【NISA】つみたてNISAニュース(対象商品「朝日ライフ/日経平均ファンド」追加)
公開日:
:
最終更新日:2021/02/09
積立投資(海外積立投資、つみたてNISA、iDeCo、401K)
国内ファンド解説
こんにちは、眞原です。
2017年も残り2週間を切っていますが、資産運用の変化として2018年1月から「つみたてNISA」が開始されることは以前に書きましたね。
唯でさえ、NISAを始めとする国内でできる「積立投資」は殖えにくい投資先ばかりにも関わらず、この「つみたてNISA」では、
「金融庁が定めたルール(前述ブログ記載)に則った投資信託(ミューチャル・ファンド)やファンドのみ
が積立投資先となっています。
そして現在の「つみたてNISA」で積立できる対象商品は、
・指定インデックス投信:114本
・アクティブ運用投信など:15本
・ETF:3本
合計132本
見てわかるように「金融庁お墨付きのインデックス」が大半なので、アクティブ型の投資信託(ミューチャル・ファンド)は「ダメだ」と言われているようなもんでしょうか(苦笑)。
インデックスの内訳は、
<単一指数(株式型)>
TOPIX:11本
日経平均株価:13本
JPX日経インデックス400:5本
MSCI ACWI Index:4本
FTSE Global All Cap Index:2本
MSCI World Index(MSCIコクサイ・インデックス):15本
S&P500:2本
CRSP U.S.Total Market Index:1本
MSCI Emerging Market Index:9本
FTSE Emerging Index:1本
FTSE RAFI Emerging Index:1本
<複数指数(バランス型)>
(国内)
2指数:1本
3指数:2本
(海外(内外)型)
2指数:1本
3指数:1本
4指数:16本
5指数:2本
6指数:7本
7指数:2本
8指数:18本
とのこと。
もし単にインデックスを積立投資するのであれば、海外積立投資の15年140%、20年160%元本確保型の方が断然良いと私は思います。
<つみたてNISA、NISA、海外積立投資の簡易比較表>
まずもってNISAの「税制メリット」はそもそも利益が出てからの話なので、間違っても、
節税がー!
なんて理由だけで、つみたてNISAを始めるなんてことが無いように気をつけましょう。
確かに、何かしらドルコスト平均法を活用できる積立投資をするにこした事はありませんが、
ちゃんと殖える可能性が高い積立投資
を選んで実行しましょう。
さて、今回新たに金融庁からお墨付きをもらったのは「朝日ライフ/日経平均ファンド」です。
ファンドの基準価額の推移がこちら
<朝日ライフ/日経平均ファンド>【基準価額】10,258円(12/15時点)
【純資産総額】約38.3億円(同上)
【設定来分配金】6,105円
00年から運用なので、17年間で分配金込みでも「2.9%の年間平均リターン」のファンドということですね。
中長期で見て日本株全体という時点でもダメだと思いますが、日経平均株価の推移を下回って運用されている典型的なダメファンドです。
こういうファンドを平気で「お墨付き」にしてくる金融庁もどうかと思いますね(実際に自分たちでこれまで資産運用したことが無いお役人が浮世離れしたルールを作りレール敷きたいだけなんだろうなーって思います)。
なにはともあれ「積立投資」で年金プラスアルファの資金を作っていくことは、今現役世代で今後を考えねばならない特に40代以下の若世代にとっては非常に有益なので、自分のあった積立投資を選択して実行していくほうが良いでしょう。
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- 10年後(満期)に100%の元本確保をした上で、S&P500で積立
- 15年後(満期)に140%の元本確保をした上で、S&P500で積立
- 20年後(満期)に160%の元本確保をした上で、S&P500で積立
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