいテーマ型投資信託(ミューチャル・ファンド)」に流されるのではなく、資産(アセットクラス)の「分散投資」です。

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    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

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