オフショアファンドのGBP投資家は必見「Brexit状況まとめ」(マーケット大荒れのBrexit国民投票まで残り9日)
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最終更新日:2021/02/09
気になるホットニュース(妄想・制度・規制)
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。
「Brexit(英国のEU離脱を問う国民投票)まで残り9日」になりました(投票日は6/23)。
特に先週から今週にかけて「Brexitへの支持派増加」によって英国マーケットのみならず、欧州マーケット、日本マーケット、米国マーケットもボラティリティ(リスク)が高まって、リスクオフの動きで推移し始めました。特に株式などリスク資産からの資金退避(キャッシュポジション化への動き)が顕著です。
Brexit(ブレグジット)って何ですか?という人は、まずはこちらから確認を↓
為替推移でもGBPは主要16通貨に対して全面安となっています。
GBP/USDの推移でもGBP安USD高が進行しています。
<GBP/USD 5年為替推移チャート>
(出典:Bloomberg)
要因としては、英国の調査会社3社がまとめた4つの世論調査(今月10-13日(13日)公表の電話とオンライン調査の両方)で離脱派が残留派に対するリードを5ptに広げたことです。
調査会社ICMによる世論調査で、
電話調査で1000人を対象とした結果、
離脱支持が50%
残留支持が45%
同期間にオンライン調査で2001人の成人を対象とした結果、
離脱支持が49%
残留支持が44%
調査会社ユーガブのオンライン調査でも
離脱支持が46%
残留支持が39%
調査会社ORBの調査では、必ず投票に行くとの回答者のうち、
離脱支持が49%
残留支持が48%
となっていることを踏まえ「離脱派優位(Brexit支持)」との思惑から株式、為替マーケットでリスク(ボラティリティ)が高まっています。
グローバルマーケットでは、一気にリスクオフモードになっています。
また恐怖指数(ボラティリティの高まり)を示すVIX指数も21.81ptまで上昇し、年初のマーケットのVIX指数水準や2015年8月のチャイナ・ショック時の水準までマーケットの恐怖感が高まっているという状況です。
<VIX:IND 5年チャート>
(出典:同上)
そして、英国の大衆紙のThe SUNが1面で「Brexit支持(EUからの離脱支持)」を表明したことが本日6/14のマーケットへ大きなインパクトを与え残留派への打撃になっています。
The SUNによれば、
“If we stay, Britain will be engulfed in a few short years by this relentlessly expanding German dominated federal state.(EUに残留すれば、英国はわずか数年後には、絶え間なく拡大するドイツ支配の連邦国家にのみ込まれるだろう)”
と主張しています。
ただ、それでも全有権者対象では、
離脱支持が44%
残留支持が49%
と僅かに「残留支持(EU残留)が49%」との調査も出ています。
英国の世論調査は過去2度当てにならなかった経験則があるので、本当にこの世論調査を信用してよいのか?(結局は6/23当日の開票までは分からないのでは?)というのが私の本音です。
さらに世論調査だけではなく英国では、オッズ(賭け)を信頼していて、現状ではこのようなオッズ状況になっています。
オフショアファンドでGBP資産を持っている個人投資家や、他にGBP関連の資産、派生して欧州ハイ・イールド債券や欧州関連資産(EUR)を保有している個人投資家は、決して目を離してはいけないニュースです。
Brexit投票まで・・・・残り8日と数時間です。
〜併せて読みたい〜
※資産運用をする際に考える「世界リスク震源地(日本?中国?英国?新興国?)」/投資と社会事情の関係
※2016年ビックリ予想(ー短期株価予測と為替予測は単なるギャンブルー)/マーケット(世界)
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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
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