海外積立で学資準備を。海外積立(元本確保型プラン)

マイナンバー制度と銀行預金情報の紐付けが成立!国民の資産把握が着々と進む?

公開日: : 最終更新日:2021/02/10 気になるホットニュース(妄想・制度・規制)

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。

今回は何度もこのブログで情報を取り上げているマイナンバー制度について。

国内マスメディアが連日TVやニュースで大きく取り上げているいるのは「東京オリンピックエンブレム問題」と「安保法案」かと思いますが、その裏でサラっと国民の目が付きにくいように「マイナンバー法」が賛成多数で成立しています。

Screen Shot 2015-09-04 at 14.53.11(出典:Google)

賛成の212名はきっと何も考えずに賛成して他人事なんだろうなぁ〜と個人的には思っていますが・・・。いつも置いてけぼりになっている国民に対してNHKが行った国民の意識調査がこちら。

Screen Shot 2015-09-04 at 14.54.26(出典:NHK)

Screen Shot 2015-09-04 at 14.54.00(出典:同上)

国民の50%以上が「知らない部類」に属しているにも関わらず、見事に推し進められているこのマイナンバー制度です。マイナンバー制度について「知らない、分からない」という人は併せてこちらをチェック↓

※続々と個人情報が紐付けされる「マイナンバー制度」のアップデート情報!(2015年5月末時点)/投資と社会事情の関係

本来は「税と社会保障の一体改革(年金情報を紐付けるはずが直近の情報流出を受けて後回しにした)」という位置づけだったにも関わらず、今回成立した改正法では「銀行預貯金口座情報」の紐付けもオーケーということを組み入れ(国民の50%以上が知らないまま)サラッと成立したということです。今後ますますなんでもかんでも情報を紐付けにする予定でしょう。

Screen Shot 2015-09-04 at 14.33.56(出典:日経新聞電子版)

要は、自分の資産情報を「国に公開」するという状況になるのですが(現状では「任意」紐付け)、さてこの法案に賛成した212名の為政者や家族親戚の方は「進んでマイナンバーと銀行預貯金を紐付けにする」のでしょうか???きっとしないでしょう。

仮に情報が漏れても(漏れる前提と覚悟しておいた方が良いと思いますが)きっと東電のようにまた過去の年金情報流出のように「想定外!」として済まされるのではないかと懸念してしまいます。タダでされ情報漏えいが相次いでいるのに「マイナンバー制度の情報だけは大丈夫!」なんてことはあり得ないでしょう。

※マイナンバー通知2ヶ月前!それでも行政管理の情報がまたダダ漏れ。「お願いだから今後マイナンバー制度で紐付け予定の資産情報(銀行口座や証券口座)や医療情報は絶対に漏れないようにして貰いたい!」と誰もが切に思うのでは?/投資と社会事情の関係

例えば今後、役所などの行政手続きや民間企業活用において(マイナンバー制度そのものをちゃんと理解していない人が)「身分証明書として、マイナンバーカードを提示してください」なんて言われたら「あ、どうぞこれです」みたいな感じで提示する可能性が高いのではないでしょうか・・・。きっと自己責任の原則なのですが、特に大切な資産情報や医療情報漏えいは絶対に防ぎたいものです。だからこそ海外銀行口座オフショア資産管理口座活用事例が増えているのですが・・・。

<マイナンバー制度 紐付け情報(予定や今後可能性大も含む)>

・戸籍、住所、氏名、年齢、顔写真、電話番号
・クレジットカード履歴や購入履歴
・給与、銀行預貯金情報+証券口座情報、家族状況、保有不動産(評価額など)
・公共料金(電気、ガス、水道)
・納税関連(各種税金)
・年金関連(年金保険料や年金額、確定拠出年金(401k)履歴、健康保険)
・疾病情報(医療機関、医療費金額、持病、メタボ情報、ワクチン、産休、身体障害者手帳交付情報、介護保険の保険料など、生活保護情報など)
・雇用保険の失業給付、労災保険の給付など
・母子手帳交付、予防接種時期や種類、児童手当給付、奨学金情報など
・資格取得情報
・旅券情報
など、続々と紐付け予定

まさに「丸裸予定!」。利便性以上に絶対に漏れたら困るという心配のほうが断然大きいと思いますが・・・特に資産関係や医療情報は。マイナンバー制度自体は良いと思いますが、日本はやり過ぎです。諸外国のマイナンバー制度はここまで多くの個人情報を紐付けしていませんからね。もう始まると決っている制度である以上、一人ひとりが国からの情報をキャッチしてちゃんと自己防衛をしていきたいものです。

(カバー写真:FNN)



オフショア資産管理口座入門書(マニュアル)を
無料進呈します

300万円以上のオフショア投資をより快適に、効率的に、身近なものにするためのツールです。

「海外口座」と「オフショア資産管理口座」の違い、メリット・デメリットについてまとめました。

関連記事

4月から国民年金保険料月額+670円(16,260円へ)と年金生活と人口動態(2060年何歳ですか?)

こんばんは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 東京や大阪でも小雨が降っ

記事を読む

【国家財政】学校では習わない個人金融資産1,845兆円と日本の財政赤字1,000兆円のカンケイ

こんにちは、眞原です。 今回は、気になるニュースと財政問題(日本円の信任)について。 先

記事を読む

【積立投資】政府にブーブー言うくらいなら、自分の年金プラスアルファの為に「積立投資」を始めよう(最も良いのは海外積立投資)!

こんにちは、眞原です。 どうやら「老後生活(の優雅な暮らし?には)2,000万円が必要」という

記事を読む

【信じるも信じないもアナタ次第】元号変遷『サヨナラ平成、コンニチワ新元号』2019〜20年は「不況」や「有事(戦争)」や「大災害」が起こる”アノマリー?”

こんにちは、眞原です。 今回は、信じるも信じないもアナタ次第シリーズ。まぁ、要は「都市伝説的

記事を読む

キター!!マイナンバー制度に証券口座も紐付け!(預金封鎖へのステップ?)

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回の内容は「マイナンバ

記事を読む

1世帯の金融資産が過去最高の1,798万円でも、16年前から続く銀行預金ゼロ金利のままでは増えるワケがない。

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回は総務省発表データか

記事を読む

12月21日から遂に”あの銘柄”が S&P500指数構成に組み入れ採用へ!〜ファンドからの買入インパクト大〜

こんにちは、真原です。 今日は記念すべき日ですね! なにせ、日本人宇宙飛行士の野口聡一さ

記事を読む

世界の富の10%はタックスヘイブン(オフショア)にあるという客観的事実

こんにちは、眞原です。 今回も気になったニュースシリーズ。 主に、資産運用をしている人、

記事を読む

米大手製薬会社Pfizerの買収の動き〜製薬業界とバイオテック業界〜

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 昨晩(5/16)に米国の

記事を読む

世界的な個の労働競争に勝てない稼げない多くの日本人

こんにちは、眞原です。 先週末に日経新聞社が掲載していた気になるニュースがあったので今回取り上

記事を読む

  • リアルタイム無料コンサルティング受付中お申込みはこちら

  • 『最新投資情報』と 『オフショア 投資情報』を具体的なファンド名を 用いて公開中。

      メールアドレスを入力後『登録』を押してください。

    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

    • k2-holdings.jpg
      k2-investment.jpg
      k2-assurance.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      goldmember_banner.jpg
      生命保険相談バナー
    • まだデータがありません。

    PAGE TOP ↑