GSビッグデータ・ストラテジー(米国小型株)Aコース(為替ヘッジあり)/Bコース(為替ヘッジなし)
公開日:
:
最終更新日:2021/02/09
日本の投資信託(ミューチャル・ファンド)やETF
国内ファンド解説
こんにちは、投資アドバイザーの眞原です。
今回は3/21-4/6まで、三菱UFJモルガン・スタンレー証券から新規募集販売されている投資信託(ミューチャル・ファンド)『GSビッグデータ・ストラテジー(米国小型株)Aコース(為替ヘッジあり)/Bコース(為替ヘッジなし) 』の情報です。
(出典:三菱UFJモルガン・スタンレー証券HP)
ここ数年の日本の国内証券会社と投資信託(ミューチャル・ファンド)が作り出している流行りは、
・AI(人工知能)運用
・ビッグデータ活用
・ロボット技術
です。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券、野村證券、大和証券、SMBC日興証券とどの証券会社でも足並みをそろえて同じような「テーマ型投資信託(ミューチャル・ファンド)」が販売され続けています。証券業界(と自社の運用会社)の営業姿勢は何も変わっていません。
これまでに各証券会社から新規募集販売されてきたAI系、ビッグデータ系の投資信託(ミューチャル・ファンド)は、約1割上昇して当面もみ合っている状況です。
ただ、今後更なる上昇というよりも解約が相次いで(証券マンによる売り推奨で、他の投資信託(ミューチャル・ファンド)や株式や外国債券への乗り換えセールス)基準価額は下落していくだろうというのが容易に想像できます。早めの利益確定、損切をする方がよいですね。
※頭と尻尾はくれてやれ(損切り、利益確定、スイッチング、リバランス) / 格言(響く言葉)
さて、今回の「GSビッグデータ・ストラテジー(米国小型株)Aコース(為替ヘッジあり)/Bコース(為替ヘッジなし)」の特徴は、
・ビッグデータ&AI(人工知能)を活用しながら米国の小型株への投資
です。
小型株を選ぶ理由としては、
・米国内需の影響をより強く受ける
です。
投資信託(ミューチャル・ファンド)に組み入れる銘柄選択に関しては、ゴールドマンサックスのMVPモデルと呼ばれる銘柄評価モデル(銘柄選択)を活用しますが、よくよく思い返せば同じようなファンドがSMBC日興証券から2017年2月に新規販売されていましたね。
※GS グローバル・ビッグデータ投資戦略 (愛称:AI ブレイン) Aコース(為替ヘッジあり)/ Bコース(為替ヘッジなし)/SMBC日興証券
<MVPモデル運用>
(出典:同上)
運用の仕組み(MVPモデル運用)は同じで、組み入れている銘柄が今回の三菱UFJモルガン・スタンレーのファンドでは「米国小型株」、SMBC日興証券のファンドでは「先進国株」という違いだけです。
※参考までに先月からSMBC日興証券から販売されている↓のパフォーマンス
GSグローバル・ビッグデータ投資戦略 愛称:AI ブレイン Bコース(為替ヘッジなし)
【基準価額】9,951円(03/30)
【純資産総額】約1,587億円
GSグローバル・ビッグデータ投資戦略 愛称:AI ブレイン Aコース(為替ヘッジあり)
【基準価額】10,051円(03/30)
【純資産総額】約349億円
さて、今回の三菱UFJモルガン・スタンレーのファンドの投資先ファンドの運用成果がこちら(ファンド・オブ・ファンズ形式での運用)
<米ドル建てGoldman Sachs US Small Cap CORE® Equity Portfolio(青色)とRussell 2000 index, Net TR in USD(オレンジ)>
(出典:同上)
オリジナルのFactsheet(運用報告書)の詳細数値がこちら(2015年12月以降の数値)↓
<Goldman Sachs US Small Cap CORE® Equity Portfolio>
(出典:Factsheet)
この投資信託(ミューチャル・ファンド)がファンド・オブ・ファンズで投資するオリジナルファンドは、直近では参考指標よりもリターンが劣っていますね。
いつも私のブログで記載していますが、わざわざ新規設定時に投資する必要はなく「本当に良いファンドであれば、ずっと上昇していくので運用開始後数年間の調子を見てから判断するのが良い」でしょう。
またもし「どうしてもAI(人工知能)で運用しているファンドを資産に組み入れたい!」という個人投資家は、このような新規設定の投資信託(ミューチャル・ファンド)ではなく、歴史があるヘッジファンド(オフショアファンド)を選択する方が合理的です↓
※ヘッジファンドManやWintonがディープラーニングのAI(人工知能)のトレーディングを開始か? / ヘッジファンド(オフショアファンド)情報
オフショア投資入門書(マニュアル)を
無料進呈します
オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
関連記事
-
モーニングスター ファンド・オブ・ザ・イヤー2014(国内REIT型・国際REIT型部門)
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 投資信託(ファンド)で資
-
投資信託(ファンド)の資産残高上位がETFに!日経225連動型上場投資信託の純資産総額が最も大きい
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回はこのブログでは「初
-
ダイワ・ニッポン応援ファンドVol.5-ライジング・ジャパン-
あなたの資産運用を無料診断(所要3分) ↓↓↓ こんにちは、K2 Investmen
-
明治安田・北米エネルギーファンド(繰越償還条項付)Aコース:為替ヘッジあり・Bコース:為替ヘッジなし
最新個別ファンド情報有料メルマガ(525円/月)はこちらから ↓↓↓ こんにちは、K2 I
-
JPMアジア・オセアニア高配当株式ファンド(愛称:アジアの風)
最新個別ファンド情報有料メルマガ(525円/月)はこちらから ↓↓↓ こんにちは、K2 I
-
iシェアーズ MSCI 韓国キャップトETF(朝鮮有事懸念が高まる中、韓国株式&企業への投資は?)
こんばんは、投資アドバイザーの眞原です。 今回は、EFTの1つ「iシェアーズ MSCI 韓国キ
-
米ドル建(米ドルヘッジ)・豪ドル建(豪ドルヘッジ)国際・キャピタル 日本株式オープン(愛称:KCジャパン)
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。 投資信託(ファンド)で資産運
-
LM・オーストラリア高配当株ファンド(毎月分配型)
こんにちは、投資アドバイザーの眞原です。 今回は、11月末時点で資金流入が急増している投資信託
-
明治安田米国リート・インカム・プレミアム・ファンド(毎月決算型)(愛称:スリーピース)
あなたの資産運用を無料診断(所要3分) ↓↓↓ こんにちは、K2 Investme