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GS グローバル・ビッグデータ投資戦略 (愛称:AI ブレイン) Aコース(為替ヘッジあり)/ Bコース(為替ヘッジなし) 

こんにちは、投資アドバイザーの真原です。

今回は、SMBC日興証券から2/20-23に新規募集販売される『GS グローバル・ビッグデータ投資戦略 (愛称:AI ブレイン) Aコース(為替ヘッジあり)/ Bコース(為替ヘッジなし)』の情報です。


(出典:SMBC日興証券 HP(以下同様))

この投資信託(ミューチャル・ファンド)の名前だけを見聞きすると「ビッグデータ銘柄やAI関連投資信託(ミューチャル・ファンド)か?」と勘違いしますが、違います。

非常に紛らわしいですが、このファンドの特徴としては単に、

・ビッグデータとAIを用いた分析による先進国株式への投資

です。

直近でも野村證券からAI関連の投資信託(ミューチャル・ファンド)『野村グローバルAI関連株式ファンド(Aコース為替ヘッジあり/Bコース為替ヘッジなし)』が新規募集販売されていますが、過去数年は各証券会社がここぞとばかりに「AI」や「ロボット」に関連した投資信託(ミューチャル・ファンド)を新規組成販売しています。

そして、今回のSMBC日興証券が新規販売するこの投資信託(ミューチャル・ファンド)では、

「ビッグデータやAIを用いて銘柄選定している投資信託(ミューチャル・ファンド)」

という謳い文句です。

簡単に言えば、「ファンドの投資戦略でビッグデータとAI活用していますよ」ということでけです。

さらに言えば、SMBC日興証券マンが販売マーケティングしやすいように、今流行りのキャッチーなテーマである「AI」や「ビッグデータ」という表現を使っているだけにすぎません。

この投資信託(ミューチャル・ファンド)自体ファンド・オブ・ファンズ形式で運用され、投資先ファンド(ゴールドマン・サックス・ファンズ S.I.C.A.V. -ゴールドマン・サックス・グローバルCORE エクイティ・ポートフォリオ)参考指標(MSCIワールド・インデックス)との比較がこちら。

<両指標の比較がこちら>

各機関での騰落率がこちら

具体的な銘柄と投資セクターやエリアなどがこちら

ポートフォリオに組入ている銘柄の時価総額としては大型銘柄が約75%中小型銘柄が21%程度通貨構成は米ドルが約66%ユーロが約16%、次いで日本円約7%という上位順です。

これ以上これと言って特筆すべき特徴が乏しい投資信託(ミューチャル・ファンド)です。

銘柄選定方法はファンド側の戦略上の話なので、AIであろうが優秀なファンドマネージャーが運用していようが、要は参考指標(インデックス)を上回って運用できていれば良いファンドなのです。

そう言った意味では投資先インデックスは参考指標を上回って推移しているのので、投資先ファンドは良いファンドだと言えます。

 

ただ、今回わざわざ投資信託(ミューチャル・ファンド)でファンド・オブ・ファンズにしてSMB日興証券が販売するので、結局コストがコストが上乗せになるのでSMBC日興証券から投資する個人投資家のパフォーマンスは押し下げ要因にはなるでしょう。

わざわざ、投資信託(ミューチャル・ファンド)に投資せずとも、そのまま投資先インデックスに直接投資すれば良いのじゃないの?と思う訳ですが・・・。

もし私がどうしてもゴールドマン・サックス・ファンズ S.I.C.A.V. -ゴールドマン・サックス・グローバルCORE エクイティ・ポートフォリオに投資したいのであれば直接投資します。

そのゴールドマン・サックス・ファンズ S.I.C.A.V. -ゴールドマン・サックス・グローバルCORE エクイティ・ポートフォリオの状況がこちら。

<オレンジ:Goldman Sachs Global CORE Equity Portfolio Base Shares(Snap))>
(出典:同ファンドFactsheet)

シェアクラスはいくつかあるので、必ずしもこのSMBC日興証券が販売している投資信託(ミューチャル・ファンド)の投資先ファンドと完全一致している訳ではないですが、ほぼこのインデックスと同じだと思います。

ポートフォリオの投資エリアや銘柄がこちら

もともと「直接金融/投資(ファイナンス)」は、オフショアから来ているのです。

なので、個人投資家はわざわざ自らの投資先の選択肢を国内に絞る必要は全くなくて、まして国内でコストをかけアレンジされたものではなくとも、自由に合法的にオフショア(海外)への投資はできるのです。

その方法や違いを知っているか知らないか、単にその違いですが、その違いの塵も積もれば、個人投資家にとって数年後には大きなパフォーマンスの違いとなってきます。



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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。

過去10年間に渡り年間平均10%以上のリターンをあげている海外の投資情報を、実名を用いて載せています(日本には存在しないファンドです)

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    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

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