ダイワ欧州高配当株ファンド(為替ヘッジあり/為替ヘッジなし)
公開日:
:
最終更新日:2021/02/09
日本の投資信託(ミューチャル・ファンド)やETF
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。
投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家へ情報を発信しています。
今回は現在(8/14〜29日)、大和証券から新規募集販売されている『ダイワ欧州高配当株ファンド(為替ヘッジあり/為替ヘッジなし)』の情報です。
このファンドの特徴はこちらに尽きます。
・割安な高配当欧州株式への投資
より具体的にはこちら。
米国株式はリーマンショック水準を越えてきている中で、欧州株式はギリシャ危機や欧州問題などの影響から、まだ割安に放置されている株式銘柄(高配当銘柄)が数多くあり投資妙味があるそうです。それらの株式をこの大和証券のファンドを通じて投資しましょうというのが概略です。
大和証券のセールストークとしては「欧州危機に関しては、欧州各国でその対応や沈静化を進めた甲斐もあり、欧州危機の再燃可能性は後退した。そして割安に放置されている欧州株式への見直しが始まり、実際に欧州マーケットにも投資マネーが戻ってきている。だからこのファンドで投資しましょう。」というような形でしょうか。
それでは、欧州問題について下記で確認してみましょう。
EU圏では様々な手を打って一時的な欧州危機を食い止めました。
ただ、根本的には欧州問題は解決していないので今後どこかのタイミングで同じような危機が再燃すると考えられます。そもそもGDPが異なる欧州圏で共通通貨EURを還流させているにも関わらずEU財務省が存在していない事自体がEUの最大の欠陥であるからです。これは有名なヘッジファンド(オフショアファンド)マネージャーのジョージ・ソロス氏もかつて指摘していますし、ECBのトリシェ前総裁も述べている点です。
では、このファンドのモデルポートフォリオを確認します。
国別がこちら。
EU圏でも共通通貨EURを導入していないイギリスの比率が最も高く、次いでフランスを始めEU各国が続きます。
最後に、構成通貨がこちら。
新規設定ファンドですので、投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家にとっては物珍しく感じるかもしれませんが、Factsheet(運用報告書)もないのでハイリスク・ハイリターンだという認識の方が良いのではないでしょうか。
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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
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