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シュローダー日本株式ファンド・米ドル建て

公開日: : 最終更新日:2021/02/09 日本の投資信託(ミューチャル・ファンド)やETF

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こんにちは、K2 Investment のマハラです。

投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家へ情報をお伝えしています。

今回は先日(9日)から運用が開始されたシティバンク銀行から継続販売されている『シュローダー日本株式ファンド・米ドル建て』の情報です。

スクリーンショット 2014-04-11 12.22.25.png

各社で日本株式ファンドの新規設定が相次いでいます。ポジティブに捉えると日本株式が見直されている、逆にネガティブに捉えるとアベノミクスに便乗して設定している、というあたりでしょうか。

さて、ファンドの特徴を確認します。

・米ドル建ての日本株式への投資(ベンチマークはTOPIX)

具体的に確認します。

まずは、このファンドの投資先ファンドとベンチマーク(TOPIX)の過去のパフォーマンス推移です。

スクリーンショット 2014-04-11 12.23.06.png

1999年から2014年まで仮にこのファンド(投資先ファンド)へ投資をしていた場合、年間平均リターンとしては2.1%程度にとどまります。結果としては金利が付く外国債券へ投資している方が良かったという事になります。(豪ドル建外債などは年間平均リターンで2〜3%程度。)

なぜか『「投資」や「資産運用」といえば日本株』という勝手なイメージが定着しているように感じますが(恐らく馴染み深く取っ付き易いからでしょうが)、デイトレーダーや信用取引をしている投機家を除く、中長期での資産運用を考えている投資家にとっては投資するのが難しい資産です。

投資効率の観点から考えると日本株式は「資産」にはなり難い資産クラスであるというのは、上記のパフォーマンス推移からも分かると思います。ましてベンチマークのTOPIXではなく、個別銘柄に関しては企業分析やテクニカル分析などを綿密にしてようやく選別が出来ます。

直近の日本株式関連ファンドが増えている理由としては、日本株式がバリュエーション面で他国と比較して割安であるという事が挙げられています。

スクリーンショット 2014-04-11 12.25.51.png

このように確認すると、米国株式は限界に近い程に割高になっているようですね。

日本株式に関しては、確かに業績面や上記のようなバリュエーション面においては割安に判断できるものの、実際の株価推移を確認する限りはそのような理由だけで売買がされていないという点に注意が必要です。具体的には外国人投資家(ヘッジファンドや機関投資家)の先物主導と流動性相場によるマーケットの乱高下が確認できる点です。

このファンドの特徴である米ドル建てという点について、日本で販売されている投資信託(ミューチャルファンド)は日本円建てのものばかりなので、このように米ドル建てでの資産は通貨分散には良いですねオフショアファンド(海外ファンド)では、そのほとんどが米ドル建て、英ポンド建て、ユーロ建て、スイスフラン建て、豪ドル建て、人民元建てなどの通貨で運用され、日本円での運用はほとんどありません。(グローバル・スタンダードでは米ドルが中心です。)

スクリーンショット 2014-04-11 12.23.46.png

2013年の日本株式(日経平均株価)は56.7%上昇し、TOPIXは51.4%上昇しました。そして為替(USD/JPY)は21.3%円安へ。昨年1年間だけで考えるとこのファンドは驚異的なパフォーマンスを上げた結果になりそうですね。さて、投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家にとって、今回はこのファンドは新規設定ですので運用開始から今後の運用パフォーマンスは日本株式(TOPIX)の上昇と為替(USD/JPY)の動向次第となって来る点には注意が必要ですね。

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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。

過去10年間に渡り年間平均10%以上のリターンをあげている海外の投資情報を、実名を用いて載せています(日本には存在しないファンドです)

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    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

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