コモディティ・トレンド・オープン
公開日:
:
最終更新日:2021/02/10
日本の投資信託(ミューチャル・ファンド)やETF
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こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。
投資信託(ファンド)で資産運用している投資家へ役立つ情報をお伝えていきます。
11月30日付けリポートで米ゴールドマン・サックス・グループが「今後12ヶ月間の商品投資によるリターンを7%と予測」という発表をしました。そこで、既にコモディティ投資をしている投資家も多いとは思いましたが、本稿ではマネックス証券から販売されている「コモディティ・トレンド・オープン」をご紹介します。
この投資信託の大きな特徴は、
1.) マネージド・フューチャーズ戦略(トレンド・フォロー戦略)を用いて運用している点→コモディティのトレンド(相場の方向性)を追って絶対収益を目指す運用
2. ) ヘッジファンドの特徴である「売建て(ショート・ポジション)」と「買建て(ロング・ポジション)」の両建てでの運用
この2点は日本で販売されている他のコモディティ投信との大きな違いです。日本の投資信託(ファンド)で資産運用している投資家にとっては珍しい部類の投資信託かと思いますがこの投資信託は純粋なヘッジファンドではなく先物取引とベアファンドを駆使しています。
マネージド・フューチャーズ戦略はヘッジファンドの投資手法の中でも代表的な1つですが、もちろんヘッジファンドの運用手法は数々あるのでその他の投資手法は今回での説明は割愛します。詳しく知りたい読者の方は以下からマニュアルをダウンロードしてご覧下さい。
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ヘッジファンドの具体的な運用資産残高の推移としては、以下のようになっています。
19,679億米ドル=約161兆円(2011年9月末)
そして、トレンド・フォロー戦略を図解で分かりやすく説明しているのがこちら。
マーケットのトレンド(相場の方向性)に従って絶対収益を上げる投資手法なので「下降」局面においても「売建て(ショート・ポジション)」で利益を上げる事が出来ます。マネージド・フューチャーズ戦略がどのようなパフォーマンスを上げていたかは下記の通り。
ヘッジファンドの運用は「絶対収益」を目標として運用されています。ヘッジファンドマネージャーは、日本国内の投資信託のファンドマネージャー(サラリーマン)とは異なり、ヘッジファンドの収益(クライアントへのパフォーマンス)を上げなければ、クライアントからの信用を失うばかりかヘッジファンドマネージャーという職そのものを失う事になるので、運用に対する意気込みや考え方が全く違います。
コモディティ・トレンド・オープンのポートフォリオ構成はこのようになっています。
ここ数年はコモディティ資産の価格乱高下によって、トレンド・フォロー戦略のヘッジファンドはポジションが取りにくい環境下ではある一方で、世界中には着実に利益(クライアントのパフォーマンス)を上げているヘッジファンドが多数あります。
では、この投資信託のパフォーマンスはどうでしょうか?
毎月分配型投信と比較すれば、まだ良いパフォーマンスかも知れませんね(笑)コモディティ価格自体は高騰したり下落したり時に乱高下したりする中で、インフレ・ヘッジのためにはコモディティ関連の資産を持つ必要はあるので、コモディティ投資信託で迷われている方は、この投資信託のように「売建て(ショート・ポジション)」をもって運用している投資信託の方が良いと思います。もしくは、コモディティ関連のヘッジファンドへダイレクトに投資するかです。
また、この投資信託は繰り上げ償還(基準価格が7,000円未満となった場合)やヘッジファンドには当然つきものハイウォーター・マーク(基準価格が10,000円を超えると実績報酬がかかる・・・完全なるヘッジファンド運用でないのにこれが付与されているのには疑問を感じますが。)という事には留意しましょう。
投資信託(ファンド)で資産運用するにしろ、ヘッジファンドで運用するにしろ、世界中には(日本にも)様々な投資対象があります。投資家自身のリスク・リターンに見合う投資を心がけ、言われたままや勧められたままに投資するのではなく「年間何パーセント目標で運用するのか」「何年間運用するのか」などしっかり判断した上で投資されることをオススメします。
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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
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