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アービトラージ戦略(裁定取引)〜ヘッジファンド(オフショアファンド)の基礎戦略〜

こんにちは、眞原です。

今回は、ヘッジファンド(オフショアファンド)の基礎的な運用戦略である『アービトラージ戦略(裁定取引』について。

英語では、

“ Arbitrage “

なので、日本語でいうと、そのままの意味で「鞘取り」です。

(出典:CUHK)

金融取引(売買/トレード)においては、特に「歪んだ価格」と「その価格差」がマーケット上に現れます。

そもそも、その価格や株価が「正しい」とは誰も分からないのですが、「理論値」として正しい、買われすぎている、売られすぎている、などの齟齬、ズレが生じます(単一銘柄であろうと、比較出来る指数であろうと・・・)。

というのもその前提となるのは、大多数のマーケット関係者(参加者)が「効率的市場仮説(Efficient Market Hypothesis、EMH)」という、『現時点での株式市場には利用可能なすべての新たな情報が直ちに織り込まれており、超過リターン(投資家が取るリスクに見合うリターンを超すリターン)を得ることはできず、株価の予測は不可能であるという学説』を信じてトレードを行っているからです。

つまり、「価格差(=異常値)」は、いずれ均衡点(価格修正されて正しい(?)値)に収斂する(修正される)という考え方をしています(大多数の金融マンのベースの考え方です)。

それでも、必ず大なり小なり長期間短期間とわず「価格差」が生じるのがマーケットなので、その価格差を利用した、

鞘取り取引(アービトラージ取引/裁定取引)

をするヘッジファンド(オフショアファンド)が「アービトラージ戦略(裁定取引)」でファンドを運用しています。

ファンド運用だけじゃなく、一般的な「商品」や「原材料」でも同じことが言えますよね。

例えば、Amazonで売ってる「A.マスク」が500円、でも、中国のコロナウィルスの影響で街中のドラッグストアで売っている同じ「A.マスク」が品薄状態のために結果値上がって「600円」になっている、とか。東京では600円で売っているけど、横浜に行くと700円になっている、とか。

同一商品(A.マスク)にもかかわらず、この「価格差」が生じてくるのは、例えば限られた情報内での需給ギャップであったり、過度な情報が織り込まれている結果「同一商品にも関わらず、その歪んだ価格(価格差)」が発生する訳です(本来は500円のモノなのに)。

上の「A.マスク」の例で言えば、アマゾンで500円で買って、その後に横浜で700円や750円などで売れば、その差額が利益になりますよね?

「この価格差取引」を「アービトラージ(鞘取り/裁定取引)」と言います。

もう一度、金融市場(マーケット)で具体的に考えると、

ー 株式指数現物 と 株式指数先物
ー 株式オプション と 株式先物
ー 同一株式で上場市場が異なる株式
ー 為替の別市場
ー M&A(企業買収合併)に伴う価格差
ー 債券現物と先物

などのトレードで「価格差(鞘)」を抜いて、リターンを得ることができます。

例えば(対面営業)の証券会社で株好きの証券マンが担当者であれば日経225オプション」という価格と「日経225先物」との組み合わせでアービトラージ戦略を組むのは典型的です。

より詳細については、投機(スペキュレーション)である日々の株式トレード(コール/プット)やオプショントレードに関わってくるので、中長期家の投資家専用の本稿では説明を省略します。

ただ、そういった中長期投資家の考え方にそって、運用(投資)のプロであるヘッジファンド(オフショアファンド)の一部では、当たり前のようにこの「価格差(鞘抜き/アービトラージ)」を行い、細かくリターンを刻んでいく戦略『アービトラージ戦略』を用いて運用しています。

https://toushin-shisan.net/2019/08/post-10584.html

(covered by CUHK)



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    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

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