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毎年恒例!米ブラックストーン副会長バイロン氏の2017年の「びっくり10大予想」

公開日: : 最終更新日:2021/02/09 気になるホットニュース(妄想・制度・規制)

明けましておめでとうございます、投資アドバイザーの眞原です。

2017年の酉年マーケットが始まりました。本年も宜しくお願い致します。

2016年マーケットのまとめについてはこちらに譲るとして、

※2016年マーケットまとめ /マーケット全般

2017年大発会早々に、日経平均株価は19,594.16円(+479.79円、前日比+2.51%高)で引けて年内最初の取引を終えました。

為替市場ではUSD/JPYで1ドル=118.12円台(やや円安)と、昨年2016年は安値引け中国株暴落と波乱含みのスタートとは異なり、2017年マーケットは堅調に始まりました。

(出典:Bloomberg)

 

さて、毎年恒例の米ブラックストーングループのバイロン・ウィーン氏が公表している「びっくり10大予想」の発表がありました。昨年2016年のバイロン氏のびっくり予想は、そんなに当たっていなかったと思いますが(苦笑)、私のビックリ予想は意外と的中率が良かったです・・・。

※2016年ビックリ予想(ー短期株価予測と為替予測は単なるギャンブルー)/マーケット(世界)

では、2017年のバイロン氏の「びっくり10大予想」を確認しましょう!

こちら!。

・2014年以来初の生産性向上が見込まれる。

 

・USD/JPYは1ドル=130円に。英国の欧州連合(EU)離脱が近づき、GBPは1ポンド=1.10ドルに下落へ。

 

・ユーロは対ドルでパリティ(EUR/USD=1ユーロ=1ドル)を割り込む。

 

・インフレ率は3%に向かい、資金需要が再び強まり金利は全体的に上昇へ。

 

・WTI(原油)は2017年の大部分の間、1バレル=60ドル割れの水準で推移へ。生産増加が需要の伸びを相殺する。

 

・トランプ氏は事実上全ての問題に関する極端な立場から離れ、一部支持者を失望させる。

 

・トランプ氏は中国について誤解していたと気づく。中国人民元は1ドル=8元に下落へ。トランプ氏は貿易戦争回避のため報復関税を避け、中国とより協力的な関係を構築する。

 

・欧州にポピュリズム(大衆迎合主義)が広がり、フランスとドイツの選挙に影響へ。EUの有用性に疑念が強まり、年末までにはEU廃止や通貨EURを捨てて各国通貨に戻るためのプランが活発に議論される。

 

・日本の実質成長率は数十年ぶりに2%を超え、日本は年間の株価上昇で他の先進国をリードへ。

なぜバイロン氏のびっくり予想が注目されているのか?ですが、彼はブラックストーンという大規模なファンド運用会社の副会長だからです。ブラックストーンのファンドについては海外積立投資で投資できるファンド会社の1つです。

彼ら運用会社側の人たちの見通しは今後のマーケットを考える際に参考になるということですね。バイロン氏や各アナリストのような「予想」で共通しているのは、

・政治的なリスクの高まり
・米国株高、米ドル高
・中国経済動向の不透明感、人民元

などがトピックに上がっています。

また、追って私自身が考える「2017年びっくり予想」を追ってブログで書きますが、2017年は「16年以上に国際政治とパワーバランスの変化によってマーケットが揺れる年」になると想定しています(戦争リスクはかなり高まったると思っています)。

それでも、個人投資家は1年ごとの目先の上げ下げではなく、中長期でしっかり運用していきましょう!

2017年も役立つ情報を発信できるよう頑張ります!

 





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    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

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